犬と猫と人間と2 動物たちの大震災

劇場公開日:

解説

捨てられて殺処分されてしまう犬と猫の現状を描いたドキュメンタリー「犬と猫と人間と」(2009)のシリーズ第2弾として、11年3月11日の東日本大震災で被災した動物たちと飼い主のその後を追ったドキュメンタリー。津波で愛犬を失った夫婦が、喪失を受け止めていく道のりに寄り添ったほか、津波から生き延びた男性と野良猫が再会して家族になっていく姿や、福島の原発事故で取り残された動物たちに待ち受ける苦難、被ばくした家畜の処分をめぐり困難に直面する畜産農家の人々など、人と動物たちのいくつもの別れや出会いが収められている。監督は宮城県出身の映像作家・宍戸大裕。前作を手がけた飯田基晴がプロデューサーを務める。

2012年製作/104分/日本
配給:東風
劇場公開日:2013年6月1日

スタッフ・キャスト

監督
プロデューサー
飯田基晴
構成
飯田基晴
撮影
宍戸大裕
編集
飯田基晴
音楽
末森樹
ナレーション
宍戸大裕
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フォトギャラリー

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(C)宍戸大裕

映画レビュー

5.0☆すばらしい作品でした。☆

2013年11月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

怖い

6月に、宍戸監督・飯田プロデューサー・渡辺さんのトークイベントといっしょに拝見させていただきました。

とても多くの事を考えさせてくれるいい映画でした。

(上映後、監督からサインをもらっちゃいました・・。)

震災が起こった当時は確かにというか・・もちろん人が優先で動物は全て支援が後回しになってしまいました。

その結果、とてつもなく多くの動物が見捨てられました。

・・・という事ぐらいは新聞・テレビ・ネットなどでなんとなく知っていました。

・・・そうなんです・・・なんとなくなんです・・・。

この映画はその事実をはっきり鮮明に教えてくれました。

確かに多少かわいそうなシーンがあります。

しかし上映会のアンケートでこんな意見もあったそうです。

「かわいそうな姿から目を背けることが、一番“かわいそう”なことなのだ気づいてほしい。」

・・・確かにそうです。

人は都合の悪いことから目を背けてしまいます。まさに`臭い物には蓋をしろ`です。

・・・ですが・・・

できるだけ多くの人にこの現実を知ってほしい。考えてほしい。

特に動物を飼っている人はこの映画を見てほしい。

・・・そう思いました。

また今回は牛についても大きく取り上げてくれました。
犬や猫だけでなくとても深刻で大変な問題です。とても考えさせられます。

自分は映画が大好きで、よく大型シネコンでハリウッドの大作を見るのですが最近はやたら続編ばかりだったり、アニメ・ドラマの映画化だったり、うんざりしていました。

そんな中、久しぶりに心に残るいい映画を見ることができました。

ありがとうございました。

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ぼんじゅ

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