死霊館のレビュー・感想・評価
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不覚にも、、、
思わず感涙してしまった!(T_T) 必死に家族を守ろうとする姿や、頼られたウォーレン夫妻が全力で応えようとする姿に心を打たれました。 ホラーで感涙するとは思いませんでした。 出てくる人達、皆いい人。くっ、、、。 お母さん、ウォーレン夫妻、家族の皆、警察の人達、皆頑張った! 実話というのが本当に!?💦え、本当に!?💦 本当の怖さは観終わってから夜やって来ました。 一人の時、ドアの閉まる音、手を叩く音が聞こえたらどうしよう、、、とか。アナベルの顔が浮かんでは消えを繰り返し、怖くてなかなか眠れませんでした。 しかしながら、面白かったです。
心霊現象って本当にあるのかな?
実話ベース、実在の心霊学者の話と云うことで、やや懐疑的な気分を抱きながら観てしまいました。まあ……実在するとは思う。例えば、誰かがそこで首を吊る。首を吊った跡が残る。その跡を見て、首を吊ることを考えてしまう。首を吊る理由を探してしまう。そして本当に吊ってしまう……とか?
映画として、スプラッター、ホラー的な表現は低めで、例えば取り付かれた被害者が実は自分でやってるんでした、とも云える現象とも思える程度に抑えていたとも見えて、それはそれで良いあんばいだったと思う。例えば、時計が3時7分で止まっていたけど、それは全部、奥さんが時計を止めていたとしても? そんなオチもありうるなと見ていた――そこまでの話はなかったけど、そんな渋いところを狙っても良かったかな。だから、無理に引っ張られたり宙に浮かせなくても良かったかも知れない。鳥の突撃も。
映画の構成として、途中に幸せそうな家族の姿を挟んだのはとても良かった。映画の冒頭、お互いにからかったり喧嘩したり刺々しい姉妹の姿を見せていたけど、幸せそうな笑顔で海岸で遊び、記念写真を撮る家族の姿。それが解決の決め手になったのは良い感じだったと思う。最初から幸せそうな雰囲気だったら、この感じは出なかったかも。
ベラ様のフリルブラウスだけでも満足だけど、資料館な出来でびっくり
久々のホラー映画鑑賞。
タイトル「死霊館」がとっても70年~80年代なので、ちょっとだけ気にしていたのだが、主演がベラ・ファーミガ、と知って、急きょ映画館で鑑賞。ベラ・ファーミガ主演、というだけでホラー映画をわざわざ映画館で見るのはそれなりにわけがある。
ホラー映画にリアリティを求めるほど青くはないが、面白いホラー映画はやはり出演している役者によることが多い。
もちろんスターが出ている、お金がかかっているからこそ日の目をみる、というのもあるが、わざわざレンタルでクソみたいなホラーをつかまさせるよりかは、誰々が監督、だれそれが出ている、で決めるのが、まあ、間違いではない。
POV映画とか低予算ホラーとか、そんなの見て、怒りを抑える心の余裕もお金と時間の余裕もないのである。圧倒的にはずれが多いからね。
だから、本作は俺の価値観では「見てもそれなりに納得するホラー映画」であるし、「ソウ」の監督だし、ということで鑑賞。
ちなみにベラ様がいいのは、「色っぽい」「艶っぽい」「ちょっと顔が怖い」点。
絶叫するヒロイン、という歳ではないが、絶叫するほうでも、絶叫「させる」ほうでもどっちでもいけそうな顔をした役者であるからだ。
そのベラ様、霊能者役とは、本当に素晴らしい!
しかもフリルブラウスで登場である。
ベラ、霊能者、フリル、もうこれだけで70年代ホラーの再現を見事にクリアしている。
本作は古臭い映像や演出を楽しむ映画だが、70年代のびっくりホラーをセット、衣装、演出を丁寧に再現しつつ、今風の見せ方も随所に交えた古今東西、和洋折衷な良品。
邦題が「死霊の館」というタイトルでなく、「死霊館」としたのは、配給会社がそういった本作の特徴を表現したのだと思う。
いろんな世代が楽しめるようになっているのだから、好みに合わない部分を引っ張り出し、たとえばどっきりポイントを批判したり、ラストのオカルト対決に文句を言ったりしてはいけないのである。
追記1
くるぞ、くるぞ、と来なかったり、来たり、と音と映像でおちょくってくれてありがとう。
追記2
ホラー映画の約束事として、登場人物に対して
「ああ、そっち行っちゃダメ~」
と観客に思わせることはとっても素晴らしいことなのだと改めて実感。本作で何回も心の中で叫ばしてもらった。
アナベル
オープニングの時点で最強に怖いし😱 メインの話がアナベルの話じゃないんだけどな🙃 自分アナベル好き過ぎて海外で限定で発売された等身大 のデカい人形を10万で買って今だに箱から出さないで 保管してますよ🥶
死霊館シリーズ1作目 超名作
久しぶりに死霊館シリーズを見直したくて振り返り。構成や驚かせのアイデア等がどれも一級品で最後まで見応えたっぷりの本作。悪魔祓いの研究や幽霊の調査等をしていたウォーレン夫妻の軌跡。そして呪われた家に住み着いてしまったとある一家が悪霊達に取り憑かれていくシーンを交互に見せる展開は見事な脚本。クライマックスである悪魔祓いでは超常現象がわんさか飛び出しハラハラドキドキ。正直余り怖くはなかったが、一家の皆んなが無事な状態で解決してくれーと感情移入させられたのも監督の実力だろう。 この映画の逸脱な所は、ペロン一家の演技力が高いってのと、次の展開への引きが強いって所だと思う。ダメだと思うパターンだと、ホラー映画特有の引き伸ばしで、キョロキョロ探して幽霊バーン!驚きー!ただ怖かったー。って終わるだけのシーン。ただ死霊館では驚かせと伏線を同時にはるという高度な展開の引きを作ってる。クローゼットのビックリシーン→実はクローゼットに仕掛けが・・・。母親に対するビックリシーン→何かに乗り移られたような・・・というサスペンスやアクションと違って引きが作りにくいというホラー映画の特徴を消させている点が凄い映画だと思う。 文句無しで名作。もしも友人とかに、「怖いけど中弛みしなくて、最後には感動も出来る、実話を元にした映画ってない?」と無理難題そうなリクエストをされたら自信満々に「あるよ」と言いながらオススメしたい一作。
「死霊館のシスター」2作品を観た方必見です!
本題の家族のストーリーではなく、「シスター」の1と2に登場したフレンチーが気になり再鑑賞。そうだったのか...「死霊館のシスター」のラストにあったウォーレン夫妻の講義の映像シーンには続きが...さらっとしか観ていなかった何気ないシーンに衝撃を受けた。こんなサブストーリー、やるせないなぁ。
王道だが新鮮さもある良質ホラー
心底震えさせられる、ホラー。直接の描写はそこまでない。が、ただただ怖いのだ。 昔ながらのホラーともいえよう。まさに原点回帰。引越し先の家が呪われているという設定。王道ながらに、これが怖いのだ。知りも知らない所に、不気味な地下室や抜け道があったり。しかもそこに行かなくていいのに。。。 これである。 かつてホラーの王道であった設定を、『インシディアス』に続いて、ジェームス・ワン監督が見事に蘇らせたとでも言えるでしょう。しかも実話をときたから驚きです。エンドロールの当人たちの写真が妙に生々しい。 前半の静かながらも、ちゃくちゃくと一家を苦しめていく様子、そして後半の爆発的な悪魔の暴走と非常に恐ろしいものがあります。グロイシーンなんて全くないのですが、雰囲気だけでくる恐怖は、さすがとしかいえません。 悪魔祓いの様子は、様々なアイテムを使い、まるでドキュメンタリーのような感じもします。一家の母親にとりついた悪魔を、追い払うシーンは、圧巻でした。 まさに、子供を思う母親の愛が悪魔を追い払ったのです。この映画は、ホラーをも越えた家族の愛、夫婦の愛も描かれていました。 でも、本作は霊たちに何があったのかは、明確には描かれていないんですよね。一体この家で何があったか。その点はもう少し描いてくれるとさらに感情移入できたかもと思う。 王道ホラーってやっぱり面白いなと改めて思わせてくれた作品です。
はっきり言っておこう。「霊」なんているわけがない。実話をうたってい...
はっきり言っておこう。「霊」なんているわけがない。実話をうたっているがこんなこと実際にあるわけがない。あくまでエンターテイメントとして楽しもう。 というわけで、様々な方法でビビらせにくる…楽しみましょう(笑) なかなかです。が、ラストがなんともあっけない。よく考えたら◯◯者は犬だけ。そんなホラーあかんやろ(笑笑)
アナベルの顔が怖すぎる
導入の構成がちょっとトリッキーでおもしろい。 幽霊バスターの夫婦と、ヤバい家に移り住んでしまった一家がおそろしい目に遭う当事者目線との両方を交錯させる構成は「エクソシスト」を思い出させる。 夫婦のバディ感がいい感じでシリーズ化も納得。 全体としては充分楽しめたし、怖いところもあった。 ただ、後半より前半の方が怖かった。 両者が合流する前のおどかしが盛りすぎなのか、たしかに危機感は煽られたし、誰かこの人たち助けてあげてよー!とはなる。 ただ、その後の夫婦の献身ぶりが信用できすきで、安心感を覚えてしまったのがマイナスに働いているような。ストーリー上、必要なシーンではあるけど、前半の流れからすると何らかの障害があってなかなか合流できないなど、もっとヤキモキさせて欲しかった。 また、悪魔祓いに枷をかけて勿体つけた割に、いざ準備不足の中やることになって、それがかえって事態を悪化させる、みたいな展開が弱くて、ちょっともったいなかった。 でも充分楽しめたので、全体的にただの贅沢なんですが(マリグナントと同じ感想)。 それにしても、アナベル人形は顔が禍々しすぎて、悪霊とか言い出す前からよくこれ家に置いてたね、と思いました。デカいし、インテリアとしても存在感強すぎるでしょ。 あと夫よ、留守にするのが多いなら、無防備な娘と祖母しかいない家にヤバいもの置いとくんじゃない。
まあまあ事実に忠実
ワン監督 引っ張るだけ引っ張る名人だから ずっと怖いんよ 最初のアナベルのエピソードの時点でめちゃくちゃこわいし 関係ない話になりますが アナベル好き過ぎて 実物サイズのアナベル10万で公式で発売されたやつ 買ってしまった! それも怖っ
人の優しさが心に沁みる
事前知識なしで、なんとなく視聴。 見る前は「どうせ命の軽そうなやつがなんかやらかして適当に死ぬ低俗映画」なんだろうなぁと舐めていた。 全然違う。 愛する家族を守らんとする親と、その家族を助けてあげたいという現代に失われてしまった優しさを持つ夫婦の激闘の記録だった。 この人情に訴えてくる感じはリーアムニーソン映画に通ずるところがあると感じる。異論は大いに認めます笑 ただの宗教押し付け映画なら低評価余裕だったけど、こんなに"熱くなる"映画だとは思わなかった。 ジェームズワンありがとう。
怖さと上手さ
ジェームス・ワンと言う事でもちろん怖いんだけど、 演出、話の進め方の上手さに目が行き、 映像作家として丁寧で素晴らしいなと思って、 正直あんまり怖くなかった。(良い意味で) 物語は家に悪魔が取り憑いていると言う点は僕には 目新しかったけど、 悪魔の家に住んでしまった家族と悪魔祓いという よくある話なのだけど、 家族全員の物語と悪魔祓いの話を同時にする事で 深みが出たし、 シンプルに話を進めた事で、 悪魔の所業の現実味の無さが際立って アクションとしても素晴らしかった。 本当にあった話と言う事が怖いけど、 警察が介入してくれると言う事に安心しました。 悪魔とはなんなのかをリアルをもって 丁寧にやってくれたので信じざるを得なくなりました。
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