「主役がそろい踏み!登場人物みんなヒーロー!」アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン YuuuuuTAさんの映画レビュー(感想・評価)
主役がそろい踏み!登場人物みんなヒーロー!
MCUシリーズの主要キャラ・サブキャラを集結させて
それぞれの魅力を堪能できる娯楽映画。
冒頭から見どころが満載。
東欧ソコヴィアにあるヒドラの研究施設を
アベンジャーズが襲撃するところから始まる。
アイアンマン、キャプテン・アメリカ、マイティ・ソー、
ハルク……
挨拶代わりと言わんばかりにヒドラ兵をなぎ倒していく。
トレーラーでもよく使われていたシーンの
敵へ向かていく瞬間をとらえた
キャラクターが横並びになるシーンは中々かっこよかった。
その後トニーが考案したウルトロン計画(平和維持計画)が失敗し
自我に目覚めた人工知能「ウルトロン」が生まれてしまう。
世界の出来事やアベンジャーズのこれまでの行いを知り
人類を根絶やしにすることが平和につながると考えるようになる。
アベンジャーズは地球を救うためウルトロンの行動を
阻止するために奔走していく。
各キャラクターそれぞれに見せ場があったように思える。
アイアンマンの場合は「ハルクバスター」を
初披露したシーンが印象深い。
ヨハネスブルグの街で暴れまわるハルクとのバトルは
ウルトロンとのバトル以上に見ごたえがあったように感じた。
キャプテン・アメリカやマイティ・ソーの活躍も見逃せなかったし
ホークアイやブラック・ウィドウなど
超人的な力を持っていないキャラクターたちの
奮闘ぶりも目立っていた。
新たに登場したキャラクターも魅力的だった。
例えばクイックシルバーとスカーレット・ウィッチの双子の兄妹。
「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」の
エンドクレジット以来の登場。
ヒドラが行っていた人体実験によって驚異的な力を持った二人。
クイックシルバーは超高速移動が可能で
スカーレット・ウィッチはテレキネシスとマインドコントロールの
能力を持っている。
アベンジャーズも二人の能力に苦戦する。
最後に驚きの展開を向かる。
そしてもう一人がヴィジョン。
ヴィブラニウムを核とした人工皮膚に
トニーをサポートしていたA.I「J.A.R.V.I.S.」をアップロードさせ
ソーの雷によって究極の人造人間「ヴィジョン」が生まれた。
額にはインフィニティー・ストーンの1つである
マインド・ストーンが埋め込まれている。
空を飛び、エネルギービームを発射し、物体の透過ができる上に
ムジョルニアを持ち上げることまでできる究極人間だ。
アベンジャーズ初参戦どころかMCUシリーズ通しても
初登場だが主要キャラに引けを取らず
最後の最後まで物語の中心として活躍している。
野球やサッカーの代表チームのように
主役が揃った時のワクワク感を味わえるのが特徴。
アメコミSF映画を気楽な気持ちで楽しんでほしい。