劇場公開日 2013年7月6日

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「目玉はミシェル・ロドリゲスvs.ジーナ・カラーノ」ワイルド・スピード EURO MISSION マスター@だんだんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0目玉はミシェル・ロドリゲスvs.ジーナ・カラーノ

2013年7月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

ストリート・レースの話がこれほどのシリーズになるとは思ってもみなかった。
回を重ねるごとに何でもありのアクションはエスカレートするばかりだが、理屈をこねているとスピードに置いて行かれる。
このシリーズは「ダイ・ハード」シリーズ以上に、タフで物理無視(都合のいい所だけ使う)のアクションがウリなのだ。
リオの街なか大金庫を引きずり回した前作。レビューで「オマエらは戦車か!!」って書いた記憶があるが、今作では本当に戦車がハイウェイを爆走してしまう。
ドウェイン・ジョンソンとジーナ・カラーノ、格闘技出身男女ふたりによる特別捜査官コンビは重量感のあるアクションを披露。

さてシリーズ第4作「ワイルド・スピード MAX」で死んだはずのドミニクの元恋人レティ。演じるミシェル・ロドリゲスはその後「アバター」「マチェーテ」「世界侵略: ロサンゼルス決戦」とヒット作での露出度が増し、女性戦闘員として欠かせない人気女優になった。殺さなければよかったのに・・・とずっと思っていたが、スタッフもそう思っていたに違いない。同じくロドリゲスを殺してしまった「バイオハザード」が一足先にクローンという禁じ手で復活させると、この「ワイルド・スピード」もついに荒技を使ってきた。
レティが戻ったら、新しい恋人エレナはどうなるのか?

予告篇にある輸送機のシーンも時間たっぷり(滑走路どんだけ長いんだ!!)で大興奮。
次作に繋がる御大将のカメオもさすがの存在感で目が離せない。このワンカットだけで★+0.5の価値あり。
前作ラストにちょっぴりだけ出たエヴァ・メンデス(FBI特別捜査官モニカ・フェンテス役)もいるし、シリーズを続けていくための駒には事欠かない。

マスター@だんだん