素敵な相棒 フランクじいさんとロボットヘルパーのレビュー・感想・評価
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ロボとジー
もっとハッピーな映画だと思っていた
ぬるい内容です
ロボットにだんだん傾倒していくシナリオなのだけれど、久々にあらわれた娘のくだりは少々無理があって、家事のできない娘の演出と、ロボットを邪険にすることに対する反感には説得力がなく、いくらもうろくした老人でも友達ロボットより、娘を選ぶでしょう。
この映画、表層的にはヒューマンドラマ、ということらしいが、まったく人間描写ができていないという恥ずかしい内容。
図書館での奥さん側からの接し方に距離があり過ぎるのも、種明かしに向けた落差を出したいがため。
メモリ消すことをためらうほどのドラマも構築できていない。
でもまあ、のんびり見ることはできるのでしょうか。
CG無しのロボット映画がこんなに新鮮とは。
胸に残る
老後の問題
老いをうまく描けていると思います
作りがマジメ過ぎた
もう少しコメディ色が濃い作品かと思って期待したがそうでもなかった。
徐々に自分のことができなくなってはいるが、それなりに一人暮らしが気に入っている70歳のフランクが、最初は邪魔にしていたロボットと気持ちを通わせていくストーリーも少し端折り気味。もう少し腰を落ち着けて、二人?の友情を丁寧に描いてもよかったのではないか。
そうすれば、ラストでフランクがとった行動がもっと鮮明になる。自分が助かりたいというよりも、ロボットを誤りから救わねばという思いが強かったはずだが、絆の強まりが十分に煮詰められていないため、行動の真意がどちらつかずに取れてしまって切なさが不完全。
ファンタジーな話の割りに、少し、作りがマジメ過ぎたのではないか。遊びがあったほうがジーンとくることもある。「ロボジー」のように。
ところで、予告篇でも気になったことだが、ロボットが軽すぎる。最初に息子のハンターが車からロボットを降ろすとき、いとも簡単に抱きかかえる。とても80kg(ポスターに記載)もあるようには見えない。あれだけのロボットが20〜30kgであるはずもない。
記憶はなくなるからいいのか、忘れないほうがよいのか…
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