「号泣したが、これからの人生を頑張ろうと思えました」風立ちぬ やましーさんの映画レビュー(感想・評価)
号泣したが、これからの人生を頑張ろうと思えました
タイトルにも書いたとおり、中盤から何回か泣けるシーンがあって最後はそれの比じゃない位号泣しました。
しかし自分の夢を追いかけて、愛する人もできて、必死に生きてゆく主人公を見て自分の人生はまだまだ頑張れると奮い立ちました。
私はまだ20年ほどしか生きておりませんが、戦時中、その前後の辛く陰惨な情景は映画や文献でよく目にするのである程度のイメージはありました。それに対してこの作品は飛行機に憧れる少年の夢とヒロインとの恋愛が描かれ、戦時中の暗い描写は少なかったのですが、もちろんあの時代でもそういう人はいたのでしょうし、戦争に関わる映画だからといって苦しみや悲しみを前面にだす必要はないと思います。
酷評する人が意外と多くて驚きました。私は自分の価値観を押し付けることはあまり好きではないので、酷評するなとは言いません。しかし、勝手にこの作品に対するイメージをもって鑑賞して、そのイメージと食い違ったからといって批判するのは違うと思います。
できれば、なにも考えずにまっさらな気持ちでこの映画を観て欲しいです。私は観終わったあとに、これからの将来に全力を尽くそうと思えました。何を感じるかは人それぞれなのですが、やっぱりそういうことを感じた人が1人でも多く居たなら私は嬉しく思います。
何度でも観たい映画でした。
コメントする