俺たちスーパーマジシャンのレビュー・感想・評価
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成功者が高慢ちきになり転げ落ちてから復活するコメディ作品
思っていたより楽しめた
わかり易すぎるくらい王道物語で先が読めてしまうが、ギャグシーンはなかなかに面白く、悪役のジムキャリーがいい味出してそれに負けない役者達の存在感
テンポや流れが良く最後まで楽しめた
所々そうはならんやろってことが起きるがコメディなのでセーフ
マジシャンが題材なのに結構マジックを皮肉ってるのがうすーく闇を感じる
魔法の友情
日本未公開のアメリカン・コメディ。
コメディ好きの本国ではコケたが、思ってたより面白かった。
あらすじだけ見ると、感動作でも通じる。
かつて人気を博したものの、今や落ちぶれたマジシャン・コンビ、バートとアントン。バートの身勝手、ニューフェイスの登場で、解散してしまう。
ある日バートは自分がマジシャンを志すきっかけとなった伝説のマジシャンと出会い、再び情熱を取り戻す…。
どん底、再起、自分の見つめ直し、友との和解、自分が何より愛した志した道…ベタだけどそつなく織り込む。
でも基本はコメディ、気楽に楽しめる。
未だ「フォックスキャッチャー」の怪演が印象に残っているスティーヴ・カレル。そういや彼はコメディアンなんだよなぁ、と再認識。
彼のコメディって、下品でナンセンスになりそうな所をそうならない笑いで留まる。
だから、アダム・サンドラーやベン・スティラーやウィル・フェレルらのコメディより安心して見れる。
パートナー、スティーヴ・ブシェミは役柄同様、印象薄い。(褒め言葉)
オリヴィア・ワイルドは華を添え、伝説のマジシャン、アラン・アーキンの“最後”には拍手を! ベッドの下なんて言わないように!(笑)
人気の座を奪ったニューフェイスのマジシャンに、ジム・キャリー。
もうニューフェイスって歳ではないけど、自信過剰、俺様、傲慢、ジム・キャリーがこれまで演じた中でも特にムカつくヤな野郎。
パフォーマンスはドン引くような過激なものばかりで、マジシャンと言うより悪趣味な見世物。
決して見てて楽しいもんじゃない。
最後はマジック対決で、その俺様ニューフェイスを一泡吹かせると思ってたら、ちょっと違った。
マジックで対決するより、欠けがえのないパートナーとあっと驚くマジックで観客も自分たちも楽しむ。
“魔法の友情”はその為にある。
最後に彼らが披露した大マジック、タネは分かったけど、
あれはマジックと言うより、重労働だね(笑)
リラックスして楽しむべし!
正直、ストーリーは劇場未公開も致し方なしかというユルい出来で、全体的に6〜7割くらいの力で作りましたという印象なのだが、キャストは豪華。
少年時代からの親友同士、長じて人気マジシャンコンビとなるバートとアントンに、スティーヴ・カレルとスティーヴ・ブシェミ、二人に憧れるマジシャン志望のアシスタントにオリビア・ワイルド、バートが手品に夢中になるきっかけになった伝説のマジシャンにアラン・アーキン、バートとアントンのコンビが出演するホテルのオーナーにジェームズ・ガンドルフィーニ!
キャスト陣も良くも悪くも肩の力が抜けているのだが、スティーヴ・ブシェミの映画出演は久しぶりだし(それもコメディ!)、カレルの方のスティーヴは最近『フォックスキャッチャー』を観たばかりだったので、通常運転の彼を観てちょっと安心。そして、残念ながらジェームズ・ガンドルフィーニの出演作はもうこれ以上観ることは出来ないので、そういう意味では必見。
しかし、奇抜なパフォーマンスでバートとアントンの人気を奪うマジシャンを演じるジム・キャリーは独りテンションの高い演技で目立ってます。
観る側もいつもがっつり向き合って映画を
観たい訳でもないので、1日を笑って終わりたいというような時にはオススメです。
マジックの本質とは
ところどころ笑える。
マジックの楽しさを忘れたバードが相棒との別れや憧れだったマジシャンと出会い、マジックの楽しさを思い出していき、特にジョーダの誕生日会のシーンでは心から子供たちを楽しませている姿が良かった。
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