「アクション映画としては楽しめますが、粗を探してはいけません。」エンド・オブ・ホワイトハウス よしさんの映画レビュー(感想・評価)
アクション映画としては楽しめますが、粗を探してはいけません。
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ホワイトハウスに乱入した北朝鮮テロ組織に、元シークレットサービスが単独で戦いを挑む物語。
2013年はホワイトハウス受難の年ですね。2度もテロ組織に狙われ、2度とも陥落してしまっています(苦笑)
ホワイトハウスダウンと同年の公開って、これって偶然なんでしょうか?
さて、ホワイトハウスダウンと比較して、本作は派手さと緊迫感で優れている印象です。
ヘリでの空中戦の迫力、人質を絡めた緊迫感。特に、前半の攻防でシークレットサービスが頑張ってくれたことに好感です。大人数での銃撃戦の迫力も勿論ですが、シークレットサービスが抵抗出来ずにホワイトハウスが乗っ取られる展開には、無理があり過ぎて興ざめしてしまいます。
ただ、映画としてはホワイトハウスダウンの方が上に感じます。一言で言えば、派手にしようとし過ぎて、無理な設定を作り過ぎた印象です。
例えば、アメリカと韓国の両方にテロ組織が忍び込み、しかも同じ場所にいる設定。
例えば、大統領が避難したバンカーに、他国首脳が招き入れられていたり、他の首脳も全員同じ場所に避難する設定。
例えば、ケルベロスコードのような危険なコードの存在。
例えば、前述で「好感」と書きましたが、シークレットサービスと銃撃戦を繰り広げたテロ組織が、たった40名というのにも驚き。
あと、派手さとは関係ありませんが、他国首脳を平気で殺す展開には興ざめでした。
マイナス面を並べ立てましたが、アクションを楽しむ映画としてはとても評価が高く楽しめるのも事実で、私的評価は高めとなりました。
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