「ジブリっぽくはないけど良いね!」風立ちぬ ろんそんさんの映画レビュー(感想・評価)
ジブリっぽくはないけど良いね!
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関東大震災や恐慌時代の取り付け騒ぎの様子などちょくちょく歴史的背景が観られたのは感心。現役大学生の自分としては、二郎が「本郷の大学に行く」とさらっと言うところに「かっこいいなぁ」と思ってしまった(笑)
恋人との関係性がとてもリアルで、夢見がちでなく、心が浄化された。戦争美化がどうこうと言われていたのを何かで見た記憶があるが、そんなことは全く感じない。二郎は飛行機を造ることに没頭し、戦争がどうだということは作中言っていない。そんな職人気質な二郎に惚れ惚れ。
作中の一言一言が重い。どれも聞き漏らしてはいけないと感じる作品に久しぶりに出会った気がした。
ジブリっぽくはないかもしれないが、すごく良い作品で在る事に疑いは無い。
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