オブリビオンのレビュー・感想・評価
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出てくるメカがかっこよすぎる。
期待以上によくできたSF作品。
トムさんあいかわらずカッコいいっすね。
ヒロインのオルガ・キリュレンコの存在が薄くってちょっと残念…
それにしても、出てくるメカがやたらとカッコいいぞ。
よくわからない。。。
人類は勝利し、地球を失った
映画「オブリビオン」(ジョセフ・コジンスキー監督)から。
本来なら「理想の死とは、苦境と対峙し、
命を祖先の霊と神々に捧げること」を取り上げるべきだが、
この作品を思い出すには、ちょっとインパクトが弱い。
それよりも、スカヴと呼ばれるエイリアンの攻撃を受け、
戦った結果、人類はなんとか勝利したが、原発などが破壊され、
放射能が地球を覆い、人類が住めなくなった、
「3月14日2070年」、そんな設定から始まる物語だから、
「人類は勝利し、地球を失った」を取り上げた。
映画として、エイリアンと戦う設定でなくても、
核保有国の国同士が戦争をすれば、同じことになる。
私の関心は、この映画のその後である。
トム・クルーズ演じる「ジャック・ハーパー」が、
自分の死と引き換えに、地球を救う結末に、
映画「アルマゲドン」を想像させたが、その後は違う。
放射能が拡散された地球、本当に住めるのか?
SFだから、そこまで考える必要もないのだろうけれど、
今のような緊迫した中で、戦争が起こり、
どちらかが勝利しても、地球がなくなっては意味がないよなぁ。
P.S.
「Oblivion」とは「(完全に)忘れ去ること・忘却」
トム主演作品では良い出来、さすがハリウッド。
せつない気持ちになった。とりあえずギリギリ話の流れに着いていけたと...
なんか全体的に地味
SFはかなり好きなほうなんですがあまり自分には合いませんでした。
殺伐とした世界なのに小奇麗だったのがちょっと合わなかったのか…まあそれが伏線だったのかもしれませんが。
別にこういう作品でボンボン爆発したりとかアクションとかに期待することはないんですが、少しまったりと話が進みすぎている気がしました。
最初の方は「主人公の家住みたいなー」とか「隠れ家うらやましいなー」とか思ったんですけどね。
真実がわかった時は「またこういう話か…」ってなりました。
先に「月に囚われた男」観てたんで…
ただ地上から宇宙ステーションが見えるときの映像はリアルで良かったですね。
期待を裏切らなかった
DVDの新作情報で近日リリースと紹介されており、それまでは待てなかったので、急いで劇場公開の終了ぎりぎりに鑑賞した。
主演のトム・クルーズは、「ミッション・インポッシブル」などの代表作に示されるように我々に常に訴えかけてくれる俳優なので、このSF作品とどう融合しているかが興味深かった。
この作品の前に見たトム・クルーズ主演の「アウトロー」(どちらも同じジャックという名前である)が、期待はずれの作品(次があっても劇場では見たくない)だったので、自分としても名誉挽回を期待したかった(アウトローも無名の新人が出ているような作品としてならば、それなりに見られたかもしれないが)。
映画の題名であるオブリビオンとは「忘却」という意味で、人間の持つ記憶に関連したテーマ性を持つ作品である。
誰にでも、例えば「この光景やシチュエーションは以前に見たことがある気がする」など、よくデジャブというような体験があるだろう。
こうした記憶については、いろいろな映画でテーマとして取り上げられている。
代表的なものは、「トータル・リコール」で記憶を消されて、以前とは全く違う生活をしている。しかし、ある時突然、今まで失っていた記憶を取り戻すというような展開である。
この記憶とは、私たちにとって、客観的なものなのか、それとも単なる主観にすぎないものなのかが難しい。
「攻殻機動隊」の世界では、電脳化により、人間の記憶が外部から介入され、本人が事実と信じていることが、実はまったくすり替えられたものであったということ(記憶の改ざん)が起きている。
SFに限らずとも現実世界でも、情報操作や洗脳などは起きており、事実のすり替え自体は決して珍しいことではないが。
もう一つのテーマはクローンである。
SFの世界ではこのクローンというのは定番で、普遍的な設定である。古くは「スター・ウォーズ」の帝国軍の兵士たちは皆クローンであるし、「バイオハザード」のアリスのクローンもおなじみである。
この場合、オリジナルとクローンとの関係であるが、肉体的・組成的には一卵性双生児以上に、同じDNAを持つ同一体である。このため、臓器移植用のパーツとしても例えられる。
しかしなら、勝手に作られて生まれてきた側のクローンにとって、アイデンティティの問題が生じてくる。そして、意識や記憶についてのオリジナルとの関係はどうであろうか。
先天的・遺伝的な思考パターンは同一にしても、まったく同じと言えるのか。この映画で密接に問われているところである。
バイオのアリスは自分のクローンたちとテレパシー的な意識の共有をしていた。
「アイランド」では、一部のクローンがすり込まれた記憶ではない、オリジナルから受け継がれた記憶を有していたことが大きなテーマになっていた。
このクローン技術こそ、神の領域であるはずの生命の誕生について、人類が現在においても、関与し得てしまった現実である。
この映画は他の批評にあるように、クラシックな作り(斬新ではないということか、でも奇をてらい不自然なよりもよい、そうしたものは不愉快に通じる)ではある。
しかしながら、作品としてストーリーに沿って見ていて特に不自然さを感じることなく感情移入できる。そして最後のオチについても共感できた。
何より、上記のテーマ等について、いろいろと考えさせてくれる含蓄のある作品であった。
トム・クルーズの主演にふさわしい作品であると思う。
近未来
こういう設定と、未来の建物や乗り物のデザインを見るのが好きなのと、トム・クルーズなので見ました。
話はまあまあでしたが、トムが乗り回す飛行機?の動きがかっこよかったです。
最後は、奥さんはもう1人のトムとくっつくんですよね?それでいいのか?と思いました。
物凄い入り込めた映画だった
ハッピーエンド!?
ストーリーは最初の1時間たるいです。
もうちょっと早く、物語が動き出しても良かったんじゃないかな〜。
動き出しても、あまりアクション・シーンが盛り上がらないし。「トロン:レガシー」でも思ったけど、監督はアクションの見せ方が下手ですね〜。...
既視感については、もうあらゆる設定のSFが出てるので、今まで観たことの無い展開は難しいと思う。
本作も先は読めなかったが、色々なネタが明かされる度に色々な映画が頭に浮かんできました。
最初から最後まで、あぁ〜なるほどね〜て、静かに観終える感じです(笑)
ラストに関しては、他にも何人か書いていますが、あれだけ49号が頑張ったのに、何もしていない52号がひょっこり妻子の前に現れても、こちらとしては、もしクローンが意識を共有したとしても心情的には喜べない!
ラストの妻の顔が迷惑そうに見えたのは、自分だけでしょうか!?(笑)
荒れ地の果てに
トム・クルーズ主演のSFアクション。
スカヴと呼ばれるエイリアンとの闘いが終わり、荒廃した地球。人類が去った後も監視任務を続けていたジャックは、墜落した宇宙船から謎の女性を救出、それを機に驚愕の真実を知る…。
思ってた以上に面白かった。「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」ほどではないが、ここ数年のトムの出演作品の中では上々。
ストーリーは練られ、ビジュアルも素晴らしい。
荒廃した地球は、終末世界をこの上なく肌で感じさせる。荒廃したと言っても、唯一緑が残っている場所もあり、ロケ地の美しさと共に、ジャックさながら地球への愛と郷愁を誘う。
対照的なのが、近未来のデザイン。
アイテムもテクノロジーも洗練されているものの、無機質。居住空間スカイタワーも居心地の良さは無く、相棒である筈の無人偵察機ドローンはスカヴより恐ろしさを感じる。
その対比が印象的。
ストーリーは、ネタバレ禁止映画である。よって、詳しい事は言えない。
が、主人公の記憶、夢で見る女性と救出した女性、スカヴと生存者たち…謎が徐々に明かされ、急展開するストーリーは飽きさせない。
少しストーリー上の秘密に触れるが…驚愕の真実は、「猿の惑星」や「月に囚われた男」など秀作SFを思い起こさせる。(←ネタバレ?)
かと言って、何処で見た感はさほど無く、それらの美味しい所を彷彿させつつ、本作は本作でオリジナルの作品に仕上げている。
表向きは“終末世界”“地球最後の男”を描いているが、核心は、主人公の自分探しとラブストーリー。
夢で見る女性と救出した女性は瓜二つ。彼女は一体…?
真実が分かるにつれて知らされる自分自身の存在。荒れ地の果てに、彼は何を見出したのか…?
真実は時として絶望を呼ぶ。
絶望の中に救いを求める。
救いの先に答えがある。
VFXやトムのアクション、ラストのジャックの決断など、娯楽映画として申し分ナシ。
だけど、ラストシーンは意見が分かれそう。
普通のSFアクション作品
前半はまったりしすぎでしたがどんどんストーリーの変化が加速していきました.面白かったです.
飛行機の中で視聴.前半はまったりしすぎでしたがどんどんストーリーの変化が加速していきました.面白かったです.
地球がいくつかのエリアに分割されていて,それぞれにペアがいるんだよね.おそらく何千ものエリアに分割されている.そのうちの隣り合う2つのエリアの話ですよね.本当にTedは地球に1つなんだろうか?Tedは核爆弾ひとつで破壊できるものなのだろうか?水という資源を搾取し続けてどこに溜まっていく(物質が変化してる?)のだろうか?などの疑問が残ったのですがストーリー展開は好きでしたよ.
クローンのいち個体だけが,過去の記憶を残していて,行動監視からそれに賭けた人間達がすごい気がする.あとラストはどうしても解せない部分もあるんだけど,これをあの嫁さん+子供が受け入れてくれるものなのだろうか?人間にも離れた地域の人と思想・考え方がシンクロするということがあるようだけど,それと同じことが起こって,別のクローンにもそういう想いが芽生えた,もしくは生き残った人間たちが洗脳した,と思えばいいのかな?と.やっぱ嫁さん+子供がそれを受け入れてくれるかどうかだなぁ...
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