世界にひとつのプレイブックのレビュー・感想・評価
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ストーリーの甘さを役者が救う
各映画賞へのノミネートあるいは受賞でかなり評価の高い作品だが、実は個人的にはあまり期待していなかった。
その予感は半分当たってしまった。
主演助演含めて俳優陣の健闘ぶりは予想通りだったが、ストーリーの方は予想以上にピンと来なかった。
ポイントはティファニーのキャラクターだと思う。
脚本の段階ではこのキャラクターはあまりよく描けていないと思うのだが、演じたJ・ローレンスの堂々とした力技があまりよく描けていないキャラクターに存在感を与えてしまった。
これがストーリーが歪になってしまった最大の要因だと思う。
このストーリーの中で一番よく描けているのはパットのキャラクターで、演じるB・クーパーも好演しているが、このキャラクターが主人公になり切れていない。
ティファニーのキャラクターの存在感があるばかりに。
ラブ・ストーリーとして致命的なのは、ティファニーはいつ何処でパットに惹かれたのか?そもそも彼女は夫の死でどんなふうどれだけ傷ついているのか?この辺りは言葉に台詞に頼らずに見せて欲しい。台詞に頼らずに映像で見せることを怠っているように感じた。
主役の二人がドンドン格好良く魅力的に。
非常に良かった。
主役の二人がドンドン格好良くなり。
終盤には周りの人物も含めて最高な作品でした。
特に良かったのがジェニファー・ローレンス。
前半部分では正直言ってあんま可愛くない彼女。
その彼女の終盤の妖艶且つ切ない顔。
ググッと作品に惹き込まれました
相手役のブラッドレイ・クーパーも格好良かった。
また親父役のロバート・デ・ニーロも良い味を出していました。
全編通して笑いと苦笑が絶えない作品でありつつ、徐々に高められて終盤には涙がボロボロ。
鑑賞後の充実感が半端ない作品でした。
知らなくても十分楽しめますが監督の経歴を知っていると更にグッとくるものがありますので是非劇場でパンフを。
オススメです。
魅力的な俳優陣
内容は、典型的な人生やり直しとラブストーリーを絡めたもの。でもアメフトのくだりなど日本人には少々、おいおい!と吹き出してしまうところもあり、飽きさせない。まさにアメリカ映画といった感じ。
一番の魅力は、俳優陣。ブラッドリー・クーパーがここまで感情の微妙な変化を演じられるとは思わなかった。最後はやはりかっこいい姿を見せてくれる。大御所ロバート・デニーロもこの程度の役所でよく出てくれたなあといえる、さすがの演技。そして何より圧倒的な存在感を示してくれたのがジェニファー・ローレンス。あまり好きな顔ではないが、上手いし、なんとも言えない雰囲気を持っており、ついつい引き込まれてしまう。
逆に言えば、豪華な俳優陣がありがちなストーリーを補って余りある映画の魅力となっていると思った。
一度は見ておきたい最高の映画
サインに気づくのは難しい
男として許せない映画
共通点
シリアスと笑いのブレンド具合が絶妙
前半はブラッドリー・クーパーが演じたパットの暴走ぶりをどうにも受け止めることができず、これ本当に評判になった映画なのかな?と不思議な思いに駆られつつ鑑賞していましたが、終わってみればいつの間にか心動かされている自分がそこにいました。
まあ賞レースを賑わせた作品と言う目線でさえ見なければ、普通に感動出来る映画だったと思いましたよ。
とにかくこの映画は、ジェニファー・ローレンスが演じたティファニーの存在に尽きる映画でしょう。
クレイジー?イカレタ女?いやいや、彼女は真っ直ぐにしか生きられない不器用な女性と言うだけでしたよね。
不器用にパットを愛したその姿には、思わず心揺さぶられてしまいました。
ジェニファーはブラッドリーよりも一回り以上年下なのに、どっちが年上なのか分からないぐらい貫禄ある演技を見せてくれましたね。
逆にパットの方は、いくら心の病を患っているからとは言えちょっと行動がクレイジー過ぎて、私の狭い心では微笑ましい目線で見ることまでは出来ませんでした。
でも、痛みを知っている者同士だからこそ分かりあえた関係と言うのは、まあ何となく分かるような気はしましたけど。
その立場に立ってみなければ分からないことって、一杯ありますからね・・・。
と言う訳で、やはりティファニーの存在あってこその映画だったなと、改めて思わされた次第です。
ところでデ・ニーロパパですが・・・いい味出していたし、いい演技だったなとは思いましたけど、よくよく考えるとこの親父が一番イカレテいたような?
それでも存在感で感動に持っていくデ・ニーロは、やっぱり名優中の名優ですね。
まあ全てに置いて納得できた訳ではないですが、見終わっての後味は悪くなし!な映画でした。
タイトルとは違い良かった。
よかったねー
恋愛映画というよりリハビリ映画か
予告で見ていたので何となく予想はしていたのだが
それ以上に登場人物が病んでた。
序盤から中盤過ぎるぐらいまで主人公に感情移入しにくい。
これは恋愛とか言ってる場合じゃないってレベル。
そこからダンスしたりして心の平穏を取り戻していくんだけど
物語がどっちに向かおうとしてるのか心配になったよ(笑)
ジェニファー・ローレンスは魅力的。
病んでるしぶっ飛んでるけど、弱さも見えたりチャーミングだったり。 この映画は彼女の役が失敗してたら絶対ヤバイ事になってたと思う。
最後の展開の鮮やかさには持っていかれた。
デニーロはすごいおじいちゃんになっちゃったね。
なんだこれ?100円返せ!
ごめん。
タイトルはチト言い過ぎだが・・
●アリとキリギリス・・
キリギリスが助けてもらうていう、ディズニー版のエンディングが広がってるのが腹立つ。
違うよね?
原題では・・キリギリスはアリから拒絶されて餓死するよね。
この手の映画見て、いつも思う!
何故?精神を破綻した人が助けてもらえるの?皆に迷惑をかけまくって、それで人生変えられた人も居るのに・・
何故?まともに&普通に暮らしてる人がそんな方々に気を使わなければならないの?
『すいません。我々は不適格者です。助けて下さいませんか?』てなら未だしも、何故に?大手を振って主役はってんの???
思いやりが無い?
違うでしょ?きちんと暮らしてる人に思いやりや敬意をもって接してよ?と。
だから、この作品見て腹立つしか無かった!
てか、俺みたいな人物はこの手の映画見てはならないのかな???
☆評価は・・
DVD100円基準で(*^^)v{②
DVD買う度 >0
モ1回見たい度 >0
おすすめ度 *
デートで見る度 ◇◇◇
・・これ?何処がおもろいのん?
●テイクディスワルツと●愛してる愛してない並みの腹立たしさを覚えた!
伯爵憤慨o(`ω´ )oo(`ω´ )oo(`ω´ )o
ゴミ袋みたいな服あるよね!
一度は観てみたほうがいい作品。
ストーリーは、躁鬱病と診断された主人公が妻の浮気が原因で精神病院に入院。8ヶ月間の入院を経て退院し、日常に戻る所から始まる。
予告映像や紹介文を見ると一見暗いイメージがあるが、所々笑えるポイントもあり、劇中の音楽もセンスが良くて、飽きさせない工夫が感じられました。
言葉使いが悪い所があるけども、洋画お決まりの無理やり撮ったベッドシーン等は無く、そういう表現が苦手な人でも見やすい作品です。
最後にニッキ(元妻)と会話した後ティファニーを追いかけるシーンでは、すぐ走り出してホールで捕まえると思ったが、父親がパット(主人公)に言葉をかけるタイミングが良い意味で期待を裏切られ、その言葉を口にして伝える表現が見てる側の意見を代弁してくれている様に感じ、ただ共感を誘うだけの安い恋愛物やお涙頂戴物よりも、見応えのある物になっていたと思います。
人にオススメするのは好きではないですが、紹介したくなる作品の一つです。
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