「今回のゴジラは可愛い」GODZILLA ゴジラ 作品に向き合うゆき平さんの映画レビュー(感想・評価)
今回のゴジラは可愛い
不満はあるが、リメイク『ロボコップ』よりはマシな作品。
とりあえずゴジラが帰ってきたことには、素直に「おめでとう」と言いたい。
前作のハリウッドリメイクは嫌いじゃないけど“ゴジラ”ではなかった。
今回のゴジラは、日本のとイグアナゴジラをほんのちょっと混ぜた感じ。
混ぜると可愛いくなるという謎の現象が起きているというのは、ある意味、奇跡か(笑)
さて、内容に触れるが、1時間くらい引っ張った演出はゴジラの初登場にテンションを上げてくれたので個人的には良かったと思います。
ですが、問題はこの後。
人間ドラマ自体はあって良いとは思うが、今回はとにかく薄っぺらい。
しかも、この後の展開に特に関わらないのでだんだん邪魔になってくる。
さらに、戦いのシーンまで焦らされるのは、1度ならまだいいが、3回もやられたので自分はイラッとした。
さらに、今作は無理やり大作感も出しているため、ちょっとややこしく後半は飽きました。
まあ、さすがに終盤はゴジラらしさがあって盛り上がるので結果オーライ。
でも、初登場シーンのテンションのまま見たかったのは本音で絶対に興奮したことを考えるとやはり残念。
まあリブート1作目なのでこんなもんかな。
ゴジラもやっと応援できる姿になってたのは良かったし、キングギドラなどが出てくる続編に期待。
とりあえずゴジラの巨大感、咆哮は劇場での価値はあるので評価に惑わされず劇場で見てみてください。
ちなみに情報はこのサイトでも気を使ってるのか劇場でゴジラの姿を完全に映してる予告編を出していないので評論も読まず、このサイトの5月22日に出た予告編までにした方がいいと思います。
今回の萌えポイント
エリザベスオルセンがいるが、今回はゴジラ(笑)
とにかくこのゴジラがなんとも可愛い(笑)
カメラ目線でドヤ顔してるし、最後の疲れた姿に愛くるしさがあった(笑)
とりあえず自分は結構好きになれそうなゴジラです。