劇場公開日 2013年9月7日

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わたしはロランスのレビュー・感想・評価

全48件中、1~20件目を表示

4.5ロランスとフレッド‼️

2024年8月21日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

楽しい

幸せ

グザヴィエ・ドラン監督がLGBTを題材に描いた秀作‼️モントリオールを舞台に、女性になりたい教師のロランスと、恋人フレッドの10年にわたる愛憎を描いてます‼️ドラン監督の才気があふれていて2時間40分がアッという間ですね‼️特筆すべきはその色彩感覚‼️女性の格好をして化粧するロランスがフツーに見れる‼️これはもうドラン監督のセンスの良さで、ロランス役のメルビル・プポーがホントに美しく見える‼️これはスゴいことです‼️そしてロランスとフレッドの頭上にたくさんのカラフルな衣服が舞うシーンは、この作品を象徴する名場面‼️ドラマとしては、息子を愛するが故に、カミングアウト後のロランスに複雑な感情を抱く母との親子愛も印象的なのですが、やはり一番はロランスとフレッドの関係‼️一度はロランスと別れ、別の男性と結婚したフレッド。しかしロランスのことが忘れられず、恋人から親友へと人間関係を昇華させるフレッド役のスザンヌ・クレマンが素晴らしいですね‼️特にカフェの女主人と口論するシーンは拍手喝采‼️

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活動写真愛好家

5.0境界線を越えた愛! いつまでも恋する気持ちが描かれた作品

2023年9月24日
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鑑賞方法:VOD

芸術性、ファッション性、そして
人間性が溢れるストーリーでした。

国語教師だったロランスが
体は男、心は女性、性同一性障害の自分に
目覚める!

恋人のフレッドは女装したロランスを
批難することなく、ウィッグをロランスに
プレゼントしたシーン、心の美しさが
表現されていました。

女装したロランスを見る周囲の好奇の視線!
無神経な発言に怒りを爆発させるフレッド!

自分が傷付いても、愛する男性を護りたい気持ちが感じられました。

艶やかな夜のパーティー。
天井に見えるシャンデリア。
色とりどりに変化する女性のファッションや
髪型、お化粧、色彩が鮮やかな映像を

見ることができました。

正直に生きることで失うものもある。

フレッドがロランスに書いた「手紙」
綴られた文章にすべての愛が詰まっていまし
た。

真っ白な雪景色。
ピンク色のレンガ。

廻り道をしたけれど、忘れられない人がいた
ことをイメージしたストーリーでした。

追記、監督がグザビエ・ドランと言う
子役をしていた若い男性だったこと
後に知りました。
LGBT以外のストーリーを観たいと言う
期待を込めて評価を高くしました。
フレッド役をした
スザンヌ・クレマンも感情が入り込む
素晴らしい演技でした。

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美紅

4.5観たかった度◎鑑賞後の満足度◎ 予想していたような単なるトランスジェンダーの話ではなく”愛“と“普通とは”と“境界”を問うもっと深い物語。24歳にしてこんな映画を撮れるとはやはり早熟の鬼才だろう。

2023年9月22日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

①メルビル・プポー好演。最初は男前で始まり途中メイクが段々濃くなってくる当たりは正直ややキモい。だが最後はとても美しくなる。(元が良いからでしょうけど。) 声を変に高温でおネエ言葉にしていないのも宜しい。仕草も過剰なおネエ臭さがなく自然に女性な感じ。やはり向こうの役者さんは達者だなぁ、と思う。

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もーさん

3.0後味いいが長い

2023年6月13日
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鑑賞方法:VOD
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こまめぞう

4.5向き合う

2023年4月30日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

幸せ

今は無きアップリンク渋谷で、本作の予告を観た。グザヴィエのカメラに一目惚れをして、公開スタート後終映が終電ギリギリの回に飛び込んだ。色彩感覚と音楽、美的センスが、ここ最近の監督ではずば抜けていたし、LGBTQが題材だったから、好きになるしかなかった。

機関銃の様なうるさい会話が続いても何故か嫌じゃない。それは、真剣に生きていると感じられたから。ロランス、そしてフレッドは、自分に向き合って相手に向き合って充実した時間を過ごせたんだからそれで充分だと思う。人生それで充分なんだ。自分に向き合うことが出来ない人も少なくない中、自分と向き合っただけ、上出来だと思う。私ももっと真剣に生きたい。

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ミカ

5.0ロランスへ

2022年11月13日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

初めてあなたと話したのは10年前の秋のこと。
名前を聞いたとき、ん?と思った。
だってロランスは女性の名前だから。
いろいろあったけど、あなたを愛したことをけっして後悔しない。
ただ、手術を受けたあなたと久しぶりに顔をあわせるのは、やっぱり少しきつかった。
でも、詩集を出し小説も書いたあなたをこれからも応援していきたい。
次の作品も待っています。

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マリエル

4.5人生の重さ

2020年9月6日
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鑑賞方法:映画館

時間の重さ、変化すること、しないこと、
でも変わらないものはない。

リアルとそうでないものが、わずかな隙間でくっついているような映画だった。

感情を感じること、人の感情を感じることは少し疲れる。

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Momoko

3.5ロランスの魅力

2020年7月26日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

映像と音楽と衣装と配役が、やっぱり良い!
視覚から入ってくるから、いつも、すごく印象に残る。

しかし、ロランスは、もう少し周りの人の状況も考えてみては?と思う部分ありありだったな。
フレッドは、悲しいかな自由奔放を我慢する大人になってしまったけれども、
愛したロレンスのことは、放っておけない情も多分に残っている。
ロレンスは、子どもではないけど、大人でもないよ。
結構、自分中心。
でも、そこが、ものすごく魅力なんだけどね。

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hkr21

3.0クイアーな男性の独り立ち

2020年7月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会、VOD

「男が好きなんじゃない。性別を間違って生まれただけ。」
 心は女性。他の女性のように装いたい。そして女性と一緒にいたい。
 従来の性別役割に当てはまらないクイアーな主人公が心の望むままに生きていくことの困難。周囲の愛する人達の心も苦しみに巻き込んでしまう辛さ。ドラン監督の生まれ年1989年から10年のスパンで描く、主人公と最愛の女性の愛の葛藤の軌跡。
 この映画をドラン監督は2012年に23才で制作。自分の人生を予想しているような、クイーンのフレディ・マーキュリーを思わせるような。更にもっと大変だったかもしれない自分より先の世代を慰めているような。そんなストーリーだった。
 映像は現代絵画のような芸術性だけれど、2時間以上というのは長く感じた。

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SpicaM

4.0雪、水、服、枯葉

2020年5月27日
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鑑賞方法:VOD

良いねーさすがだわー
ちゃんと神経に刺さる
ビリビリドキドキヒリヒリさせる
驚かせてくれる
グザヴィエ・ドランしか描けない
愛の心情、怒りの心情、悲しみの心情

言葉では言い表せない感情って
自分にもある…
まして他人の心情は理解できないことの方が多いでしょ?
なぜ惹かれるのかも…

視覚からの刺激が心臓にきて
ハーーッとなる…

長いかも?と途中で思ったけど
二人の時間経過が自然な流れだったから必然

雪、水、服、枯葉が大量に降るとハーーッとなる笑

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mamagamasako

5.0長いようで短い恋の物語

2020年3月15日
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しげ

3.0重くて 煩くて 長い。のに?だから?だとしても。

2020年2月27日
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asica

4.088点

2019年6月14日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

幸せ

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コウセイ

4.5Xavier Dolan

2019年3月20日
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鑑賞方法:DVD/BD

笑える

興奮

知的

天才が若かりし22歳で見せた衝撃的芸術作品。
何度も思うが、この監督天才すぎる。少なくとも私にとっては超ど真ん中ストライクの映画を作ってくれるナンバーワンの監督だ。この作品でも見せてくれた現実と非現実のギャップに圧倒される映画体験が美しすぎる。

ドラン作品で一番私が好きなところは、非現実もしくは超現実の描き方。この作品にもわかりやすいところで何度か、細かいところでは数え切れないほど、非現実・超現実を表現している部分があります。スローモーションを使った、ショットなどは印象に残りやすいところだと思います。これは映画全体に渡って描かれるのではなく、8割が現実的で人間味あふれる会話などのシーン占められる、間々でアクセントとして入ってきます。それによって、現実と非現実のコントラスト、ギャップが生まれます。これはかなりリスキーなことで、視聴者が混乱したり、テーマやキャラクターを見失ってしまう危険性が十分あります。そこでドランの技量が明らかになるのです。その現実と非現実のギャップの架け橋となるように、テーマを下敷きにしています。この映画のテーマは明らかにLGBTQの多様性。そのまっすぐな確固たるテーマがあり、そのマイノリティーとしての特徴、魅力を増幅させるように、そのギャップを使います。トランスジェンダーの主人公が社会からの目や愛する人との生活などで葛藤するのがストーリーの中心なのですが、その葛藤の最中で現実から逃げ出したいという瞬間や周りの目など気にせず、自分の世界、自分たちの世界を楽しんでいる時など、我々が現実世界でも非現実を感じる瞬間とリンクさせて描いてるからこそ、リスクを回避し、最大限にギャップを使えています。さらにその超現実的世界を彩る、プロダクションデザインや撮影、さらには現実から超現実へと飛躍させるキッカケとなる台詞が周りを堅め、キャラクターを後押しする。コンポジションは彼のブランド化となっているのだが、リスクを犯したブランク部分の使い方がすごすぎる。キャラクターの感情を暗示するかのようなエスタブリッシングショット。さらには俳優としても一流の才能を持っているからこそのディレクティングと編集。どの部分を取っても一流すぎて息が出る。

圧倒的な演技を100%、もしくは120%でスクリーンに映す才能がさらに彼の才能。今作では会話シーンで、カメラをパンしワンショットでその会話を撮影する手法を取っているのだが、そのショットが生きてくるのは、撮影と監督と俳優がビジョンを共有できているからこそ。たぶん映画撮影の中で一番難しいのは、お互いが想像している映像を共有できるのかということ。さらには、それぞれプロが作りたいものという、映画の芯の部分が共有されている。それがドランの1番の才能、魅力。だから最高の間が表現でき、それがリズムとなり、キャラクターとなり、映画となる。

彼の映画を観ているときは、全てを受けいれられる。これは、フィルターが少しかかっているかもしれないが、それもこれまでの彼の作品を観て作り上げられたフィルターなのだから、全く問題はない。むしろ、一つの映画ではなく、彼の映画人生を通して、映画でメッセージを伝えてくれるという半端じゃない能力で向かってくる。本当に本当に次の作品が楽しみ。また、この当時のドランが帰ってくる。

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vary1484

1.5厚顔

2019年2月5日
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過度に粘り気の強い画面もあったが、全体的な装飾は力強い。
だが、物語としての纏まりが予定調和の域を出ず、創造性に欠けており、痴話喧嘩に辟易とさせられる場面が多い。
それはプラスでは無いというだけで、マイナスにはならないが、スペシャルを目指すならば越えなければならない。

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たろっぺ

4.5“心に従う”は簡単なことなのか

2019年1月5日
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世界で一番愛しているのはお互いでも一緒には居られない。どんなに望んでも全ては手に入らない、息子より愛してる、欲しいのは男、再開後の島での喧嘩は2人の思い全部だったのかなと。どちらかが耐えるのも違うと思うし。
ロランスが女になる前、恋人同士の2人はいつも大騒ぎでとにかく楽しそう。それだけに、急に思えたロランスの宣言からのフレッドの様子に胸が痛かった。突然嫌いになったりできない、どうしたらよいのか分からないし、何とかやってみても辛いしで。ロランスとしてはもう嘘をつくのは耐えられない!って思いだったようだが…
フレッドの感情爆発パーティーシーンとカフェでの別れ話、引越し先の隣の少年とロランスのやり取りがお気に入りのシーン。
色と音楽のセンスがすごく好き。
少し長いと感じたが、2人の変化や特にロランスの覚悟みたいなものをじっくり観せてもらった。
カメオ出演のドランはかっこよかった。
フレッドがMommyの友人役の女優さんだとしばらく気付かなかった、全然違う!

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まり☁︎

5.0カメラもすごい

2018年12月12日
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鑑賞方法:DVD/BD

どう撮りたいのか-
ドランは撮影班に伝える言葉を持っていることに感嘆する。

色彩と陰影の芸術性は目を見張るばかりだが、出演者の表情に迫り過ぎて肌の荒れやホウレイセン、眉間の深いシワに充血する目尻。

まだまだあるぞ、
瀕死のキューティクルや化粧の乗りの悪さも通して役者の心中までえぐってその人の生身を写しとる手腕。

うーん。なかなかだ。
"きれいごと"の映画ではないってこと。
だけどこれじゃあオファーを断る役者も、少なからずいるだろう(笑)

クルーも演者も全て年上ってさ、どんだけ~!

ドラン。
センセーショナル。
彼こそ《革命》と言ってよいのかもしれん。

久々に
《金を出して手元に置きたいDVDのリスト》に、僕は記入する。

で、昨夜観たけど、まだ膝がガクガクしてます。

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追記:
ラスト近く、降りしきるみぞれの中に飛び出していく母と子の姿・・・

ロランスと対峙する母親が、やっぱ「たかが世界の終わり」や「マミー」同様 物語の頂点に存在しているねー。
①母が主役です。断言。
⇒若いドラン自身に今まさに起こっている母離れ・子離れ、そして新たな母親との邂逅がここにも反映されているのだろう。

②そしてカフェであの怒号かましてくれた親友フレッド、いい味出してるし・・・

③となると、??
主役であるはずのロランスが三人の中では一番影が薄くなるという不思議。長男の甚六。

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きりん

3.0おもしろいし感動したが切ない・・・

2018年1月9日
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悲しい

知的

幸せ

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元カレ嫌い

4.0ドランは天才か……!

2017年8月2日
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JYARI

4.0ソウルメイト

Yさん
2017年7月17日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

なんて言葉は陳腐に聞こえる二人の話。
単なるおしゃれ映画じゃないおしゃれ映画が好きな人はきっとお好きな映画。

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Y