「私たちはグルート」ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー harukitaさんの映画レビュー(感想・評価)
私たちはグルート
私は映画を1日に2本観ることはしないようにしている。
疲れるし、何より1本の作品が薄まる感じがするからだ。
観たい作品が重なるとホント頭が痛い…。
『るろ剣』『舞妓はレディ』と『猿の惑星』の先行上映がダブってしまって悩んだが、今日は本作を選択した。
『るろ剣』は日本映画としては頑張っているし、もしかしたら海外でもイケるかもと思っているが、こんな面白い映画を観せられてはさすがに『るろ剣』は時間を開けてから観ざるを得ない感じだ。
ハリウッドの、いやマーベルの底力に完全に魅せられた。
本作全体をフットルースオマージュや70年代の名曲が包んでいて世代的にも心が踊るのだが、そんなことを知らなくても本作は十分に楽しめる作品だ。
特に(愛すべき)ロクデナシどもが立ち上がってからがサイコーに面白い!
共に戦う仲間。その大切さ。形や色や考え方が違っても皆仲間なんだ。それぞれの個性や特性を認めて信じ合うこと…。それらを見せられたときは号泣ものだった。
それに自然の力に守られるというのも意味があって良いね。
いろんなメッセージ込みで考えても良し、ただ観て笑うも良し、とにかく笑えて泣けて感心する。
当然画も綺麗です。
本作の余韻が醒めるまで『るろ剣』はお預けだが、今後観たい映画が目白押し状態でちと困った。
映画好きとしては嬉しい悲鳴だ…。
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