凶悪のレビュー・感想・評価
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彼らの犯罪以上に恐ろしいこと
非日常的に溢れる狂気に酔いしれる
嫌悪感
ゾンビよりよっぽど怖いww
怖いけど。
恐ろしいけど見てほしい。
ストーリーは重くて決していい気分になる映画ではないのですが、多くの人に見てほしい。
まずは実際の話というところが、震撼する。
藤井の家庭の描写が不要という意見もあったが、昼間に残忍な殺人犯の告白をさんざん聞かされてあの状態の家庭に帰るというところが、ますます陰気な気分に輪をかけるし、逆にあれほど残忍なことをしている2人の家庭は円満だというところが、何とも皮肉。
不気味な音楽や陰鬱な映像もいい。
リリー・フランキーとピエール瀧が強烈に異常な2人を演じ、
主人公の山田孝之はキャラ的には一見普通の会社員なので、下手するとこの2人に全部持って入れてしまうところだが、これがまた素晴らしい。
11段階に分けたという絶妙な心理状態の変化など、計算しつくされてた上での演技だと思うが、どの映画でも本当にこういう人なんじゃないか?と思わせる演技力はさすが!
凶悪犯2人だけでなく、山田さんの演技ももっと評価されていいと思うし、山田さんにオファーした白石監督はさすが。
若い監督の今後が楽しみです。
オラフと同一人物?!
俺を1番殺したいのは、、、
ブッこんじゃうか!?
ノンフィクション「凶悪 ある死刑囚の告発」を原作とする本作。
実録犯罪モノとしては映画「冷たい熱帯魚」に通じるものがあります。
本作、兎にも角にもキャラが濃い。
須藤役のピエール瀧。
粗暴さと同時に愛嬌があり、須藤の不思議な、アウトロー的な魅力がよく出ていました。
暴力シーンは凶悪そのもの。
無頼寿司の梅さんの恍けた姿とは対極の姿。
非常に怖かった。
そして、「先生」役のリリーフランキー。
この胡散臭さを出せるのは、この人しかいないのでは?
と思わせる程に胡散臭かった。
場面場面でヒョッコリ姿を現す陰湿な凶悪さは直接的な暴力を担う須藤とは別な怖さを持っていました。
ただ単なる暴力を行使する話ではなく所々に会話の妙というか、思わずクスッとするような面白さもありました。
特に、焼却炉での須藤と「先生」の遣り取り。
凄惨な場面なのに思わず笑ってしまいました。
あとは死体遺棄時の死体への演技(?)指導。
そして、須藤の口癖「ブッこんじゃうか」。
映画「冷たい熱帯魚」の中の『透明にする』並みに使いたくなるワードでした。
話の作りも時系列を崩す作りになっており、徐々にピースが当てはまる感じが良かったです。
冒頭のシーンは須藤の暴力的な凶悪さを説明する役割も担いつつ同時に状況の不透明さがあり話に惹きこまれました。
また、後半の須藤の言動の違和感も面白かったです。
全く爽快感は無いものの暗い面白さのある本作。
映画「冷たい熱帯魚」が好きな方。
オススメです。
後味わるー
どちらかというと
人間の醜さを見事に表現した映画
同じ世界と思えない
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