「laurence, anyways.」わたしはロランス Sai.さんの映画レビュー(感想・評価)
laurence, anyways.
邦題よりも、原題のほうが遥かにしっくりきます。(それはもちろんそうなるものなのですが)
わたしはロランス、というと、自分がロランスという人間であることを納得し主張するような、わたしはロランスなんだ、というようなニュアンスが出るけれど、それはちょっと違うと思います。
どうやっても、あれやこれやと努力をしても、結局は《ロランス》でしか存在し得ないってことだと思うんです。男か女かではもう存在に決着がつかないんだと思います。anyways、に映画中の出来事が全て詰められていて、これ以外のタイトルは無理だろうなと感じます。
タイトルにここまで納得した映画を久しぶりに見ました。
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