劇場公開日 2013年7月20日

風立ちぬのレビュー・感想・評価

全392件中、361~380件目を表示

5.0あなたには今、風が吹いていますか?

2013年7月21日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

人にはそれぞれ、風が吹いている。
そして、その風が止んだ時
その人のいきいきとした人生の息吹は静かに引いていくのであろう。

その風が吹いている間、人はまたつらくとも前に進んでいかなければならない。
その結果、自分の意図するものとは違った予期せぬ事象を生み出したとしても.....
それが、生きると言うことなんじゃあないか。

この物語は、真に才能を持って生まれ、周りの理解者に恵まれ、小さい頃からの夢を大切に育て上げた世界屈指の技術者たる天才堀越二郎、その主人公の生き様を主題とした、透明感溢れる精緻な協奏曲だ。

緩やかな時間表現の場面でもその豊かな芸術性はいささかも失われずに、凛とした高貴さと共に胸の奥にしみこんでくる。
動きのある場面はジブリの表現力面目躍如たるところ。

細かい場面解説、解読、説明は他の方に譲る。

鹿野氏の主人公の声について様々な議論を呼んでいるようだが、私は見事と賛辞を送りたい。
他の方々(声優、俳優の方々)とまったく異質な存在感を持たせたことにより、この作品が単なる娯楽映画ではなく芸術にまでに昇華した。
誤解を恐れずに敢えて言えば、私に東京物語の笠智衆の口下手なまっすぐさを備えた存在感溢れる声を想起させた。

あと、子供向きではないというご意見もあるが、子供に理解できるものだけを与える教育もあるかもしれない。
しかし、時にはとても理解しきれないものを与えてみるのもよいのではないかと思う。子供は意外とそれなりに理解しようとするのではないだろうか。

藤原正彦氏は、その著書”国家の品格”の中で、天才は美しいものに囲まれて育つと言うような意味のことをおっしゃられていたと記憶する。

私はこれほど美しい精緻なアニメを見たことがない。
それだけでも、子供に見せる価値はある。
自分の理解できそうも無いものをはじめから拒絶するような未来の無い子供には親としてなって欲しくは無いだろう。

そして、一場面でもその子供の記憶に残れば、人生の大切な基礎の一部になるやもしれん。

蛇足ながら、私が幼い頃に連れて行かれて、背景も内容も解からずに見た”アンネの日記”。
いまだに、あの少女の目が記憶の片隅に残っている。

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鷹

3.0主人公が喋るたび脱力

2013年7月21日
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鑑賞方法:映画館

知的

映像はジブリの真骨頂とでもいうのでしょうか、とても美しかったです。
飛行機、草原、地震、戦争、人々。
鮮やかな画でした。
ストーリー自体は淡々と堀越氏の半生を追っている感じなのですが、映像が(夢の描写など)ドラマティックさも与えていると思います。

ただ、主人公が喋るたびに脱力してしまうのです。
それはもう最初から最後まで。
画やお話に心を奪われかけた時に主人公の声を聴いて白けた気持ちに戻される。
物凄くイライラしました。

元々声優に関しては色々と言われていましたが、実際観るまでは何も言うまいと思っていました。
そして、観て、思いました。
最悪だ、と。
プロの声優の大袈裟な演技が嫌だと監督は言っていたようですが、「大袈裟な演技」の反対があんな「棒読み」だとは思いませんでした。
あれを良しとした監督と、監督を止められなかった周りにがっかりしました。
一体主人公は何歳なのでしょうか。
庵野さんは50歳をこえています。
演技は素人な上50歳の声しか出せません。
それはもう初め(少年時代はのぞく)から、50歳の主人公の半生を追っていくのです。
50歳の学生、50歳の新入社員、50歳の恋愛。そこに感情はあるのかという棒読み。
画はあんなに若く瑞々しいのに。

声、音はアニメにおいても重要な位置づけにあるべきものだと思っています。
無声ものならいざしらず、そこに音がある以上声優に関してもちゃんと考えてほしかったです。
楽屋で受けてりゃいいのかい。
全く残念です。

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しま

5.0自立の時

2013年7月21日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

難しい

多分高校生の自分が見ていたら、不満タラタラでした。
風の谷のナウシカを小学生の時に見て、内容の半分も理解してないのに面白かったと思わせてくれた優しい宮崎監督作品ではないです。
あれから20年以上経過して、細かい映像による心理描写を読み取る力が、言葉の細かいやり取りから感じ取る力がついた今だから、これは過去最高傑作と言えるのだと思います。

単純だけど、いままでと変わらないメッセージを、監督が咀嚼して私たちに与えてくれるのではなく、私たちが自分で噛み砕きすり潰して体に入れる。面倒くさいけど、だからこそ本当の美味しさを感じることが出来たのだろうと思います。

是非子供たちに見てもらい、今の自分たちの感じたこと、10年あとに感じること、20年、、という長いスパンで見るに耐える作品でした。

※平成狸合戦は内容は良いが子供に分かりやすくしようとしている、迎合というか、甘やかしが苦手で、また見たいとは思えない、深くて浅い作品だと思っています。それとは圧倒的に差がある深みのある作品でした。

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ともた

4.5受け手の「人生経験」を問われそう……

2013年7月21日
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鑑賞方法:映画館

知的

私の場合、普段から映画選びがかなり偏っています。
基本、好きな俳優さんが出演されているものを観ています。
……なので、この作品もその方の声を聴きに行ったようなもので、ジブリアニメだからだとか、宮崎監督の作品だからという概念はありません。もちろん、主人公のモデルとなった方への前知識もありません。宣伝番組も全く観ずに行きました。

その上で、映画館に足を運び、観て好かったと思う作品でした。
賛否両論あるでしょうし、確かに「すべての」子供にとって面白いかどうかは別。理解出来ない人も多いでしょう。大人だって、理解出来ない人もいる。
ですが、むしろ、そうあるべき作品だと思いました。
恐らく、時代背景だけで、拒否反応を示す人もいるでしょう。でも、そういう「形骸」から解き放たれて、真直ぐに登場人物を見つめることが出来れば、奥底に走る、凛としたものが感じられるのでは……と思います。(それでもなお、一部の方だけでしょうが)

結句、己の想像力と人生経験の豊かさに左右される作品だと思います。
子供だとか大人だとか、男女の違いは関係無い。
子供でも「何か」を感じるコもいれば、ご年配の方でも何も感じない人もいるでしょう。これだけメッセージ性の強い作品なら、特に。解からない人には、何をどう説明しても無駄。感性の器の大きさは人それぞれ。

素直に、楽しめて、考えられて、好かったです。
明日の午後、また観に行きます。

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Yuko Kato

3.0風立ちぬ

2013年7月21日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

公開日に観に行きました。
零戦の設計者と文学者を元にしたフィクションとノンフィクションが混ざったお話ですが、はっきり言って子供向きではないです。
なので、子供連れで鑑賞に来ていた人達はガッカリしたのではないでしょうか。
内容も予備知識がないと少々難しい気がします。

でも、やはり映像は美しいですね。荒井由美の『ひこうき雲』も良かったです。
庵野監督の台詞は棒読みでいただけませんが。

全体を通して…面白くないと言ってしまえばそれまでで、ユーザーレビューに左右されず一度観に行って自分の評価をつけてみてはいかがでしょうか?

自分は前もって予備知識を入れて観に行けば、もう少し楽しめたのかなぁと思いました。

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クロネコ

1.0爺の戯言

2013年7月21日
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鑑賞方法:映画館

寝られる

監督のマスタベーションを

金を払って

半永久的にみせられた

でその利用道具は通販で売っている○○ではなく
カップラーメンのふやけたやつが「いいん」だと・・・(声優の事だよ)

・・・・・・苦痛以外のなにものでもない…

なかには「秀作」とまで豪語する人までいる
映画の良さもわからん、現代人には呆れるね。

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kinosid

5.0ジブリで久々のヒット作だと思います

2013年7月21日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

賛否両論があるけど、個人的にはジブリで久々のヒット作でした。

物語自体はすごくベタかもしれない。ジブリっぽくないといえばない。

けど、素朴で、純粋で、一生懸命で、真っ直ぐな主人公2人の生き様に心打たれた。

複雑な現代社会に生きる我々にとって、シンプルになにかを追いかける事の潔さとか美しさが、心に響く映画だった。色々考えさせられる映画だった。

恋愛映画としてもベタだけど面白い。ベタだから展開はある程度分かってしまう。けど、やっぱりウルッとくる。女性は泣いてる人多かったよ。

すっごく面白かった。

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臥龍

1.0暗喩部分を自らが汲み取らないと真価を見出だせないアニメ

2013年7月21日
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鑑賞方法:映画館

単純

寝られる

ジブリは、子どもが見ても楽しめ、かといって大人向けではないというわけではない。
その絶妙なバランスがジブリの魅力であると思います。

ただ、すべての作品がそうとは限りません。
もののけ姫や、火垂の墓など、
テーマそのものが重い内容のものもあります。

今回の風立ちぬは、まさにこれらと同じような部類になるでしょう。

まず、この作品を評価するにあたり、
・宮崎氏の作品だから
・ジブリだから

という先入観は捨てるべきと思います。

他のレビューで5点満点をつけられている方々がいます。
それらの方に問いたいです。
これが、宮崎氏ではなく、別の無名の集団が作って公開したとしたら、
本当に「5点」をつけますか?

逆に1点をつけられた方に問いたいです。
これがジブリ作品ではなく、あなたが最も注目する監督や、
アニメーション集団がこれを作ったとしたら、本当に「1点」をつけますか?

さて、話を内容に移します。

まず視聴対象ですが、日本語がそこそこ理解できれば、
別に大人でなくてもいいと思います。
難解な表現や言い回しを多用しているわけではないので、
別に小学生が見ても理解できないわけではないと思います。

ただ、描かれている「間」や「行間」を読み取れるかどうか、
暗喩されるメッセージをくみ取れるかどうか、だと思います。

トトロとか魔女の宅急便は、映画を見ながら行間を読まずとも、
キャラクターのセリフであったり、BGMが誘引するかたちで
視聴者の脳に伝えたいメッセージを自然と送り込みます。

ところが、本作については、それを自分でくみ取りに行かないといけません。
ぼけっと見る、あるいは、「目に見える部分、動いて見える部分」と「セリフ」
を、そっくりそのまま脳に伝達したとしても、
「へぇ、なるほど。意味やストーリーは理解した。それで?」と、その後が続きません。

賛否の声が両極端になるのはこのためだと思います。

「見た。内容は理解した。何とも感じない。0点」
これはアニメではなく、一般の書籍に近い感想なのではないでしょうか。
つまり、本作はアニメであるにも関わらず、アニメにしている意味そのものが問われる、ということです。

逆に、びっくりするくらい高い評価をしている人もいます。
そういった評価をする人は、ただ漠然と本作を見ていたのではなく、
キャラの動作やセリフ、感情、間、を自らくみ取りに行った上で、
「このときの彼の気持ちはこうなんだろうな」とか
「実際にはそう言ってるけど実は・・・」とか、
単純にアニメとして描写されているものの裏をきちんと読んで見た人なんだと思います。

ところが、残念なことに、映像作品はいかに自然体で脳内に
メッセージ性を効率よく伝達させるか否かで評価がされてしまいます。
今回、視聴者自らがメッセージ性をくみ取りに行かないと真価が見えてこないという点については
大きな失敗だったと思います。

以上が大きな内容となります。
あとは細かいところを書いていきます。

・起伏が少ない
→終始アクセントがない映画でした。これじゃ、眠くなる作品と言われてもしょうがないです。

・突然の描写チェンジに注意
→画面のフェードアウトも何もなしに、いきなりシチュエーションが変わります。
話をきちんと聞いていればすぐに分かりますが、混乱するという意見が多いのはこのためかと。

・意外だったキスの嵐
→家族でまじまじと見るとちょっと気まずいか

・非リアル(いつもの感じ)
→昨今のアニメ製作会社のリアル描写や細部の描写を見てしまうと、
ジブリ作品は画のつくりや書き込み度合は横ばいだなと感じざるを得ません。
手書きのよさが・・・・という意見もあると思いますが、そう感じられればそれはそれで幸せなことです。

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rjmf

4.0淡々として、しかし壮大である

2013年7月21日
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鑑賞方法:映画館

知的

少なくとも子供向けではありませんね。なので小さいお子さん連れの方はモンスターズユニバーシティとかのほうが良いでしょう。

内容について。全体としては特にぱっとせず、劇的な展開などはあまりありません。終わった時は、え?もう終わりなの?と思ってしまうほど物足りない感があります。そこは視聴者の想像に任せるところなのかは分かりませんが、もう少し厚みのあるストーリーがほしかったです。
 しかし、音、背景、アニメーションなど、細部へのこだわりはやはりジブリだなと思いました。非常に良かったです。特に設計図を書いてるところなんかは神がかっていました。

あと、この作品は男性には結構受けると思います。男たちのものづくりにかけた情熱がかなり印象に残るので、理系の人や、ものづくりが好きな人などは好きになる人が多いでしょう。主人公も、まじめで、勇敢で、ユーモアのある好青年ですのでやはり男性受けはいいでしょう。個人的にはアシタカさんの次くらいに好きです。庵野さんの声は意外といい感じでした。ああいう落ち着いた感じの声は今作の主人公にはかなり合っているとおもいます。

恋愛パートはイマイチでした。もっと時間を割ければよかったのですが、話がトントンと進みすぎて、全然感情移入ができなかったです。

まとめると、プロジェクトXにおまけ恋愛パートを追加した感じです。

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ゆむで

1.0意味不明

2013年7月20日
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鑑賞方法:映画館

難しい

過去、酷い作品だと思いました。子供が見ても意味がわからないでしょう。これほど見終わったあとにモヤモヤが残ったのもいままで記憶がないです。良かった点は映像、音、は素晴らしいですね。

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ハプニング

4.0数年後にまた見てみたい

2013年7月20日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

難しい

観てきました!!

最初に言っておきますがトトロやラピュタなど過去の作品を大好きな方、ファンタジーを期待していた方は観ない方が良いと思います。
時代背景も難しいですしお子様を連れて行くとお考えになられている方は一人で行くかDVDを待ってゆっくり観るのをオススメします。

率直な意見を言いますと、物足りなさを感じます。
アニメのキャラクターとは違って実際に生きた人物を元に作られた作品だからこそ想像がしにくいなとも感じました。もっとお勉強をして行きたかったな・・・

今の時代、当時のお話を聞ける機会も少なくなってきたので、火垂るの墓とはまた違った題材のアニメで今に伝えるというのもひとつの手だと思います。

観終わった後は素直に涙が止まりませんでした。
もう少し大人になり、いつか守るべきモノができた時にまた観てみようと思う映画でした。

宮崎作品にこういうアニメが一本あってもいいのではないでしょうか!!!

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山と風

1.0昭和初期の人々を映す記録映画

2013年7月20日
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鑑賞方法:映画館

寝られる

これだけのスタッフを使い この素晴らしい技術を発揮して作らなければ
ならない話だろうか 映画を見てエンターティメント性は少しも感じない
ただ淡々と進むストーリィに眠気も忘れるくらいの見事なアニメーションがついてくる 話は記録映画並みだがアニメは100点でした
話題作りの為の庵野さんの声優起用はプロデュース的には良かったかも
しれんが内容は映画の質を落としただけと感じた

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くつした屋

4.5大人の映画。激動の時代に生きた男のロマン。

2013年7月20日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

少なくとも戦前の歴史を知った人向けの映画です。時代背景を知らないと理解が困難と思われます。男(宮崎監督)の甘いロマン性が強く印象に残った大人の恋愛映画(宮崎映画では珍しくヒロインに女性フェロモンを感じた)でもあり、戦前の窮屈な時代に理想の飛行機作りを夢見て全力で生き抜いたひとりの技術者の物語でもありました。特に今回の映画はどの画面も美しく生き生きとして迫力があり、絵を見ているだけでも楽しめました。戦前の時代の悪いところはきちんと静かに批判し、天災の恐ろしさや人災(戦争)の空しさが映画を見終わって静かではあるけれど強く伝わってきます。1946年生まれのかって計算尺を愛用していた元研究開発従事者としてはすごく共鳴できた感動作でありました。

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chakurobee

5.0心にしみるすばらしさと美しさ

2013年7月20日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

いいか悪いかでは判断できないです
すきか嫌いかも、見終わった直後は、わからなかったです
おもしろいかどうかもわからなかったです

ただ、終わった瞬間に、鼓動が激しくなり、
涙が止まらなくなり、何も言えなくなり
帰宅してからも様々な思いが、映画のシーンと
ともに湧いてきます

久しぶりに感動しました

とても美しくすばらしい映画です

生きていく上で見ておくべき映画のひとつでは
ないでしょうか

もし、今見て、おもしろくないと思ってしまった
人も、いつか必ずこの映画のすばらしさがわかる
日がくるでしょう

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yunoji

5.0素晴らしい!作品

2013年7月20日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

知的

トトロや千尋などのような作品を期待していた人にはガッカリでしょう。今回は、宮崎監督がこれまで子供向けのイメ一ジを払拭して、大人の世界に思い切って踏み込んだドラマ仕立だと思います。アニメの動画としても、人や物の日常生活の何気ない動作のディテールが凄いし、なにより演出と脚本全体の構成が素晴らしい。ラストシーンは、下手に説明も入れず想像のなかで、戦争の悲惨やイノベーショシとの矛盾を皮肉り、希望をもたせてくれる演出には、感動しました。ラストシーンが一番好きです。宮崎監督にありがとうと言いたい。

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taken

1.0何でこんなにつまらないんだろう?

2013年7月20日
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鑑賞方法:映画館

寝られる

どうしてこんなにつまらないんだろう?が率直な感想だ。もっと主人公の飛行機に対する思いを掘り下げてほしかった。悪いけれども恋愛部分や震災部分はカットしてほしかった。初めて実際に生きた方をアニメで描くのならもっともっと掘り下げるべきだし、そうでないなら恋愛部分をもっと大幅に増やしてそれなりの恋愛アニメにするべき。全部中途半端。全く泣けないし感動しない。よっぽど「ちびまるこちゃん」の方が回によっては友情や家族愛で泣ける。宮崎監督の自己満足映画。いい年してこんな感動できない映画しかつくれないのかねえ??

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おばさんだよん

5.0心ふるえる作品でした

2013年7月20日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

涙が流れました。
いろんな思いが、込み上げ
心を震わせ、ラストまで主人公と共に
歩みました。
ラストのセリフに、これからも、
頑張ろうと勇気をもらえる作品でした。
ただ、お子さん、映画に娯楽性を
求める方には、理解が難しい作品に
なるかと思います。

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ロッキーSpro

1.0本当につまらないな映画でした

2013年7月20日
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鑑賞方法:映画館

単純

難しい

寝られる

今迄、宮崎駿監督の映画は殆ど見てきましたが、一番つまらない映画でした。宮崎監督の作品は、見ている人々に 夢、希望、感動 等等 を様々なものをプレゼントしてきてくれましたが、今回の作品は 宮崎監督が自分自信にプレゼントした作品では無いでしょうか?声優のクオリティー等お構いなしで、好きな人間を配役したりやりたい放題ですね 凄く期待して上映初日の初回を見ましたが、終わった後に「えっ!これで終わり?」と思ってしまったのは僕だけでは無かったです。周りの人の声も同等の反応を多く聞きました。「友達に何と感想送ろー?」 「とりあえず面白かったんちゃう? って言っとけば察しはつくんちゃう?」 と話してる人もいました。本当に残念で仕方ありませんが、酷いコメントを書いて申し訳ありませんでした。

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まぁ~ぼぉ~

4.5ロマンを感じる

2013年7月20日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

男として、エンジニアとしては心揺さぶられる作品でした。
作画が本当にすごい。スタッフの努力とドヤ顔がスクリーンに現れるほどのすごさ。演出や表現がなんだかありそうで無い、でもなぜかゾクゾクしました。とにかく自分は大好きです。ジブリ最高傑作だと感じました。

また、映画が終わった後に拍手が起こりました。少なくとも子供はあんまり面白くないかもですが、大人は楽しめたようです。

と、鑑賞後すぐは手放しに良かったと思ってましたが、今思うとストーリーはやはり微妙だったかも。
声優は相変わらずなので慣れてれば問題なし。主題がなんなのかとか前情報が無いほうが話には入り込めると思う。
年令問わずに楽しめる作品ではないのでそこは注意。伴って宮さんの趣味を理解できない人は退屈かも。
ただ私には結構滾るものがあり、ロマンを大いに感じ取れたので楽しめました。
はっきり言ってラブロマンス的要素は要らなかったです。主人公の淡々とした性格故に起伏のある作品ではないですが、作品全体の雰囲気としては清々しく、まさに”風立ちぬ”ような空気感があります。
宮さんの趣味道楽がすぎるという意見もあるかもですが、私はこの人の好き勝手やった作品が好きです。

好みによると言ってしまうと元も子もないですが、ジブリの中でも毛色が少し違う作品と思われますので、そこは寛容に受け取ってみる事で楽しみやすくなると思います。

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エロス

4.0考える事を放棄した人には無理

2013年7月20日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

まず第一に
「娯楽映画ではない」
見たもの、聞いたものをそのまま受け止めても何も何も残らないでしょう。
恐らく、勝手に生きて勝手に挫折して~視聴者置いてけぼりの作品、みたいな共感も何も無い作品と思われるでしょう。

考える事を放棄した人間には何も得られない映画

だと思います。
観る側がいかに思考し、洞察し、読み解くか
その先に大きな大きな「セリフにはないメッセージ」がある。

早い話が昔の日本人はみんなこうだった。
言葉の裏側で会話をしていた。

「すいません」の裏側に「ありがとう」があるように
日本人独特の心理表現が随所にみられる

全編を通してこうした理解があれば大いに感動し、
表題の本当の意味も理解出来ると思います。
かなり観る側にスキルを要求する映画だと感じました。

私のような古い人間にはとても理解しやすく「古き良き日本人」を久々に感じることが出来た、と思えたけれど・・・

現代の日本人にどれだけ訴えられるのか
現代の日本人は以前の日本人がもっていた感受性をどれだけ残しているのか

携帯電話が無かった時代に青春を過ごした日本人には衝撃があると思います

今後の評価がとても気になる作品でした
良い映画をありがとう!

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yuipapa