劇場公開日 2014年6月14日

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春を背負ってのレビュー・感想・評価

全47件中、41~47件目を表示

3.5出来過ぎなストーリではあるけど・・・

2014年6月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

皆さんがおっしゃるように昭和テイスト満載な映画でしたが、全体的には邦画の王道を周到した感じのバランスのいい映画だったと思います。
おしいと思うのは松山ケンイチが何一つ挫折することなく淡々と山小屋の主になっていくストーリが出来過ぎだなとは思いますが、立山連峰の雄大な景色やふもとの四季色とりどりの風景によってこの映画の雰囲気の良さを盛りたててくれています。

蒼井優演じる愛の天真爛漫なキャラクターの裏側にあった過去のいきさつがこの映画のアクセントにもなっていました。彼女の演技もその雰囲気を見事に演じていたと思います。

映像の良さも含めて劇場で観てよかったと思います。

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いとーたろー

4.0映画化になるとは知らなかったけど

2014年6月18日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

つい本を思い出し、エピソードがどんな感じに、映像化されるのかが、興味津々でしたが、自分の思い描く映像とは違ってました。限界かな?

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タシケン

3.5心の避難小屋

2014年6月15日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

誰もが心に重い荷物を背負うことってありますよね。そういう時、厳しい自然の中だからこそ、染みる心の交わりってあると思います。山に登る人は、多かれ少なかれ、そんなことを思い描いているかも。(大昔の山野郎)

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こばりん

3.5やはり映像は綺麗

2014年6月14日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

萌える

木村監督の前作、「剱岳 点の記」ががっかりだったので、今回は映像だけ楽しむ覚悟で鑑賞した。

が・・・良いじゃん。心に染みる良い話だった。やればできるんじゃん。

点の記の時は人間が脇役で剱岳が主役、みたいなムードがあったが、今回はちゃんと人間が主役になってる。山の遭難シーンも山小屋のシーンも「おい」と思う箇所はいくつかあるけど(当方、山小屋で働いた経験あり)、今回は山も山小屋も脇役で、要するに「山小屋を舞台にしたホームドラマ」なので、それほど引っかからなかった。

そのホームドラマも、主役級の3人はそれぞれ何かを「背負って」この山小屋にいるわけだけど、その背負ってるものが「たいしたことない」のが良いんだよね。
傍目にはたいしたことないようなことに、みんな押し潰されそうになりながら生きてるんだよな~。という心に染みる話だった。

この映画の山岳監修もしている山岳ガイドの多賀谷氏とかモンベルの社長の辰野氏といった、山の世界では知られているけれど俳優ではない人が何人も画面の端に写っていたりセリフを喋ったりしていたのは楽しかった。

ハッタリは何もないし派手でもないけど、良い映画だと思います。
ゴロさんも愛も、山にはこんな人、いるよ~、と懐かしくなったし。

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flying frog

3.0意図的だと思うけど昭和的映像作品。

2014年6月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

オープニングの題字からそうですが、全編昭和な仕上がりでした。
映像も妙にざらつきがあり一昔前みたいな出来上がり。
お話は大きな事件は特に何もなく、父親がなくなり急遽山小屋を継ぐことになった一人息子の成長物語。淡々と日常生活が描かれます。まあ、要所要所で難題発生するんですけどね。
映像が綺麗です。桜と雪と立山連峰と、見所満載な美しい画面です。
しかし、音楽どーにかならなかったのかな~?これも意図的?
妙に場違いな効果音楽が随所にみられ、音楽がなるシーンはほぼ違和感ありでした。
昭和怪獣映画のBGMみたいな…。
家族の絆、は感じさせてもらいました。

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peanuts

3.0春を背負って

2014年6月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

幸せ

寝られる

後半まで、想定内のぬるま湯ドラマ、最後の十五分ぐらいで目が覚めました。寝ているときドラマ内で自分の名前を呼ばれ、その時だけ目が覚めました。平凡な作品でした。・

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gorou.fukazawa

3.5俺は山を撮るんだ!という強烈な意志を感じる

2014年6月14日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

楽しい

幸せ

長年、カメラマンとして撮影されてきた木村監督ならではの
こだわりが終始ガツンと伝わってくる映画でした。
とにかく、この人の「こだわり」がスゴイ。
「俺はこう撮るんだ!」というガンコさがビシビシきます。

静かな展開が続く中で、骨太さを感じました。
CGに慣れているためか、山の描写では、その壮大さを感じ、山登りしたいなと素直に思える、ドキュメンタリーのような感じもしました。

登場人物は皆「何かを背負って」生きています。その過去を広げていく過程はしんみりしたり、感動したり。
周りはご年配の方が多かったですが、すすり泣きも聞こえてきました。

個人的には、主人公(松山ケンイチ)が金融業から山小屋で働くことになった上で、けっこうすんなりと受け入れられたような展開でした。
もっと葛藤があったと思うので、それを見られたら尚良かったと思います。

ただ、何故☆3つなのかというと、20代の自分からすると、セリフの言い回しとか、カメラワークとか、行動とかやっぱり水戸黄門的に感じたり、「そんな展開ある?」といった泣ける場面が逆に笑えたりする所ありました。素直な気持ちとして。

しかし、それも枝葉末節のことであり、ストーリーは古臭くないので、何かきっかけが欲しいときは観たいと思います。

今の時代にこういう映画を作っちゃう監督の強さがいいと思いますし、次回作も是非期待します。

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かず