春を背負ってのレビュー・感想・評価
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山に登りたくなる
安心して観ていられる映画でした。
景色は綺麗で、雪が降ってなければ山登りも良いなと思いました。
ゴローさんの存在感が大きくて、記憶に残る名台詞が次々出て来るので、この状況で次は何を言ってくれるのか、自分ならどういう言葉を言えるのか、考えていましたが、総じてゴローさんのボキャブラリーには勝てませんでした。
人生経験豊富じゃないと、出てこない台詞だなあと感じました。
演出が古いとかレビューにありますが、この監督はあえてそこを狙って突いているように思えました。
じゃないと、最後のグルグル回るのなんて、今じゃコントでしか見ないような演出ですからね。
突っ込んだら負けのような。
自分の居場所の作り方。昭和の空気が漂う人間ドラマ。
【賛否両論チェック】
賛:自然の厳しさの中で、それぞれの居場所を見つけていく登場人物達が清々しい。風景も壮観。
否:全体的に、ちょっと台詞が説教臭い。展開もややご都合主義か。
山小屋という厳しい自然環境にあって、その中でもたくましく生きようとする主人公の、覚悟にも似た強い感情に心打たれます。同時に、自分の居場所をなくしながらも、それでも今自分がいる場所を、自分にとっての本当の居場所にしていこうと一生懸命になる登場人物達の姿に、すごく元気をもらえます。
台詞は結構お説教臭くて、言い回しなんかも古い印象がしてしまうのが、難点といえば難点でしょうか。展開もやや昭和なイメージがしてしまうのがたまに傷です。
どちらかといえば、かなり大人の方向けの人間ドラマです。
清々しい気持ちになる映画です
見終わって爽やかな気持ち
泣きっぱなし
物分りの良い主人公
古臭さが良かった
美しい風景は必見
『春を背負って』を鑑賞。
名カメラマン木村大作の監督2作目となる作品。
山小屋を経営する父親から距離をおき、東京でトレーダーとして働く享(松山ケンイチ)は突然父の訃報を聞き、山小屋を引き継ぐ事を決意。山小屋で働く愛(蒼井優)と、父の友人であるゴロさん(豊川悦司)の3人の奮闘を描く。
まず、この映画の主役は松ケンでもトヨエツでもなく、紛れもなく「山」であろう。
自然が与える素晴らしい景色とそれに反する厳しさ。映画はそれのみで構成されている。それは作品に悪人を一切登場させない事によってより一層強調されている。
さらには映像においても引きでのカットが非常に多いにも関わらず空撮やCGを一切使用しないなど、撮影が困難であった事を想像させる。そしてその迫力は確かに活きており、物語に深みを与える事に成功している。
個人的にはエンディングテーマである山崎まさよしの「心の手紙」が非常に映画にマッチしているのも良かった。四季折々の美しい風景映像にこの曲が流れれば観客は席を立てないのではないだろうか。
とにかく日本の四季を抜群のセンスで実に美しく撮られた今作は是非劇場で体感して頂きたいと思う。
えーっ、古い
美しい
音楽が邪魔
家族で安心して見れる良い映画
古臭いとの意見もありますが、それがこの映画の良さであり、魅力です。
大自然の雄大さを満喫するには、やはり映画館の大スクリーンで鑑賞すべきでしょう。
自分は「劔岳」よりこちらの映画の方が好きです。
ドラマとして見ごたえ十分で、役者の演技も申し分ありません。
ラストのカメラワークは少し意外ですが、微笑ましかったです。
心が洗われる映画で、家族との鑑賞にも適しています。
お勧め致します。
良かった
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