劇場公開日 2013年7月6日

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ワイルド・スピード EURO MISSION : 映画評論・批評

2013年7月2日更新

2013年7月6日よりTOHOシネマズ有楽座ほかにてロードショー

突っ込み所は多いが、見所満載の娯楽作

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シリーズ6作目というのに、見たことがない驚愕のカー・アクションが連続し、ドラマにもひと工夫ある快作。まず“新たな始まり”というテーマがいい。シリーズを振り返るオープニングに続き、ドミニク(ビン・ディーゼル)とブライアン(ポール・ウォーカー)のもとに仲間たちが集結する。目的は、世界を揺るがす犯罪集団に加わった元仲間レティ(ミシェル・ロドリゲス)の奪還。こうして離れ離れになっていた仲間たちが正義のワルとなり、決死のチームプレイを繰り返しながら信頼の絆の素晴らしさを確かめ合う作りで気持ちよく楽しめる。

今回の敵は、次々と強力なメカを繰り出す。ロンドンでは、衝突した車をすくい投げる特注車。スペインの高速道路では、快速戦車で車をつぶしていく。そして、最後は大型輸送機。そんな一味に、優れたドライビング・テクを持ったドミニクたちが車列を組んで挑む。

スリリングで痛快なのは、戦いで仲間が死にそうになると、そのつど誰かが一瞬の判断で命を懸けて救うこと。戦車とのチェイスでは、仲間を救うためにドミニクが奇跡の大ジャンプを決め、あまりの凄さに笑ってしまう。

時間経過など、突っ込み所は多いが、勢いのある展開で気にならない。原点であるストリート・レースもさりげなく入れ、格闘技に長けたドウェイン・ジョンソンジーナ・カラーノがFBI捜査官役で共闘し、多彩な肉弾戦も楽しめる。まさに見所満載の娯楽作だ。

(山口直樹)

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