「二人の女性に共感そして憧れる」危険なプロット ふじむさんの映画レビュー(感想・評価)
二人の女性に共感そして憧れる
クリックして本文を読む
スキマ時間にふらっと立ち寄った。
少年の視点で綴る「普通」の家庭の出来事について、気づけば少年の視点なのか、それを読む夫婦の視点なのか、我々観客が期待する視点なのか…といったことを考えながら観ていた。
いかにも理想的な夫と息子に恵まれ、息子の友達からも性の対象にされるエステルは間違いなく幸せな女性像のひとつだろう。一方で、家庭以外にも居場所があり、自分の服は自分の金で買います(多分)、そんなジャンヌにも憧れる。
この映画のひとつの見方として、インテリアや食べているもの、洋服やアクセサリーなどに注目して参考にしてみるのもまた一興かと思う。
コメントする