「無神経で恐ろしい話」小さいおうち 重さんの映画レビュー(感想・評価)
無神経で恐ろしい話
昭和11年、松たか子扮する時子と片岡孝太郎扮する平井雅樹夫婦の小さいおうちのお手伝いとして黒木華扮するタキが入っていた。タキの目線で物語は展開されていく。そこへ吉岡秀隆扮する会社で採用したデザイナー板倉正治がやって来て時子はひと目で気に入ってしまった。板倉は、気さくに時子やタキに話しかけてきたあげく眠り込んでしまったのだった。しかし、仮にも採用されたばかりの新人が会社の常務の家でずうずうしく過ごせるものかね。ましてやひとりで常務の家に出入りしたり、常務の奥様とお付き合いしたりなんて無神経で恐ろしい話だな。
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