「パートⅡの高い壁」サイレントヒル リベレーション3D bunmei21さんの映画レビュー(感想・評価)
パートⅡの高い壁
ホラーゲームを映像化した『サイレント・ヒル』の続編。一作目は、ストーリー性や舞台設定においても、クオリティは高く、自分なりの評価は高かった。特に、エンディングが意味深で、救われない怖さを残してくれた。
その続編ということで、期待したのに、やはり2作目の壁は高かった。ストーリーも説明的で、ゾクゾクするような迫りくる怖さも、あまり感じない。富士急ハイランドの『戦慄の迷宮』を真似た、B級お化け屋敷みたいだった。
前作で母と娘、今回は父と娘との親子愛をテーマにしているのに、あまりにあっさりしたエンディング。じゃあ、何のためににサイレントヒルまで来たのか…って感じ。
俳優陣の中で、父役のショーン・ビーンとヴィンセント役のキット・ハリトンは、大ファンで、史上最高の海外ドラマだと思う『GOT』の中心人物。それだけは、自分的に嬉しいサプライズでした。
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