「一期一会」風立ちぬ サユリストさんの映画レビュー(感想・評価)
一期一会
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私の父は、元海軍兵で太平洋戦争を経験しており 私が幼いころ、父は、よく飛行機の絵を白い紙に鉛筆で書いて、エンジンや翼の構造を何もわからない私に、教えてくれました。父の仕事は、海軍の飛行機の整備士でした。
零戦の整備も携わった聞いております。当時、零戦を見たときは、俊敏な動きに衝撃を受けたと聞いた記憶があります。ところどころの映画のシーンで鉛筆で書く白い設計図を見たとき、亡くなった父の記憶が蘇りました。
主人公が設計の計算に使っていた計算尺も懐かしいです。今の若い人は、あの道具が何なの知らない方も多いと思います。私の工業高校時代は、計算尺で計算してました。
風立ちぬを見て、その時代に、生を受け 幼いころから 空に 憧れ、その空を飛ぶ夢を いつまでも 持ち続け どうしたら 効率よく 美しく飛べるのかだけを 戦争の武器としてでなく 幼いころの夢をひたむきに 追い求める強い姿に 大変感動しました。 いつの時代も この主人公のように
悲しいことがあってもそれを乗り越え、夢を持ち続けて強く生きていかなければと教えてくれました。
宮崎さん 鈴木さん ジブリの皆さん 良い作品ありがとうございました。
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