世界にひとつのプレイブックのレビュー・感想・評価
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そこそこおもろい
統合失調症のゲエジと境界性パーソナリティ障害のボダ女とかが出てきます。専門的なことはほとんど語ってませんが、この手の連中の生き様が描かれています。女は自分からおっさんに近づいて行って急に「近づかないで!」とか言い出し騒ぎを起こし、周りがざわつくと急にそのおっさんを擁護したりするのですが、この辺はメンヘラ女のありがちなパターンです。 糖質のおっさんはジョギングウェアにゴミ袋を使用してジョギングをしています。パっと見るとフォレスト・ガンプのトム・ハンクスみたいなんで、頭にアルミホイルを巻く一工夫があればさらに良かったのではないかなと思いました。そこだけが少し残念でした。
ツェッペリン
が流れた時は物凄く嬉しかったのだけど・・・。あまりにも場面が。 ディランが一緒に歌っていたのは誰だろう? 主演のブラッドリー・クーパーはかっこいいですね。ジェニファー・ローレンスもきれいだったし。
イカレてる
主人公もその周りの人物の多くも、ものすごくズレてる。 作品中では精神疾患という設定 (作中で明言してなかったと思うんだが、おそらくは統合失調症) のようだが、そんな生易しい感じではない。 何かの犯罪を犯し、司法取引で病院に収監され治療を受ける ことを義務付けされているはずなのに守らない。 自己中心的で他人への配慮が全くできず、他人の言う事を聞かず、 興味が向くと、他者が訊かれて困るような事を平気でズケズケと 訊きまくり、本人たちだけでなく代わりの人間関係も壊す。 こういう所はまるで3歳児。 また、自分が思う通りにならないと喚き、暴れる。 法律を守らないし、規則に従おうという気さえない。 精神疾患というだけでは収まらない、主人公の性格。 ところが中盤から主人公の描き方がガラッと変わる。 少しズレた女性と出会ってから、 ・他人を思いやる言動ばかりになり、 ・一緒に同じ目的に向かって努力することになり、 ・親父との関係を修復しようとしていると、全財産を掛かった 賭け勝負に巻き込まれ、 いつも間にか、その勝負が映画のクライマックスに。 そして恋愛成就。ハッピーエンドって、おいっ。 何でも恋愛映画にすればいいってもんじゃない。
いろいろあるが皆んないい人
接近禁止、裁判所、精神病院、入院、カウンセリング、警察沙汰、賭博(合法とは思えない) 普通の生活では、そうお世話になることのないエピソードの連続だが、皆んな優しい人ばかり。 そして皆んな助け合う。 特にティファニーの魅力にノックダウンしてしまいました。結末が見えてきても、引きずり込まれてしまいました。
登場人物のぶっ飛んだ会話に最初は違和感を感じるが、 だんだんと慣れて来る。ラストシーンはこれはラブストーリーだったんだなと気づく。
動画配信で映画「世界にひとつのプレイブック」を見た。 劇場公開日:2013年2月22日 2012年製作/122分/G/アメリカ 原題:Silver Linings Playbook 配給:ギャガ ブラッドリー・クーパー ジェニファー・ローレンス ロバート・デ・ニーロ クリス・タッカー ジュリア・スタイルズ 妻と同僚教師の不倫現場に遭遇したブラッドリー・クーパー。 ショックのあまり精神を病んでしまった。 精神病院に8カ月間入院。 母親が裁判所に申請し、強引に退院許可をもらう。 友人の自宅パーティで 友人の妻の妹、ジェニファー・ローレンスと知り合う。 ジェニファー・ローレンスも夫を事故で亡くし、 精神的に不安定だった。 妻と復縁しようとリハビリに励むブラッドリー・クーパーだったが、 ジェニファー・ローレンスとペアでダンスコンテストへ出場することになる。 登場人物のぶっ飛んだ会話に最初は違和感を感じるが、 だんだんと慣れて来る。 野球の勝敗とダンスコンテストの点数に大金が賭けられるという強引な脚本だが、それもまたありかなと思わせる。 ラストシーンはこれはラブストーリーだったんだなと気づく。 友人の妻に見覚えがあったが誰だか思い出せなかった。 ジェイソン・ボーンシリーズのジュリア・スタイルズだった。 満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
シャル・ウィ・ダンス?
いやー、主人公も周りの人たちも、なかなかの壊れっぷりだった。しかし、お先真っ暗的な陰はなく、なんか明るい。ダメな人々だけど、憎めない。でも、ゴミ袋はやめて欲しいけど。不健康そうな黒メイクなのに、健康的なボディのジェニファー・ローレンスがよい。胸元にはついつい目がいってしまう。 社交ダンスのコンテストに、あのかっこうで、あの振りでは、5点取れただけでも上出来だよなぁ。これからも続けてみれば、きっと点が伸びてくると思うから、二人でがんばって欲しい。人生山あり谷ありだが、どんなに落ちても、また上がれるんだと思わせてくれる、ハートウォーミングストーリー。 BS松竹東急の放送を鑑賞。
人生のどん底でみつけた希望の光
予告編を見て、そしてアカデミー賞に ノミネートされている事から 期待をして公開初日に観賞。 前半、パット(ブラッドリー・クーパー)が 同僚教師と妻との不倫現場を目撃して、 激昂して同僚教師に暴力をふるい病院に、 躁うつ病患者として入院、 母(ジャッキー・ウィーヴァー)の 計らいで退院するも 妻との「接近禁止令」、本人はまだ妻との関係は 修復可能だと信じて、 深夜だろうと暴走する始末- 常軌を逸した行動に出てしまう前半は正直、 映画を見ていい気持ちで帰りたいのに・・・と、 あっ、これは失敗かもと 心の中で芽生えてしまった。 しかし、中盤、そして後半の展開は グイグイ魅せられて気がついたら 人生のどん底から這い上がる主人公の姿に 応援したくなり、評価がうなぎ上りに上昇した。 こんな映画もめずらしい。 ここまで盛り返すとは・・・驚きの映画でした。 映画館を後にしたときに、何故か心が温かくなり この映画に出会えた事を、幸せに感じてしまった。 ティファニー(ジェニファー・ローレンス)は、 夫を交通事故で亡くして悲しみのあまり同僚全てを 寝てしまい・・・社長に解雇されてしまった女性。 言動はかなりクレイジー、 ちょっと面倒な女性かもしれないが、 胸の内を気持ちいいほど 全て全てさらけだしている。 どん底状態の二人だからこそ、 共感して最良のパートナーに なっていくのかというと、簡単ではなかった。 すごく真面目なんだけど、ちょっと余計な ひと言をつぶやいてしまうパットと社交性に乏しい ティファニーの組み合わせは 衝突してしまうのは必然。 そんな二人が調整するダンス大会、 心を重ねて相手の事を 理解していくにはダンスって最良の選択- わだかまりやモヤモヤした気持ちもいっぺんに 吹き飛ばしてくれる。 友情から恋愛に・・・なんてここでも簡単ではない。 友情から恋愛に発展する瞬間、そのきっかけ その分岐点を決めるサイン・・・ これ、結構見逃してるかもと 自分の中で苦笑しちゃったけど、 パットが妻とヨリを戻したい事を ティファニーは知っているから、 直接言うことは難しい。 彼女が発信したサイン、見抜けるのか- 主人公二人以外も個性的な面々が 顔をそろえていました。 みんな、お節介焼きがそろってました パットの父親(ロバート・デ・ニーロ)は、 息子を溺愛するあまり アメフトの試合に息子が一緒に見ないと勝てないとか、 息子のために全財産を投げ打って勝負するなんて 正気の沙汰じゃないと思い、 考え方についていけない部分があったけど 息子の前で、お前のそばにいたいと本心を 打ち明けたときは愛情の表現が下手で不器用で・・・ 自分の亡くなった父親にそっくりで大号泣でした。 生前の父が脳裏に浮かんでしまった 人生のどん底を経験した二人が、 人生至福の瞬間を迎えるのか ダンス大会終了後の展開は、ちょっと古い作品だけど 1987年の主人公の恋愛を応援するも、 恋する思いを彼に 伝えることができない、「恋しくて」を 思いだしてしまった。 妻とヨリを戻したいパット、パットを応援するも 自分の気持ちに気付いたティファニー・・・ 切ない状況二人が下した決断は・・・ いつのまにか劇中の主人公たちの周りの キャラクターと同様 自分もお節介モードで観賞してしまった。 幸せになって欲しいと。 お節介焼きメンバーの後押しって力強いね ジェニファー・ローレンスはこの作品で、 第85回アカデミー賞 主演女優賞を獲得 本作品では20代後半~30代前半。 「ハンガーゲーム」では10代後半に見えたけど・・・ 演技の幅が広い、名女優ですね。
悪くはないんだけど
不穏感がすごい。観ててちょっとしんどくなる感じも多かったです。 配役は言うことないですね。 元妻何様って思っちゃうし、依存性が高いって何事でもしんどいなと思わされます。 ハッピーエンドかなとは思うけど、なかなかしんどい映画でした。
テレビドラマ感が強く映画としては少々期待外れ
製作陣も含めそうそうたる顔ぶれのようだが、ストーリー・演出・映像それぞれ、あまり凝った感じがしなかった。 素人感覚で申し上げるにはおそれ多いが、街の雰囲気が良さそうだったので、もう少しきれいな映像が撮れれば、もっとストーリーも際立ったのでは。 アカデミー賞8部門ノミネートとのことだが、私的にはその良さがわからず…残念(>_<) 期待しないで観ればまあまあなのかも。
とらえどころのない面白さ
精神分裂症気味の男と女が意味不明の言動を繰り返し、お父さんはNFL/PHIの賭け屋稼業。伏線なしに話がドンドン進んで、何だかよくわからないけど妙にクセになりそうな味わいがあるなあ、と思って観ていたら最後に何とか辻褄があって、まだよくわからないところも色々あるけど、結構なかなか不思議な面白い作品で、ちょっと泣きそうにもなりました。主演女優がものすごくいいと思ったらオスカー取ってた。納得。
上手に生きる❗️
ブラッドリー・クーパーとジェニファー・ローレンス。 美男美女過ぎてリアリティに欠ける気もするが、前半、ブラッドリーの躁うつで苦しむ姿はさすが👏 まあ、分かってはいるが、最後はハッピーエンドで良かった👍
不協和音が漂うムードと直球なハッピーエンド
前半なんでそんなに愛するのとか、なんでそんなに怒るのという展開で少し入り込みづらい。そういう精神状態を描いているからだと思うが… なんでダンスなのかというのも唐突に感じた。 また個人的には干渉し合う親密な家族関係やスポーツ愛が薄い方だと思うので感情移入しづらかった。 タイトルもしっくりこなかった。原題の「Silver Linings Playbook」の直訳で『希望のプレイブック』とかの方が新しい人生を歩み出す男女の物語を表現できたか。 そして最後もうまくいきすぎかなと。(最後前妻に何と言ったのかは気になった) ただ主演女優ジェニファー・ローレンスのクライマックスの愛しい表情は素晴らしい。 数々の受賞をしていて期待値が大きかったかもしれないが、評価ほどではなかった。
ペアダンスマジック
大真面目で本気な彼らの極端な行為は笑いを誘う。 と笑いながら、共感する事も多くて心に響いた。 相手の動きに合わせ、誘導したり、誘導されたり、ペアダンスで足並みを揃えて行くのはピッタリな表現だと思ったし、振り付けもサイコーに良い。 執着し続けるのか新しい扉を開くのか、楽しい人生は本人次第だ。
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