オブリビオンのレビュー・感想・評価
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【2013年公開。今でも迫力ある見ごたえのSFスリラー映画】
・2013年公開のアメリカのSFスリラー映画。
・西暦2077年の世界。60年前に地球外生命体スカヴからの侵略を受けて荒廃した地球で、(いまだ残存する)対スカブ対戦用ドローンの修理とパトロールミッションを行う主人公ジャック(トム・クルーズさん)に起こる出来事(が衝撃の真実)、という大枠ストーリー。
[お薦めのポイント]
・2021年でもすんなり観れる2013年のSF映像技術が圧巻
・衝撃の事実、どんでん返しが好きな人にはたまらない
・ジュリア(オルガ・キュリレンコさん)が綺麗
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[物語]
・こういうい映画が好きなせいなのか、物語の作りがそうだからなのか、私自身は冒頭10分で物語の行く先が予測できてしまいました。笑 逆にその予測が当たっていく快感はありました。ただ、もし予測がつかない状態で物語を観れると、その「衝撃の真実」が心地良い裏切りとなってとてもよい見ごたえになると思います。
[演出]
・ドローンの戦闘方法や移動するための飛行物体は「あり得そう」と感じさせつつも「未来感」が強く、世界観としてワクワクさせてくれます。
・主人公ジャックの回想を交えた展開のさせ方は、割とオーソドックスな方程式通りの演出に思えました。変にナナメに演出しないからこそ、安心して観れる良さがありますね。モーガンフリーマンさんが登場するシーンも同じく、オーソドックスな安定感があります。
[映像]
・ディズニーとかユニバーサルでアトラクション化されそうなくらい迫力ある映像です。特に飛行シーンとか。CGもほぼ違和感がなく観れるので世界観を愉しめる映像だと思います。
[音楽]
・物語を邪魔をせず、それでいて、シーンごとにしっかり壮大な音楽を流してくれていた印象です。
[演技・配役]
・トム・クルーズさんは何をやらせてもカッコいいですね。モーガンフリーマンさんも安定感抜群。何より、ジュリア役のオルガ・キュリレンコさんは日本人好みのとても魅力ある女性。素晴らしいキャスト陣だと思いました。
[全体]
・ポップコーンとコーラを用意して、部屋を暗くして、スピーカーはBluetootheで飛ばした少しグレードのよいもので。準備を整えたら、さあゆっくりアトラクションを愉しみましょう!とお勧めしたくなるSFアトラクション映画。何も考えずに、その瞬間を愉しめる映画、としてお勧めです。ありがとうございました。
#映画 #SF #スリラー #アメリカ映画 #地球外生命体 #アトラクション映画 #トム・クルーズ #モーガン・フリーマン #ジョセフ・コシンスキー監督 #大作映画
#全体3.7 #物語3.7 #演出3.8 #演技3.8 #配役3.8 #映像3.8 #音楽3.7
物量少な目でも大盛
派手なSFかと思いきや、ひたすらトム・クルーズ一人で引っ張る展開。
おや、と思うが、どんでん返しが待っていた。
これが不気味に大盛で、自分に置き換えるとなかなかメンタルにぞわぞわくる。
ドローンの墜落現場で繰り広げられる格闘シーンは、冷静に考えるほどああも的確に動けるなと、むしろ主人公の有能さをアピールしているのか、感心してしまったり。
物語の進展と共に視野が広がることで視点もスイッチできることから、深く語らずとも主人公の複雑な心理が押し寄せるあたり、この作品の一番の味わいどころではなかろうかと考える。
ザッツエンタメ、C調作品もあるかと思えば、時折トム・クルーズはこうした鬱展開にも参戦しているように感じるのだけれど、それでも拭えぬさわやかさに切なくなるのは、演技力共々かの人ならではかと感じる。
観るきっかけは監督もろとも、トロン・レガシーからのダニエル・サイモン、メカデザインだったが、双方共に満喫できた。
そして本作の監督は次に、トップガン・マーヴェリックが控えているとか。ちょっと意外だ。
記憶は忘却の彼方
「忘却」 難しいタイトルですね。SFっぽくない。
封切り当時はトム・クルーズが来日して大々的にプロモーションかけてた割には
イマイチだったような。 でも面白かったです。
画面も迫力があり、デザインもユニークでした。
確かにコアなSFファンからしたら、ありがちな設定とか、
無理のあるシチュエーションとか色々あがりそうですが、
ヒトがその存在を確かなものにするのは形か、魂か、と問われる
重い問いになっていて、SFの形を取ってはいるけれど
生の問題になっていて面白かったです。
何度も出てくるジャックとジュリアの出会いのシーンは
とても切ない。
オールディーズの曲や、ワイエスの絵など上手に使っていました。
音響に関してですが、珍しく一週間をおかず2回目を見に行き、
音響設備の違いにビックリさせられました。
ちゃんと設備の紹介をしている館ばかりではないのですね。
大きいチェーンのスクリーンなのにテキトーな所があり、
安くないお金を払って見に行くわけなので、
せめてどんな設備をしているのかホームページには載せてほしいところです。
全然違ったので。
好み…
忘却の先に
深夜にお酒を飲みながらだら~っと適当に見て現実逃避するのに最適な映画。
IMAX3Dで見たかった
高所恐怖症なので、あんな高い所に浮いてるみたいな場所には住めないけれど、掃除もしなくて良さげなつるつるの床、すごくでっかいプールがあって しかも水道代も気にしなくて良いという。
あと二週間なら代わって住まわせて欲しいな。
それにしてはあの机全部がモニターになってるコンピューターが使えぬが。
それより 美貌とスタイルの点で 採用不可だ。
内容について。
トムクルーズのジャックが ナレーションで最初に自分は記憶が消されておりますって言うので、
それは絶対そこに関わる何かはあるわけで、加えて何度か「ん?」って感じに再生された感があって、ネタバレ見てから観たくなる居心地の悪さがある。
宇宙人が月を破壊して地球は壊滅状態という設定について。
地球と月はお互いが引っ張り合って均衡状態を保っている。
それは太陽と他の惑星にも言える事であるが。
地球の自転軸が、今の23.4度から もっと大きく90度に近い状態になるのではないかと。
そうすると 太陽から見て地球に表と裏ができる。団子を焼くのを想像して、同じ面ばかりがあたりそこが焦げて裏は焼けない。
太陽光の当たる部分が限定されて、地表温度が200度を越す地域と絶対温度0度くらいになっちゃう地域とに分かれてその境目は嵐が吹き荒れ、生き物 少なくとも人間はとても住めない星になる。
んだと思ってたので
だったらもう戦争もしなくてももうそれだけで十分人類滅亡ですよ。と。
そもそも なんのためにお二人残っておいでになるのか
海水を何に使うのか
そこがちょこっとの説明だけだとよくわからない。
なんか海水中の物質で核融合させるみたい。
そしてトムクルーズのジャックの出自については元海軍兵士(?)だったとかっていう設定みたいで、この2つは後に監督インタビューで言われたようなのをwikiで見て ふーんとなった。
ストーリー自体の面白味は 同じ トムクルーズSFなら「オール ユー ニード〜」の方が断然良かった。
もちろん「宇宙戦争」よりはこっちがいいですが。
記憶を無くされた男の自分回帰物語としても 「トータルリコール」を超えてはいない。
ので
ただただ あの風景を IMAX3Dで鑑賞したかった。
休日の昼下がり、ソファでビールを飲みながら・・・
地球人が別の惑星に移り住んだ後の地球。その地球を監視する役回りを担う主人公が、墜落した宇宙船にいる美女を発見し、大きな秘密を知ってしまうストーリー。
普段SFを余り鑑賞しないのですが、休日の昼下がり、時間に余裕が出来たため鑑賞。
しっかりとお金をかけているだけあって、VFXを活用した空中戦はド迫力です。
また設定やストーリーもしっかりとして、また幾つかの仕掛けもあり、飽きさせません。
それでも私の評点が伸びなかった理由は幾つかあるのですが、簡単に列挙させてもらいました。
・主人公の服装や携帯している銃。未来的にしたかったのでしょうが、非常に安っぽく感じます。遊園地のアトラクションのような感じ。
・要所でオールディーズの名曲が流れますが、映画のイメージとしてもっと活用して欲しかった。
・エンディング・・・
・そして何より、表面的に語られていたり謎のままで終わったりしているものが多すぎて、折角のストーリーが少し浅く感じられます。テッドの目的なんてものをしっかりと見せてもらえたら、もっと感情移入が出来たように思えます。
ネガティブなことを細かく論いましたが、当初目的だった休日の昼下がりを潰すには良い映画だったと思います。
映像は美しいがビジュアルはありきたり
その人であることの証明
観終わった後、じんわりきました。ストーリ的にも映像美にも。
半面、初見では、ラストに納得がいかなかった。物語のコンセプトをひっくり返された気持ち!!!(ノ-_-)ノ=。でも一縷の安堵感もあるとこが憎い。
前半から中盤にかけての物語の作りこみに対して、クライマックスは正直拍子抜けした。
ジャックやヴィガが丁寧に造形されているのに対して、ビーチや敵キャラがあまり性格付けされていないのが、不満だった。
でも、テーマはアイデンティティ。
アイデンティティ復活・愛復活だけをシンプルに魅せる為には仕方ないのかもしれない。
これだけの、SF超大作。基本的な筋はよくある戦いもの。誰が敵なのか。これも、一見、よくあるパターンに偽装されている。が…。
いろいろと盛り込んでしまうと、本筋が見えなくなる。
自分とは何なのか。自分が認識している自分。周りが認識している自分。
そして、ラストにはさらにその上をいく設定を観客に投げてくる。
その人をその人として、自分が、周りの人が認めるのは、何を根拠にしてなのか。
なんという問いかけだ。
映像だけでも酔わせてくれる。
スカイタワーの無機質でスタイリッシュな映像に酔ったかと思えば、湖畔のコテージのノスタルジック感。この二つを際立たせるかのような、周りの荒廃した白を基調とした風景。
荒廃した風景とは言え、スタジアム・エンパイアステートビル・図書館・花と生活を感じさせるものがさりげなく散らばっている。キングコングも出演。
そしてバブルシップの軽妙さ(乗りたい)、ドローンの最初滑稽(C3?)だけど、後半の不気味さ。
ジャックとヴィカのプールでのラブシーン。
図書館でジャックが墜落するシーンまでもが美しい。
でも一番唸ったのはトム様の演技。
例えばドローンに攻撃されそうになる時のあの緊迫感。トム様の演技如何で間が抜けたシーンになると思うが、機械相手の演技であの状況を表現できるってすごい★★★。
例えば…ジャックが遭遇した…。微妙な違い。
例えば…ヴィカとジャックのラブシーンは無機質で綺麗、ヴィカの思いは痛いほど伝わってくるのに、ジャックの方は本当に恋しているとは思えない。なのに、ジュリアにプロポーズするジャックは胸が痛くなるほど初々しい。この微妙な表現力!!!
トム様の演技なしではただの映像美の映画になったと思う。
アンドレアさん(ヴィカ)も良かった。
例えば…アンドロイドのような表情かと思えば、生体反応が消えたジャックの身を心配する情感。
例えば…ジャックが遭遇した…。決定的な違い。
一見、勧善懲悪系の、アクション満載、ドンパチ系の、サバイバル/戦争物の、SF超大作に見せかけて ーそれを期待すると物足りなくなるー、
アイデンティティを問う、哲学系の映画だった。
とはいえ、堅苦しくはない。
ジャックと、ヴィガと、ジュリアの三角関係を丁寧にみていただきたい、切なくもロマンティックな映画です。
スカイタワーで暮らしたい!
公開当時、予告編で『何と戦ってるのかわかりにくいなあ』なんて思ってたんですが、いざ観に行ったらこういうオチだったとは! 予告編で何も見せれないわけだ(笑) 面白いオチだったと思います、ヴィカとのツーショット写真が撮られたのはいつなのか、ジュリアは何故ジャックを知っているのか、ヴィカがジュリアを煙たがってる理由とか、ジャックの夢にジュリアが出てくる理由とか、監督・・・やりますなあ(笑) オープニングのトム・クルーズのナレーションで地球で何があったのか荒廃した世界を映しながら説明され、スカイタワーでの朝の風景が映し出され、タイトルが出るまでの流れ・・・大好きです! 無機質というか生活感がないというか、スカイタワーのデザインも大好きで、僕もあそこでヴィカと暮らしたい(笑)
映像は美しいですね。
【パラレルワールドSFの良作。SFガジェットの形状の美しさを含めて、儚くも切ないSF映画である。】
- 主人公ジャック・ハーパー(トム・クルーズ)が居住する1000メートルの空中基地スカイタワーや乗り物バブルシップのデザインが、シャープでとても格好良い。-
・1000メートルの空中基地スカイタワーの中に有るプールを全裸で泳ぐ美女ビクトリア。(アンドレア・ライズボロー)彼女の無茶苦茶美しい、スタイルに観惚れる。
ー 因みに、今作は、彼女のハリウッド・デビュー作である。-
・謎の眠れる美女(オルガ・キュリレンコ)や、誰もいない筈の地球でジャックを襲って来た謎の男ビーチ(モーガン・フリーマン)。
・そして、ジャック・ハーパーが途中で気付いた恐ろしき事実。
<パラレルワールドストーリーも破綻がなく、個人的にとても好きなSF作品である。>
〈2013年6月1日 劇場にて鑑賞〉
another day in paradise
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