「デンジャラス・スピード」ゲッタウェイ スーパースネーク 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
デンジャラス・スピード
妻を誘拐された元レーサーの凄腕ドライバー。電話越しの謎の犯人の指示通りに、街中を疾走させられる…。
ほぼ全編カーチェイスで、爆走し続けるカーアクションは迫力あり。クライマックスの長回しのカーチェイスは特筆もの。
大爆発などカーチェイス以外のアクションもなかなか大掛かり。
でも、話は単調で退屈。危険なカーアクションはスリル満点だが、話自体の緊迫感はあまり伝わって来ない。
色々と粗も目立つ。
犯人の正体も動機も明確に分からぬまま。
結局、何をしたかったカーチェイスなのか…。
イーサン・ホーク演じる主人公が指示通り盗んだ車は、セレーナ・ゴメス演じる生意気な小娘の車。
で、これまた指示通り、銃を突き付ける小娘を無理矢理同乗させる。
この小娘が都合よく車やPCに詳しく、次第に協力し合って反撃のチャンスを窺う。
小娘が巻き込まれた理由も後々判明するのだが…、別に居ても居なくてもいい役柄。やりようによっては一人でも成り立つ話。
それにセレーナ・ゴメス、あんまりタイプじゃねーし。ゴメン。
このタイトルから名作のリメイクかリブートか現代版かと思ったら、全然違うのね…。
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