風立ちぬのレビュー・感想・評価
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矛盾との接点
「風立ちぬ、生きめやも」
この物語は堀越二郎が生きた人生の一掴みを描いたものです。
彼の生きていく上で体験すること、感じるものが第三者の視点から描かれます。
それは現実であったり、夢であったり、メタファーであったりと
多くの状況を用い、巧みな描写によって語られます。
そこからみえてくるものに、なにかを感じずにはいられないと思います。
無理やりに一言に押し縮めるのならば「小説のような映画」といったところでしょうか。
イメージ悪くしないでくださいね(笑)
この映画を観て本当に感動いたしました。感じたことのない気持ちになりました。
アニメーション映画でよくもここまで丁寧に描写できたものです。
それにしても宮崎駿監督作品はどこまでいっても彼のものでしかないですね。
「ジブリ」という言葉で十把一絡げにまとめることはできませんし、やはりどこか新しさを感じます。
彼の映画の人間の描写も本当に上手だと思います。
その人らしさというか、はっきりと1人の人間であることを認識させてくれます。
良いところも悪いところも含めて。
本作でもそれは十分なほどに描かれています。
ただなー。なんで庵野さん使ったんだろうなー(笑)
声が低いよw
でも自然と気にならなくなるのは
ストーリーと画に不思議な魅力があるからなのでしょう。
本当に観て良かった作品でした。
この作品からそれぞれが受け取るパズルのピースは
ゆっくりと「自分」の中に沈殿し、長いときを経て予言のようにささやいてくるでしょう。
そんな気がします。
以下ネタバレです。
この作品で初めて涙がつーっと首まで流れました(笑)
いやー、あんなに静かに泣いたのは初めてでした。
効果音に人の声使っていましたね。
地震の描写すごかったなー。
地割れと人の吐く息ですーっと。
んで、地面を波のようにゆらす。
観てるこっちも動いちゃいけないってな感覚でした。
では中身へ。
菜穂子さんの不憫な描写は心をえぐるようでした。
最期なんて切なすぎますよ。
自分の死が近いのを分かって綺麗な所だけを見せて自分は去る。
思い出しただけで、、、ああ、やるせない、なんてやるせない。
話の時系列は逆になりますが他にも
山で毛布にくるまりミノムシのような姿で並べられている療養シーンや
家で病気で寝込むしかなく二郎の帰りを待つだけであり
しかも化粧して健康的にみせようとまでするなんて。
もうホントに観てられませんよ。うぅ、、、
でもここで、二郎ひどいぞ!と実際そうではありますが責められない部分もあります。
彼の仕事、そして夢のために。
もし辞めていたら菜穂子さんは怒ることでしょう。
彼女の父も、本庄も、会社の人間もしつこく介入してくるに違いありません。
また時代のこともあるでしょう。
そんなことになってしまってはますます居場所がなくなってしまいます。
そしてなにより、仕事をしているときの顔が好きと言ってくれる菜穂子のためにも。
でもいくら頑張って成功したところで菜穂子さんが幸せになるわけじゃない。
矛盾。
ドイツで本庄が言っていたこと。
「貧乏な日本が飛行機を持ちたがる。矛盾。」
「仕事のために所帯を持つ。矛盾。」
ここがこの映画が言いたかったことなのではないかと個人的に思いました。
矛盾。この世は矛盾と不条理に満ち溢れている。
論理的なものごとより、そうでないものの方が多い。
それにいくら論理的に正しかろうが割り切れるものもそう多くはないということ。
自分と矛盾の妥協点。あるのかなー。
僕はラストの場面でもこのことを感じました。
飛行機に乗りたかったけど、近視ではなれない。
でもカプローニさんが教えてくれた。
設計士は夢を形にするのだと。
しかし、今一度見てみれば
空を飛ぶために作った飛行機は戦闘に使われて
たったの一機さえ飛んで戻ってこない。
夢の残骸によって血塗られた丘の上に二郎は立つ。
夢は彼が走る方向とは逆に失落の一途へ向かった。
菜穂子もいない。これがここまでやってきた結果なんだと彼は知る。
でもここに救いがありました。
彼のここまでに対しての報いなのでしょうか。
カプローニさんが菜穂子さんに会わせてくれました。
彼女のたった一言「あなたは生きて。」
矛盾を生きる中でどこかあたたかいところに手を置けるということ。
春の陽だまりのようなあたたかさ。
昔も、今もそれは菜穂子さんでした。
本当にあたたかい愛です。
二郎さんをみて自分もこの先こんな日が来るのかとも思いました。
いつか自分の生きた道をふと振り返ることがある。
突然、自分のやってきたことがなんなのかということに気がつくときがくる。
(それは宿命的に事後にしかわからないものであると思います)
そのときにふと、この映画が思い出されるような気がします。
本当に観て良かった。
また視聴回数を重ねるごとに新たな発見を予感させてくれます。
とってもいい映画でした。
妄想力
ジブリ最低作(声優)
音楽が良かった
宮崎監督は脚本を先に完成させないまま、映画を作り始めると聞いていましたが、まさにそんな感じでした。
沈頭鋲という単語を初めて聞いたので家に帰って調べるまでどんな物なのか分かりませんでした。
人の声で効果音をつけているというのが凄いです。よく聞けば確かに人の声だと分かるところもありましたが、汽笛の音はリアルで人の声とは思えませんでした。
予告で使われているシーンが1番良かったです。
残念ながら、つまらなかった
私はジブリ映画のファンです。この映画、宮崎監督の最終作だということで、是非見ておかなくてはと期待しながら、映画館に出かけました。しかし、正直、つまらなかったです。残念です。
ストーリーは、純粋に飛行機好きな堀越次郎が戦闘機を作る話と、その堀越次郎と菜穂子との恋愛の成就が結びつけられていましたが、うまくまとまっていないと感じました。
見ながら考えました。この映画は、堀越次郎の飛行機への情熱を描きたいということで作られたのだろうか? だとしたら、人物への切り込みが軽すぎる、と言うか、なさ過ぎる。豊かに描かれているのは、子ども時代の飛行機に対する夢と、遅れた日本の工業力だけ。主人公がどれだけの苦労をしたのか、壁をどのように乗り越えたのか、周囲との軋轢は如何ばかりであったかというような展開はゼロ。オイオイ、これじゃ、ドラマにならないじゃないですか。夜遅くまで設計図を書いているシーンはありますが、ただそれだけ。ト書きの様に、働いているシーンがあるだけ。本人の内面については、何も表現されていません。要するに、主人公の姿は筆で描かれた平面的な絵そのものに止まっていて、生身の人間になっていないのです。
菜穂子との恋愛については、どうか。まあ、二人とも一目惚れだったという設定ですが、それにしても、死の病を背負った女性と結婚することに、家族との間で殆ど何の葛藤も起こらないというのは、リアリティがなさ過ぎます。相当な資産家である菜穂子の関係者も、旧家と思われる堀越次郎の家族親戚も、誰もいないところで、ひっそりと結婚式が行われるなどと、あり得べからざる展開。この点でもやはり、絵空事。
飛行機製作についても、恋愛の成就についても、砂糖菓子をまぶした様な子供だまし、と感じます。
この映画、誰に見せるつもりで作ったのでしょうか。
まさか、大人?こんな展開で感動する大人は少ないでしょう。例えば「七人の侍」だとかアマチャンだとか倍返しの銀行員のドラマと同じくらい面白いという人は、非常に限定的なのではないかと思います。
子ども向けのつもりで作ったのでしょうか。まあね、子ども時代に見た夢の続きを大人になってからも見ているなんて非現実的シーンに結構長い時間が掛けられていますから、その点を捉えれば、ファンタジーと言えばファンタジーですよね。でもね、爆撃機や戦闘機を作る話ですよ。それが戦争に利用されると分かっていながら、単に美しい飛行機を作りたいという情熱だけで作ってしまう技術者。なんの内面的な葛藤も無いまま・・・(少なくとも、映画の上ではあるようには表現されていないですね)。従来のジブリ作品とは違って、この映画の場合、戦いにはロマンが無いんですよ。少なくとも、ストーリーとして日本軍の軍備の充実にロマンは設定されていません。だから、そのための道具を作る男の話もファンタジーにはならないわけです。
軽井沢の草軽ホテルで外人が、『ここは良いところだ。ドイツの戦争も、満州事変も、日本の国際連盟脱退も、意識しないで済むのだから』という類のことを皮肉っぽく言うシーンがあります。これは、単に軽井沢の避暑地にいると現実逃避が出来るということを言っているだけではなく、堀越次郎の飛行機製作に対する態度についての暗喩にもなっていると思います。ますます子ども向けの話ではないですよね。
でもまあ、この部分がこの映画の中で一番良質な部分なのかなあという気はしますけどね。でも、大人向けの映画になっているかというと、前述の通りで、全然駄目だと思います。
要するに、ピントが合っていない。この映画で何を表現しようとしているのか分からないのです。監督は分かっているのかも知れませんが、私には全く伝わってきませんでした。
従来のジブリ作品は私も大好きで、家族揃って映画を見に行って、さらにDVDも買って、テレビで放送があるというとDVDがあるのにまた見たりしていました。感動させられちゃうんですね。子どもが楽しめる様に作られたファンタジーに。でも、この作品には、そういう要素は無いですね。
ただ、興行的には大成功の様ですね。そのお金を元に、次ぎに、どなたかが良い作品を作られると良いですね。せめてそのくらいの夢は持っていたいものです。
心にくる映画
心にくる映画でした。今までの作品とは違う作品。
見る人に夢を与えたり、わくわく感を与えるような今までの作品とは違いました。切なさや胸が締め付けられるようなシーンがいくつかありました。けれどもそれでも見て幸せを感じました。
そして、もう一つの目線でみると
宮崎駿は売れる作品を作ったわけではなくて自分がかきたい作品を最後に作ったのでしょうね。節々にそんな宮崎駿の葛藤が感じられます。
だから、結局何がいいたいのか感じ取れない方もいますがそれは深く伝えたいことは一つではないし確実でもないしそれが美しいんです。
大人にならないと分からないですね。
戦争の背景は至ってふわふわ描かれています。確かなのは、主人公とその婚約者の気持ち。結末もふわふわ描かれています。だから、心にくるのです。
ふわふわと描かれているから見る人は想像し感じれるんだと思います。言葉にできない心にくる感動があります
深い作品です。
若い人には分かりません
明治維新からおよそ36年を経た1904年、日本は清を相手にした戦争を始めます。その後、日露戦争を経て1910年には日韓併合を行い、日帝の時代へ突き進んでいきます。満州事変のきっかけとなった柳条湖事件を経て1941年に日中戦争へ、そして第2次世界大戦へと暗闇の歴史を重ねていきます。
折しもゼロ戦は、そんな時代のクライマックスに開発されていきます。無差別破壊兵器が禁止されている国際法の体制下では、その性能が故に、まさに日本の技術優位性を証明するかのように、大戦の中で活躍をしていきます。
体当たりで特攻する様は、技術優位性を否定する行動としか言いようがないものの、小さな機体で飛び込む様は日本人の美学をむしろ肯定する対象として崇められていたのではないでしょうか。
1945年に長崎と広島に国際法で禁じられている無差別破壊兵器の原爆が投下されるまで、日清戦争の開始から実に40年余がたち、戦争はその終結を迎えます。40年以上もの長きに渡り戦争は繰り広げられました。長い日本人の歴史の中では今となってはたった40年ですが、日本の歴史の汚点として、私たちは無視をしてとおりすがるわけにはいかない、長い長い暗闇の時間がそこには流れていました。
そんな時代の中に次郎と菜穂子は生きていました。愛し合っていました。そのことを感じるだけでも、この作品の意義があります。こうした時代が存在したことを忘れてしまった、反省の気持ちが薄れてしまった、あるいは全く認識しえない、そう感じる日本人が増えてしまったのかもしれません。
菜穂子は山に戻り、240ノットを出す戦闘機を開発した次郎の夢には、戻らないゼロ戦が語られます。山に戻ろうとする菜穂子は寡黙でやりようがない時代と愛の象徴です。次郎の夢は、戦争の存在を正当に認識したくない今の日本人の歴史観かもしれません。
最後はファンタジストらしい終わりでした。戦争は描きようがない歴史であることとメッセージする氏の気持ちが伝わる映画です。
戦後、驚異的な復興を遂げた日本。40余年に及ぶ失った歴史を忘れてはいけません。今の私たちがここにいることは先人たちの努力の積み重ねがあってこそなのです。拭い去ろうとしても拭いきれない負の時代を正面からとらえる努力が今、必要とされているのです。そのことを痛いほど感じました。
ただし、ユーミンの飛行機雲は、どうでもよかったです。次郎の声優も下手です。遊びすぎです。映画の質としては低い気がしました。
"好き"をひとつに
とてつもない虚無感に映画の後かられて…どこも寄らずに帰宅した。
宮崎監督が何を表現したかったかをじっくり向き合って考えたかったから…。
宣伝期間もすぎ、結局のところ客寄せに至ってしまったタバコ騒動とか引退なんやかや。
そういうのが嫌で、
今時期にようやく観に行きました。
私は、多分ジブリの中では一番衝撃を受けた作品かもしれない。
似た飛行機映画の『紅の豚』では、ここまで入り込んだ衝撃は受けずとも…当時は小学生ながら4回も観に行くくらい好きな作品でしたが(笑)
何より紅の豚ではあまりはっきり描かれなかった恋愛描写。
私は宮崎監督にいつも『恋愛描写が足りないな』とつくづく諦めていたんです。
だからこそ、今作の至る所で愛し合う素敵な描写をまっすぐに描いてくれたことが何より嬉しかった!
今までのジブリでは、男女どちらかの想いばかりを描写しがちで、あまり両者の想いが伝わりにくいスタンツだったのが、
今作では出会いから、再会〜結婚から看病…別れ、すべてに2人の視点からの相手を思いひた走る描写がすごくよかった…
だからこそ 駆け落ちみたいに2人で最後暮らすシーンは印象的で…
キスや抱き合うシーンなんて
まず今までの宮崎作品では見られなかっただけに…かなり衝撃と、若干同様しちゃいましたが…
でもだからこそ
戦火であっても潔く、夢と仕事に打ち込む事が出来るのと
私達、観る側も単なる飛行機大好きなヲタク映画ではないんだと安心して見れるわけで(笑)
でもさすが宮崎さん。
やっぱり機械は精密過大に描写してますね(笑)
軽井沢の自然豊かな風景も素敵でした。
…そんないろんな『好きなもの』に濃縮された作品だなぁって。
とにかく私は
この作品を映画化に踏み切らせてくれた鈴木さん、
そして幻想的で奇々怪々な描写だけではない現実的な『美』を表現してくれた宮崎さんに
心から感謝したいと思います。
そして宮崎さん、
お疲れ様です。
あとはゆっくり余生を満喫してほしいものです。。
ジブリに幸あらんことを…
初めて映画館に2回見に行きました
映画って、結局その内容と自身のそれまで経験や思想などと共感出来る部分があるかどうかで好き嫌いがわかれるものだと思います。
そういう面で、私には素晴らしい作品でした。
正直、前半は退屈で仕方なく、何度も眠りそうになりました。
ですが、長野での奈穂子さんとの再会以降、ストーリーはグググッとラブストーリーになってからはひたすら涙、涙、涙、でした。ただ、一緒に見に行った同僚は完全に冷めていました。
この感動がどうしても忘れられなく、今度は一人で観に行きました。
2回めは最初から楽しめましたが、見終わって整理してみると私は奈穂子が喋るたびに涙を流していたように思います。正直二郎の飛行機づくりに関してはどうでも良かったようです。
奈穂子は初めの出会いで二郎にひと目惚れし、「本郷」で学んでいるという言葉を頼りに、二郎を探し続けます(なぜか2年もかかりますが・・・)。その後連絡をとればいいものを、控えめな性格のためかそれ以降の交流はありませんでした。ただお金持ちだったので、ずっと二郎の動向はチェックしていたのだと思います。
二郎が仕事で失敗し、長野に保養に行くという情報を得た奈穂子は、おそらく父親に頼んで自分の療養地に長野の同じホテルを選んだのだと思います。奈穂子の父親は、病弱で恐らく嫁に出すのも難しい娘のほのかな恋心を叶えてやりたいと、娘の期待に答えたやったのでしょう。
偶然を装い奈穂子と二郎は再開を果たし、二郎は父親に奈穂子との交際の申し込みどころか結婚の申し込みまでします。それを奈穂子の父は涙を流して喜びます。
もし、単なる偶然の再会だったら、どこの馬の骨とも分からない男の申し入れに、父親が涙を流すはずもありません。父親は二郎の人となりを予め知った上で、この薄幸の娘を受け入れてくれた感謝と、娘への想いから涙を流すのです。
といった奈穂子の身の上に思いを馳せると涙が止まりません。
「千と千尋」は観客が舞台の背景を読み取ることのできる情報を極力抑えていました。そのためこちらの想像力を掻き立てる内容でした。
「ポニョ」に至っては観客がその世界観を読み取れる情報を一切くれませんでした。ただ目の前に起こっていることを受け入れるしかない映画でした。
そういう面でこの作品は観客が劇中の映像に現れていない部分を読み取ることができる絶妙な情報量だったと思います。
ただ、好き嫌いはかなり分かれる映画だろうなとは思います。
奈穂子という女性はやはり男性から見た理想の女性像ですよね。
残念
この作品はいくつかのテーマが折り重なって作られていると思いますが、「夢に生きること」に関しては、カプローニとの対話しかり、仕事に打ち込む主人公の姿を通して上手く観客に提示されていたと思います。しかし、宣材ポスターやメディアを通して大々的に打ち出されていた「生きねば」ということや「堀越二郎と堀辰雄に敬意を込めて」というテーマに関しては、共感できる描写や要素があまりにも少なく感じました。
震災や恐慌、戦争についてもう少し説明的な表現、もしくは深く掘り下げた内容の描写があれば、あの時代が如何に生きにくい時代であったかが見る側にも鮮明に伝わっくると思いますし、「生きねば」というテーマに色味を持たせることもできたと思います。そうした要素が欠落している事に加え、妻の死についてもオブラートに包むような描写しかできていなかったことが非常に残念でした。ジブリの過去作である「火垂るの墓」は生々しい描写(人の生死、醜さがはっきり描かれている場面)が多いものの、それ故に「生の尊さ」や作品のテーマが受け取りやすいですよね。このような堂々とした「表現・主張」が本作にはなかった…故にテーマも見えにくく、ストーリーに何の盛り上がりも感じられました。
そして、いちばん疑問に感じたのは、「堀越二郎と堀辰雄に敬意を込めて」というテーマです。宮崎駿監督はなぜ2人の半生を混ぜ合わせてしまったのでしょうか。混ぜることでより面白味のあるキャラクターやストーリーが生まれると考えたのでしょうか?
個人的にこの「混ぜ合わせ」には何の面白味を感じませんでした。2つの人生を一緒くたにすることに「敬意」も感じられません。堀越氏か堀氏どちらかに絞り、掘り下げることができなかったのか、激しく疑問に感じます。
以上の内容を踏まえると、作り手には申し訳ないですが☆2つです。
オトナの為のアニメ
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