アナと雪の女王のレビュー・感想・評価
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ディズニープリンセスの作品はあまり好きではない
しかし、この作品は好きな作品の一つになりました
細かいところを突っ込めばいろいろあるけど
それを払拭するほどよいできだとおもいます
前半のエルサが雪山に一人入り熱唱する様はただただ切ない
熱唱すればするほどそれを強く感じる
限りなく大傑作に近い。
ああ、アメリカ映画なんだと見て思った。
アメリカ映画は本来こういう映画を撮らなきゃいけないんだ。
つじつま合わせとか、凝った作りがどうのこうのとかそういうことも確かに大事かもしれないが、それではない何かが忘れ去られている。
観客からしたら、映画館で2時間見なければならないという苦痛に耐えうるだけのエンターテインメント性である。
映画館で見なければならない理由でもある。
それがアメリカ映画にはあった。
かつて見た純真なアメリカ像というものがこの映画にある。
それはジブリからの借り物かもしれない。
昔あった映画へのオマージュなのかもしれない。
だけれども、アメリカ映画はこの純真さを以て作られていたのだ。
愛と夢と冒険だけでこの映画を語ることが可能だ。
しかし、その三つの単語を圧倒的な映像に置き換えただけで、素晴らしい映画になってしまうのだということをこの映画は証明してみせた。
それは逆にアメリカ映画とはいったい何なのかという問いを提示したことにもなると思う。
人々の思考が複雑化し、それを汲み取ったような作品が、アメリカでも日本でももてはやされるようになった。
もちろん、それがいけないわけではない。その映画タイプの映画でよくできているというように思う映画もなくはない。
今回アカデミー賞を獲ったそして夜は明けるなどもそのタイプの映画だろう。
しかし、単純明快で楽しいという映画を映像の魅力で引き込むというのは本来のアメリカ映画の力ではないのか?
むしろそれで何が悪いのか?
映画の長さもちょうどいい。飽きないで画面に釘付けにさせられる。
風立ちぬとどちらが上と感じたかはさておき、アメリカの持っている映画の力を存分に見せられたということでこの映画を評価したいと思った。
尺が足りなく、終わった感
随分と最初のほうはよく考えられている設定であり、序盤までグイグイと引き込まれていく。途中から「魔法にかけられて」に近い感じで話がどんどん膨らんでいき、期待させられる映画だったがその膨らんだ話も、見事に破裂した。
とにかく終わりかたが強引すぎて、ガッガリさせられた。
クライマックスが盛り上がりに欠ける
お城での話の前半と
雪山での話の後半。
お城からミュージカル風に進んで
雪山で戦いがあって、
黒幕と戦うクライマックス。
黒幕が分かってから、
エンディングまでの展開が
それまでより流れが早くて
内容が薄っぺらくなっていて
盛り上がりに欠けるのが残念でした。
でも全体的には、良いストーリー。
画像もキレイだし、
神田沙也加の声優の上手さにも
驚きました。
最初のオマケの短編は、
3Dで見たかった!
劇中歌の素晴らしさ、終盤の展開の意外性が良かった。
非常に良かった。
まず劇中歌。
冒頭から中盤にかけての畳みかけに圧倒されました。
冒頭の『雪だるまつくろう』。
城門を開けてからの『生まれてはじめて』、そして『とびら開けて』。
間を開けて溜めて溜めての『レット・イット・ゴー』。
音楽に、歌に、そして合わせて動く映像に惹き込まれました。
そして話の展開。
登場人物のならび、中盤以降の展開を踏まえて「ディズニー」なら。
…なんて思いながら観ていたのですが。
良い意味で裏切られました。
この着地点、個人的には好きでした。
知らず知らず自分の中に「ディズニー」はこんな感じでしょ、という固まったイメージがあったのですが。
現代に合わせてアップデートされた感があり新鮮でした。
このパターンが定着すると、今後のディズニー作品は最後まで展開にワクワク出来て良いと思います。
歌や話の展開のみならず映像の品質も高い本作。
表情豊かで動きもイキイキとしたキャラクター、雪や氷の細かな表現 等々。
話に没頭する上で嫌な雑音にならない丁寧な作り。
音楽が、歌が魅力なので音響施設が整った劇場で鑑賞するべき作品だと思います。
オススメです。
ディズニー映画としては傑作
2D字幕で鑑賞
久々のディズニー映画だったが正直甘く見ていた。
ある王国の国王の娘である姉エルサは生まれつき雪・氷を操る能力を持っていた。ある日幼いエルサは妹アナにせがまれ能力を使い遊んでいる途中,誤ってアナに怪我をさせてしまう。能力の統制ができないエルサとアナの命のことを考えた両親は門扉を閉じ,アナのエルサの能力に関する記憶のみをけし,二人を合わせないようにする。月日が過ぎ,両親が事故で亡くなり,エルサが王女として戴冠式を迎えることとなった。戴冠式には門扉を開き,国民や隣国の国王・王子などを呼びパーティーを開く。誰にも自分の能力を悟られないようにするエルサだったがアナとのひょんないさかいをきっかけに全員にばれてしまい…
前半が(は?)とてもよかった。
特にディズニー映画特有のミュージカル的な演出が突き詰められたなという感じがした。
具体的にあげるとアナがエルサを遊びに誘うシーンでは曲調・歌詞・表情でアナの精神的幼さとそれゆえの好奇心,エルサに拒絶されたことの悲しさ,退屈など複数の感情を伝えていて,そういう表現はミュージカルならではの表現方法だなーと感じた。
もう一つ上げるともういわずとしれた「let it go」(むしろれりごー!)
あのシーンではエルサのみんなに隠してきた辛さからの解放による喜び,ただ根本的な問題は全く解決していず相変わらず一人ぼっちという孤独感,でもそんな自分自身の状況をを全面的に肯定する明るさなどこちらの方がより複雑にいろんな感情が混ざり合っている感じがして人によってはもっと感じ方が違ったかもしれないと思った。
個人的にこの時のエルサの状況に似たような体験があり,絶望的な状況は変わらないものの黙っていることからの解放,そしてその状況の全面的な肯定,プラスかマイナスかで言ったらプラスの成分が多かったことには非常に納得ができた。
また古きよきディズニー映画(白雪姫,シンデレラ,眠れる森の美女)のような
純粋な心さえ持っていればいつか王子様と運命的な出会いをしてハッピー♡
なんとことねーから!!!
ということをディズニー映画がやるという面白さは「魔法にかけられて」以来のしかも一応納得のいく着地にさせているところは面白かった(やり方には無理がかなりあるけれども)。
愛とは相手に対する献身的態度という美女と野獣チックな愛の考え方をこの話では男側が教えるということも新鮮だった。
アナのことも最初は「このくそがき!エルサかわいそう!」と思っていたがハンスに裏切られ,実際に死にそうになるところで真実の愛を学び,ちゃんと通過儀礼を果たし大人になったし(もう少しクリストフへの愛の形を見せてほしかったけれども)まぁ許してあげようと思った←
ただこれだけいい部分があるからこその指摘したい部分という所も数多くあった。
まずハンスを裏切り者にするには納得のいかないミスリードがいくつかある。まずアナがエルサの所に行くといった時の反応。ハンスは一緒に行きたいといったがアナの説得で国を任せられる。しかしこれは偶然であり,もしついてきてと言われたらどうしたんだろう.(道中アナを殺してもエルサにはかなわない&もしかしたら死ぬし)。それならば
ハ「一緒に行く」ア「ついてきて」ハ「うん。あーでもその間この国は無防備になってしまうし。エルサの心を動かせるのは君だけだ。もしよければ僕に国をまかせてくれないか?」
みたいにハンス主体でアナを説得する形がよかったかなと
またエルサの城に行ったときにエルサの暴走した能力を無理に止めようとしなくてもよかったと思うしボウガンに気づかせなくてもよかったと思う。
一応最初のアナとの出会いの場面の最後のにやけた顔と末っ子設定とクリストフの発言が伏線なんだろうけど少なすぎるし,クリストフの言ってたこと全部クリストフにもあてはまるから説得力に欠ける。その点をアナが言うなりクリストフ自身が「この僕ですらも」みたいにいってほしかった。
クリストフとの恋愛に関しても運命的な出会いじゃなくて相手のことを思う気持ちが愛!って着地はいいけれども,それだけでは薄っぺらすぎる。いいところだけではダメで相手の悪い部分も受け入れられないといけないというクリストフの主張はアナ×クリスの関係性のなかではトロールの短いミュージカルの中だけでしか行われておらず(しかもクリス側のみ)どうせなら道中に一回ケンカ→仲直りの構図がほしかった。
最後に関してもエルサの能力の解決方法が真実の愛を受けることというならそもそもそれを親に教えてあげろよ!親は真実の愛を与えられないとでも!?と思った。ホントにトロール無能。
他の人に対しても冬の時代が終わったらみんなエルサのこと無条件に受け入れすぎだろー最初あんな怖がってたのにーと思ったのでもう少し他の人の心の変化を細かくやってほしかったかなと。そこまで求めるのは酷かもしれないけど。
やっと見れた!
前回、平日なのにチケットが売り切れていて見られなかった映画。2週間たった今もほぼ満席でした。
ストーリー、キャラクター、映像、音楽、すべてが秀逸。思わずポロっと涙が出た場面も!人気に納得です。
楽しかった!
今日二回目です!何度みても楽しい映画です(人•ᴗ•♡)また、みてくる予定です❤️
アナとテルサの姉妹愛も素敵だったけど、やっぱり階段登りながら、歌う所が凄く気に入りました!!
本当にみて来てよかった!また、行って来ますヾ( ^ω^)ノ
ディズニーの王道
展開がスピーディで飽きさせない、バリバリハッピーエンド♪剽軽なサブキャラ…安心して観ていられる、ホッとする佳作!音楽が秀逸でサントラ欲しいです。但し個人的にはどこか物足りない…何だろう…風刺的部分が感じられないからかな…
とにかく新しい発見がある!!
何回見ても飽きることなく新しい発見がありました!
ちなみに自分は映画館で4回見ました!!
隠れミッキーやラプンツェルなどゲストも面白かった(≧∇≦)
続編への期待を込めて評価4にしました。
気持ちをメロディに乗せること
映画をほとんど見ない人なんですが、十数年ぶりに映画館で見ました。1番感動したのは主人公たちがセリフを歌にする部分で、ミュージカルというのでしょうか、自分の気持ちを歌にする、という、歌の根本的な部分に心を打たれて、涙が出ました。その他雪の映像は美しく、魔法を使うシーンは見事。
ただストーリーに関してはツッコミどころが多く、友人には言い出したらキリないよ(笑)とのことで言及は避けましたが、そういうもんなんでしょうか。もう少し詰めていれば面白い部分もあったとは思うんですが。雪だるまのオラフが最高です。
次のミュージカル舞台作品はこれかな
前印象ではここまでミュージカル作品だとは思わなかった。観ててとても「ウィキッド」を思い出すなあと思ってたら、調べてみたら主役がエルファバのオリジナルキャストだ。そりゃウィキッドだわ。内容はまあディズニーだなあという感じだけど、なんてったって技術力がすごい!トナカイフワフワやでぇ。現在最高の3Dアニメじゃないかな。あとlet it goの時のエフェクトがすごい!この部分の立体化がミュージカル舞台にする時の肝になると思う。
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