「超面白かった」エンド・オブ・ホワイトハウス 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
超面白かった
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表現が非常に容赦なくて面白かった。敵を露骨に北朝鮮テロリストに設定してエンターテイメントのアクション映画にしているところも非常に腹が据わっていてよかった。テロリストたちが徹底的に訓練されていて、かつ高い意識で行動している感じが素晴らしかった。彼らに対して一人で挑む主人公もとてもかっこよかった。ホワイトハウスがめちゃくちゃに蹂躙されるところは悪い意味で面白かった。
国務長官のおばさんがリンチされてもコードを死守しようとしていたところはとても気高くかっこよかった。外に連れ出される時、下着姿になってしまうところも真に迫っている名演技だった。
ただ、突入が一回だけだったのは不自然な気がする。一回失敗しても、すごい武器は破壊したのでもう一回やればいいのにと思った。あの威張ってた軍の指揮官みたいな人はとてもバカでみっともなくてよかった。
臨時政府みたいな人らが各国に連絡する中、日本が入っていなくて寂しかった。やはりきちんとした軍がないと国際的に相手にされないんだなと思った。
『ダイ・ハード』くらい興奮したのに、あまり評判になっていないのがもったいない。映画館で見なかったら後悔するところだった!
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