「ジブリ最高傑作」風立ちぬ のっちさんの映画レビュー(感想・評価)
ジブリ最高傑作
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中盤から涙が止まりませんでした。
飛行機に情熱を注ぎ、夢に向かってまっすぐにあゆむ二郎と、二郎に恋をした菜穂子との美しい愛の物語。
しかし菜穂子の体は結核でおかされていた…
一緒にいられる時間はもう多く残されていないということをわかっていながらも二人は結婚し、愛し合った…
この映画には何が悪くて何が良いことなのか
そんなことは一つも描かれてません。
震災・恐慌・伝染病・そして戦争。
生きにくいあの時代の中で懸命に生きる青年の人生の物語。
ラストに流れるユーミンの飛行機雲の歌詞
高いあの窓で あの子は死ぬ前も
空を見ていたの
今はわからない
他の人にはわからない
あまりにも若すぎたと
ただ思うだけ けれど幸せ
空に憧れて 空をかけていく
あの子の命は飛行機雲
短い人生の中で二郎に出会えたことへの感謝の気持ち
菜穂子の幸せが歌われているように
思えました。
音楽も風景もストーリーも全てにおいて美しい映画。
ジブリ最高傑作だと思いました。
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