「アベンジャーズ再来!血沸き肉踊る決戦だったけど・・・」アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
アベンジャーズ再来!血沸き肉踊る決戦だったけど・・・
「アベンジャーズ」、ホンっと大好きです。まさにヒーロー映画の最高峰ですね。ただ(本来比べるものではないのでしょうが)前作ほどの高揚はなかったかな。痛快、爽快だった前作に比べ、本作にはちょっと影が漂っていた気がします。
「アイアンマン3」があんな風に終わって、「キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー」で、あんなことになっちゃって・・・
どうやって集結するんだったか、忘れていたんですが、いきなりの戦闘シーンからの始まりでした。
ヒドラの基地にロキの杖を奪いに行くんですが、これまた大迫力!一気に惹き込まれます。
ここで、クイックシルバーとスカーレット・ウィッチが悪役(ウィンター・ソルジャーの続きなんで)として登場。ヒドラの親玉はあっさり捕まって、2人は逃げるんだけど、このあとがよく分からない?
ヒドラが作ろうとしていた人工知能(AI?)がウルトロンってこと?それをトニーは、アベンジャーズとして使おうとした?トニーを憎むが故にウィッチ達は、ロボット(ウルトロン?)と共闘していた?
アイアンマン軍団でも不安を感じるトニーが、人工知能で戦えるウルトロンを作ったみたいだけど、それが人類を敵として認識したから、えらいことになっちゃった?
平和を守るということに対して、人それぞれの考え方がある。人類の敵となったウルトロンを倒すということで共闘したアベンジャーズだったけど、その想いに僅かな亀裂が生じ始めた気がする。
アクションシーンは大迫力です。
ハルクバスターもカッコよかったし、街一つが浮上していく様は、驚愕ものでした。あの超巨大要塞も人命救助に駆り出されて良かった。
でも、あくまでアベンジャーズが単独で平和のために戦っているんだけど、ハルクの暴走によって、世間の目も厳しくなる様相も見せている。
そんな中で、ハルクとウィドウのラブストーリーも盛り込んでいるんですが、ハルクには彼を見守る彼女がいたのに・・・ジェニファー・コネリーとリヴ・タイラーが演じていた。(どちらも大好きな女優さんです。余談) そこがちょっとひっかかりましたが、スカヨハも好きなんで許します。
【ネタバレ】
いよいよ、インフィニティ・ストーンやサノスが、はっきりと登場して、今後の盛り上がりにつながっていきます。
新たなメンバーも加わり、一見パワーアップしたようにも感じられるアベンジャーズだが、周囲からの見られ方が変わってきた感じがする。
単独で消えていったハルクはどこへ行ったのか?
なんか、スッキリしない終わり方でした。