凶悪のレビュー・感想・評価
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ピエール瀧さんトラウマ級の演技
原作も見たのですが、これはこれで凄く怖かったです。特にリリーさんとピエール瀧さんの演技は凄かった!須藤が藤井に襲いかかったシーンは本当に怖かったです!
極道もの
役者の演技は評判通りの素晴らしさ。
凶悪というのはかなりストレートなタイトルですね。現実的な内容のため考えさせられる部分も多々あり、制作側の意図も伝わってきた気がした。
深読みし過ぎずに観た方がいいです。タイトル通りの作品。
意外と現実的
借金返済のために家族に保険金をかけて殺して残りの家族は生き延びようとするとか、殺しのシーン以上にリアルでグロい。何よりも自分を優先してしまう人間の性と狡猾さが描かれている。
ピエール瀧もリリー・フランキーも良く演じきっていると思う。でも人間誰しもこれを演じることは出来る気もする。
狂悪
ピエール瀧、リリーフランキー の演技を観るだけでも必見の映画。
私は作品の雰囲気に影響を受けやすいので体調が絶好調の時に観ました!それでも観終わった後は ズッシリと。
他人の事をこれっぽちも考慮せず欲望のままに行動できる、究極の自己中ばかりが登場。
演技、演出が突出して良くなければ とても観れたもんではありません。
それだけに、監督、役者の凄みが分かる映画でした。
冷たい熱帯魚が好きな人には勧められる映画。冷たい熱帯魚ほど派手では...
冷たい熱帯魚が好きな人には勧められる映画。冷たい熱帯魚ほど派手ではないがこの映画は登場人物全てが何かしらの狂気に満ちている。
ピエール瀧とリリーフランキーの演技が素晴らしい。
人の怖さの一種。
実在の事件の映画化。保険金殺人、地上げなどの殺しが罪悪関係なく行われること、全く簡単なことのように描かれる。人を殺める事になんのためらいもなく、あるのは金への執着。持つものから奪う、ただそれだけの事。
リリーフランキー、ピエール瀧演じる実在の犯人は一言で言えば箍が外れた人間。けれども彼らが殺人を時に楽しむように犯しながら、自分の身内には甘く、暖かい家庭(のようなもの)を大切にしている。かたや借金の返済のために父親を依頼殺人する家族の地獄感たるや、彼らは借金から逃げれたが、次は罪悪感から逃げ続ける事になる。普通の凶悪でない人々がまるで伝染病のように悪に蝕まれていく様を見事に描いている映画。これは事件を追う山田孝之を同じで、事件の真相に近づくにつれ、どこかで楽しいというか、もちろん使命感が大部分なのだが生きる実感、レーゾンドートルのようなものに取り憑かれるが故に彼らの死を願うようになっていくのもまた伝染病の一種なのか。
ラストで山田孝之の母親を介護施設に入れるシーンは難しい。これは施設に入れるのと殺してしまうのは殆ど一緒なのではないか?という演出にもとれるし、全く違うのも間違いない。殺してしまうのと、施設に入れて介護するのとでは全く違うのだけど、心情的には一緒なのでは、という描き方。
瀧が酒を飲ませて殺すシーでの焼酎にシャブをいれて指でかき混ぜ、「さぁ行くぞぉっ!」と飲ませるシーンは秀逸。
リリーフランキーとピエール瀧の凶悪犯の演技が狂気。怖い。 この二人...
リリーフランキーとピエール瀧の凶悪犯の演技が狂気。怖い。
この二人以外にも色々な人の怖さが見れる。
人間誰でも狂気の部分があるのではないか。
それが思いっきり外に出ているか、内に秘めているか。
山田孝之を含めたこの三人の演技が素晴らしかった。
狂気の連鎖
元暴力団員で投獄中の死刑囚、須藤順次(ピエール瀧)からの手紙を受け取った記者の藤井修一(山田孝之)。
藤井が須藤のもとを訪れると、須藤はまだ公になっていない余罪三件に自分が関わっていると告発し、それらの首謀者はいずれも「先生」と呼ばれる男、木村孝雄(リリー・フランキー)であると告げる。
自分が死刑判決を受けた今も、「先生」が罪に問われることなくのうのうと娑婆で生きていることが許せない須藤は、自分の告白を記事にして「先生」を追い詰め、罰を与えることを望む。
上司からは、記事にならないから取材をやめるように言われた藤井だが、何か引っかかりを感じて裏付けを取っていくうちに、次第に須藤の話を信用し始める。
藤井の取材は、須藤と木村が引き起こした幾多の凶悪犯罪を次々と白昼の元に晒すこととなり、それらを目の当たりにした藤井自身も、いつしかその狂気の渦に飲み込まれていく。
え、山田孝之が悪い奴の役だとばっか思ってたんだけど!全然違ってワロス!
ピエール瀧は最近ドラマ「64」で観たけどそっちのキャラと全然違った。
2人とも好きな俳優さん!❤️
じいさん殺害の三件目は原作で読んだの覚えてて、読むの辛かったなぁ~って思い出した。
生きている人が苦しみながらじわじわ死んでいくのってフィクションでも見てて苦しいよね~、、、当たり前だけどさ、、、
でもじいさん役の人の演技が下手で、助けを求める姿に感情移入の度合いが高まらなかったのは逆に良かった。笑
最初は先生焦ってたのに、いつの間にか死体と一緒にシャワー浴びたり、鉈で死体をバラバラにしたり、そういうことが平気になって、徐々に人の死に何も感じなくなっていく様子が怖いわー。
先生の洗脳によって最後はもう誰も信じられなくなっちゃってね。
五十嵐の件は須藤が可哀想。
その件が、獄中から告発文を書くモチベーションになったってのは納得がいくよね。
ピエール瀧とリリー・フランキーはいい役も悪い役もしれーっとこなすし、山田孝之はアホみたいな役も真面目な役もしれーっとこなすから、凄いね。
大満足だけど、もう一回観るか?と聞かれたら観ないと思うので星は4.5。
しっかし池脇千鶴と大島優子ってなんでこんなに似てるんだろー。
こないだ観た「スイートリトルライズ」なんか二人とも出てるから狙ってるのかと思ったわ。
ちょっとしつこいかな
本意は? と聞かれて誰がどう答える?
エネルギッシュな映画で見ごたえがある。
が、少し酒を飲ませて殺すシーンが長く、しつこい・・・・
そんなに時間が必要な大事なシーンなのか?
これさえなければ良い映画だったのに、残念です。
名優揃い。
リリーフランキー、ピエール瀧、山田孝之、素晴らしい俳優ばかりでした。狂気に満ちあふれています。後味の悪さがこの映画のクオリティの高さを物語っています。が、内容が内容なだけに、もう観たくないです。恐ろしい。
Best of ピエール瀧映画
アナ雪、そこのみにて光り輝く、ウシジマくん、と観てからの鑑賞。各役者の演技の幅広さに感心する。特にピエール瀧。オラフのようにカワイイ役から、今回の「ぶっこむゾ、コルァ〜」と叫ぶヤクザ役まで、振れ幅がスゴイ。この人、マジで怖い…
固唾を飲み続ける。 そんな緊迫感がずっとある。人を殺すシーンは逆に...
固唾を飲み続ける。
そんな緊迫感がずっとある。人を殺すシーンは逆に軽いノリのようにトントンいく、躊躇はないむしろ楽しむ。これが真実であるなら絶望ですね、真実ベースですので絶望してます。むしろ全フィクションだとしても眼を疑うが。
クソみたいな人間の悪をギュッと詰め込んだ存在。それをピエール瀧とリリーフランキーが絶対的に演じきってます。常軌を逸した言動、表情、存在ですね。存在が常軌を逸してる。刑務所で少し変わるピエール瀧。しかし、やはり変わってない気がする。ゾッとする存在であり続ける。改心などしていないよ。復讐にたぎっているだけ。
リリーフランキーは、対峙する法廷での表情が罪の意識など微塵も無い生を望む生き物としての見本のよう。これが本当の人間の姿なのかも知れない。そんな様に思わされる。完全には否定できない気がする。それでも否定しなきゃ。。。山田孝之はそれを全身全霊で否定しようとするが、実際はそんな自分に救いを求めてるだけなのかもしれない。小さな自分の中の凶悪を否定したいのだ。好演だと思う。
山田孝之演じる藤井は引っ張られるように引き込まれて取材を続け、真実を明らかにしていく。
山田孝之自身、不満の残る演技だったようだが、あれ以上は難しい気がする。むしろ、凄いと思う。両隣にあの2人の役、役者がいてだ。それ程の存在感が彼等にはあった。
怖いっす。
最後の
『一番殺したいのは…』という言葉にハッと気付かされました。
中盤から殺人犯を追うはずのジャーナリストの目が、最も狂気に溢れていたようにも見えました。あと妻が『自分だけは違うと思っていた…』というニュアンスのことを話すシーンも…。
『凶悪』という言葉について考えさせられる映画でしたね。
まぁ、とにかく須藤役と木村役のお二人のハマり具合が見事でそれだけでも見る価値はあったのかな、と。楽しめました。
ぶっこむ
物語の最初から最後まで、ドンヨリとした空気で進んでいくので、観終わった後に、ドッと疲れが押しよせてきます。良い意味で後味の悪さがきいてます。
そして、なんといっても特筆すべき点はピエール瀧の演技。
恐ろしくイカれた役を演じていたが、もはや素で演じてるんじゃないかと思うくらい、そういう人にしか見えなかったです。観終わったあと、しばらく頭の中から「ぶっこむ」が離れませんでした。笑
リリー・フランキーもとても良かった。山田孝之は全体的に抑えた演技だったので、どうしても前者の2人に埋もれる感じになりましたけど、しっかりとした演技で作品を支えています。池脇千鶴も然り。
万人受けする作品ではないですが、役者陣の演技を観るだけでも一見の価値ありです。
ブッこむぞ!!
とにかく人を殺す乗りが軽いよ!
人焼きながら、「肉食べたくなっちゃったなあ」ってw
「ついカッとなって殺っちゃったよw」ってw
「おれにもやらせてw」ってw
不謹慎といえばそれまでかも知れないですが、不謹慎も度を越すと笑い(笑)に変わるんですね
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