「爽快感は薄めも、何だかんだで満喫」アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン スペランカーさんの映画レビュー(感想・評価)
爽快感は薄めも、何だかんだで満喫
前作でヒーロー大集合を経験したせいか、さすがに前作時ほどの興奮は得られませんでしたが、やはりこのメンバーが集まるとそれは勿論楽しいに決まってる訳で、画的な部分を中心にお祭り騒ぎを思う存分堪能させてもらいました。
相変わらず勝手に内輪揉めして、勝手に地球に危機をもたらしている感は否めませんでしたが、それでもアベンジャーズの面々を応援したくなってしまうのは、やはりそれぞれのシリーズの積み重ねた歴史があってこそでしょうか。
まあストーリー自体は正直新鮮味に欠けたかなと思いました。
ウルトロンの暴走と言うか人工知能の危険性はもう様々な作品で使い古されたネタですから、今更感は否めずで・・・。
しかしそこはド派手なアクションと各人のサイドストーリーである程度はカバー、終わってみれば何だかんだでアベンジャーズの喧嘩するほど仲がいい的な友情、信頼関係もあって、感情移入しつつ楽しめちゃうのがこのシリーズのいいところなんでしょうね。
それからどのキャラにも満遍なく見せ場を作りつつも、やや陰の薄かったホークアイや、ラファロになってからまだ活躍度が薄いハルクに見せ場を多く作った辺りは、個人的に好きな作風でした。
各人のアクションにおける連係プレイも、華やかで良かった!
双子の新キャラも、新味が感じられて印象深かったですね。
と言う訳で、概ね楽しめはしたのですが、ヒーローの是非とか、マーベルお得意の重々しい展開は少々マンネリ気味かなぁ・・・。
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