オブリビオンのレビュー・感想・評価
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いい世界観
もう一度観たくなる作品
ちょっとモヤモヤ
意味が分かるまで時間がかかった。最後のシーンはハッピーエンドと捉え...
極めてディック的でセンスオブワンダーに満ちた世界をバイクで駆けるトム・クルーズ先輩の勇姿が眩しい
エイリアンからただ逃げるだけだった『宇宙戦争』の鬱憤を晴らすべくバンバン光線銃撃ちまくる活劇かと勝手に想像していましたが全然違って、『クローン』、『スクリーマーズ』、『ダーク・シティ』等ディック原作もしくはディックの影響下にあるB級SFの傑作群に匹敵するセンスオブワンダーに満ちた大傑作でした。
監督が凡作『トロン:レガシー』のジョセフ・コジンスキー、原作も彼によるものだったことが不安要素でしたが極めてディック的にオレは一体誰だ?と主人公に自問させ、極めてトム・クルーズ的に回答させる辺りに唸りました。よくよく考えたら『トロン〜』で30年前に閉鎖されたゲーセンのブレーカーを入れたらジュークボックスからSeparate Waysがガーンと流れるという粋なシーンをブチ込んでた人なので今回もサントラは粋でRamble Onを流すセンスは素晴らしかったです。
あとバイクに乗るシーンもよかった。実質バイク映画の『トロン〜』で主人公に古いドゥカティに乗せていたので『トップガン』でハーレー、『MI:2』でトライアンフ、『ナイト&デイ』でドゥカティと要所要所でバイクを駆るトム・クルーズと毎晩バイクの話で盛り上がったのではないでしょうか。
「ええっ!」と驚く展開がいくつもあって、ストーリーがとても面白い。...
プログレメタルみたいな
SFアート
死ぬときに価値を問う?なのかな?
とっても優秀な人だったから、どんな生き方をしたいのか、どんな人間でいたいのか?という、本質的なところが、クローンにも残ってしまったのかな?
機械じゃなくて、クローンだから成長があって、記憶がでてくるのか?
49号は使命を全うしたけど、最後を予想してたのか?
おもしろかった‼️
個人的には最高
「トロン:レガシー」のジョセフ・コシンシキー監督のSF大作。主演はトム・クルーズ。トムの映画は基本外れないだろうという期待値で望んでしまうが、本作はその期待を大いに超えてきた。
まず本作の設定として、エイリアンに侵略された人類は戦いに勝利したものの、核兵器などの使用で地球に住めなくなったという事だが、この荒廃した世界のビジュアルが最高。荒涼とした砂漠の様な場所にある近代的な建造物や、ビルの合間を縫って流れる川。非汚染地区に広がる美しい自然。わざわざ登山をして山頂から撮ったという主人公ジャックの住む家からの景色。高所恐怖症なら日々頭痛に見舞われるだろうその住居は、まだ地球に生き残っているエイリアン「スカヴ」からの襲撃を避けるためだ。この綺麗な映像に加え、包み込むような音楽。「M83」が全編に渡って劇中の音楽を担当しているのだが、実はサントラCDを購入した。まずこの二つはぜひ体感してほしい。ストーリーに関してだが、かなりいい意味で裏切られる斬新で挑戦的な内容だった。序盤で掴んだ本作の設定などが見事に崩れ去る。劇場で味わった予想外の展開に思わず声を上げてしまいそうになったのも今でも覚えている。個人的にはトム・クルーズ主演作の中ではNo.1。最低でも一年に一回は鑑賞しているだろうか。オリジナル作品がめっきり少なくなったこの時代だが、やはり映画は素晴らしいと思わせてくれた一作だ。
トム・クルーズvsトム・クルーズ⁉
アホには厳しい話。途中わかったような気にもなったが、見終えると、何...
世界観がたまらない
隅々まで洗練されたデザインのみで築き上げられた統一感の著しい空間演出が見事!とにかくビジュアル的にカッコイイ。主役を演じるトムクルーズも実にクール!
いかにも未来的なフォルムのメカがキレのある動作で俊敏に空中を飛び回る。そうした映像はCGを多用して作られているのだろうと思ったのだが、実際はそうではなかった。メイキング映像によると、ほとんどの場面で「実物」が撮影され、きちんと「ロケ」が行われている。そのためだろう、非現実的な場面での映像面おけるリアリティが尋常ではなかった。
何度も観て楽しめるような話ではないし、ラストシーンはそこはかとなくB級感が漂っていたものの、圧倒的な世界観が鮮明に打ち出された映像が十分な満足感をもたらしてくれた。
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