オール・ユー・ニード・イズ・キルのレビュー・感想・評価
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ハリウッドクオリティのライトノベル
Netflixで鑑賞しました。
日本のライトノベルが原作ということで、本の方は未読ですがずっと気になっていました。
トムクルーズが軍隊の人間を演じるということで個人的にはなんとなくトップガンを連想していましたが、今回のトムクルーズはどこか情けない男でした。しかし物語が進むにつれやっはあ頼れる男になっていくのも、この映画の見どころのひとつです。
突如地球に飛来し侵略を始めた『ギタイ』。その謎の生物たちとの戦争の中でタイムリープ能力を獲得した主人公やその周りの、同じやりとりが繰り返されることへの混乱や言おうとしたことが主人公に先に言い当てられる困惑が丁寧に描写されていたと思います。
パワードスーツのゴツいかっこよさや『ギタイ』のこれぞクリーチャーといった動きも迫力があります。あんなのが地面から急に出てきたらそりゃ怖いです。
もうやり直せないことを悟り覚悟を決める場面や「実は主人公はこの展開も経験済み」と分かるシーンなど、タイムリープものの醍醐味もしっかり押さえてあります。見応えのある一作です。
少し難点があったとすれば、クライマックス付近が夜のためずっと画面が暗くて何が起きているのか分かりづらかったことでしょうか。パソコンを観ながら、もう少し明るくしてくれたらなーとぼんやり考えてました。
しかし80〜90年代のSFが好きな方なら概ね満足に楽しめると思います。
おもしろかったです!
トム・クルーズさんは特に好きでもなく嫌いでもなかったのですが、この作品はおもしろかった!
今回、「トップガン・マーヴェリック」を見て、改めてトム・クルーズさんが好きになったのですが、そういえば、この作品はおもしろかったなあ!と。
やっとこさ出会えたパワードスーツ映画の傑作
『スターシップ・トゥルーパーズ』で観たかった物の全てがここに。
17年の歳月を経て(公開当時)やっと時代が追い付いた感じ。
なのに、もう8年前の作品になるのですね。
そして誇るべきは、この作品の原作は日本発祥なのですね。未読ですけれど。
アマプラで駆け込み鑑賞でした。
強くなっていくごとに、殺され方の描写が雑になっていく様にちょっと笑っちゃいました。
テンポよくサクサクっと逝くのね(笑)
そして、ヘタレクルーズがリープするごとに頼もしくなっていく過程が、大変心地よかったです。
でもね、ちょっと???となったのはケイジが、出会う人全ての情報や過去を知り尽くしていること。
そこまで情報収集してなさそげな感じだったけれど。それ言っちゃ野暮ってもんか。
原題を、あてにならないことで定評のあるエキサイト翻訳先生に翻訳をお願いしてみました。
すると…
All You Need Is Kill=必要なのは殺すだけです
って、案の定危なっかしい日本語に(笑)
ついでなので別題もお願いしてみました。
Live Die Repeat=ライブダイリピート
まんまやんけ!wアホの子なりに意訳してみました。
「生死を繰り返す」で合ってるかな?
さらに難題っぽい原題もエキサイトオヤジに。
Edge of Tomorrow=エッジ・オブ・トゥモロー
だから!w もうオマエには頼まん!
で、問題のEdgeの単語を直訳でいくつか意味を拾ってみました。
Edge=角、端、縁、辺境、〔変化が起きる〕瀬戸際、〔出来事の〕出発点、有利な状況[立場]、先行することを可能にする力、強み、競争力、優位性、優勢etc…
ちょいとかっちょよさげな意味を組み合わせてみました。
Tomorrowは“明日”ですよね?それくらいアホの私でも知ってる!
なので“明日の出発点”みたいな?“明日を優勢にする”みたいな?なので、“明日のためのその①”みたいな感じかな?
(かなり適当です、合っていますか?洋画ファンのみなさんなら、きっと英語が堪能だと思うので、笑っていらっしゃいますよね…)
そうそう、こんなことで躓いてちゃダメですよね。
「細かいことが気になってしまうのが、私の悪い癖でしてねぇ」なんですよ。
戦闘シーンでの、あのスーツのかっちょ良さは、今までに観てきたSF映画史上トップクラスですよ。
サイズこそ大きく違えど『パシフィックリム』のイェーガーに匹敵するかっちょ良さです。
そう言えば敵設定も似ていますし。
いえ、等身大だからこそ、むしろこちらの方が魅力的に見えちゃったかもです。
兵装が実体弾というのが、またいいんですよ。ガララララ!シュパパパパ!と小気味よい発射音を残して、弾が飛ぶ飛ぶ!
正直言うとね『スターシップ・トゥルーパーズ』は、かなりガッカリした作品だったのですね。
元設定を活かしきれていないと思ったです。勿論パワードスーツ的に。
四半世紀も昔の映画に、ブーたれちゃいけないんですが。
そういう意味で、やっとこさ「これなんだよ!」的なパワードスーツ映画を観ることができて感激でした。
最高のちょうううハッピーエンドも含めて。
あれぇ?今回はやけにあっさり目のレビューだぞぉ。
たまにはこんな醤油味もいいか。
いつも豚骨ならぬポンコツだもんね。
トム・クルーズ主演だったのであまり期待していなかったのだけど、アク...
トム・クルーズ主演だったのであまり期待していなかったのだけど、アクション映画としては観やすくて、ストーリーもテンポよくて良かったし、けっこうおもしろかった。
日本のライトノベルが原作というのもすごい。原作も読んでみたい。
無限タイムループはSF映画新記録達成www
アメリカ合衆国軍のメディア担当のウィリアム・ケイジ少佐。
統合防衛軍本部ブリガム将軍。
なぜ軍の報道官が現場に派遣されるのか。アメリカ合衆国軍のメディア担当のウィリアム・ケイジ少佐が統合防衛軍本部ブリガム将軍の部下として命令される立場になったのか。そして身分を捏造され詐欺師が逮捕されて新兵として戦場に派遣。日本人が作者だと知って納得。法治国家のアメリカ合衆国なら査問委員会(軍法会議かな)だが軍国主義の大日本帝国なら上官殿に逆らえば命がないのが大日本帝国だからこの程度の懲罰人事は日常茶飯事(大日本帝国の辞書には懲罰人事という言葉すらない)。あと戦争依存症の軍国主義ほど厄介な連中はいない。戦況だの勝ち負けだのには興味がなく単純なドンパチこそが生き甲斐だから手が付けられない。最後に作品のテーマであるタイムループだが要は出来事の全てを丸暗記しないと駄目なんて無理っしょwww
ループから抜け出す手段が見つかるとは…
トムの過去作品を見返して数本目。
意外性のあるトムの演じる主人公の役柄に、先入観で違和感を覚えつつ、なるほどね、と。そうだよね、トムがそんなキャラで終わるはずがない。たった1日の死のループをうんざりするほど繰り返しながら、戦場から逃げていた広報マンが別人のような戦士になっていく。
トレーニングを積む&起きることを知ることで傾向と対策をきっちり組め、少しずつ前身していく。まるでゲームの世界の実写版のような感じだ。
加えて、そんな戦場の戦士同士でラブロマンスも生まれる。
中盤から、いったい、結末はどうなるのか?どう攻略するのか??そんなギモンに満ち溢れていたら、、そうきたかと。
ギタイって何者?というのは最後までわからなかったがSF作品としてもとても面白かった。映画館のスクリーンで観たい。
3D吹き替え版で鑑賞
とても楽しめました。
内容はさて置き、個人的な感想は「3Dいらんなぁ。」です。
おそらく、擬似3Dというか、2次加工した3D映像だと思われますが、映像のスピード感と、対象物の動きのバランスが悪く、迫力を感じませんでした。
これは、昨年公開の「マン・オブ・スティール」の時にも感じたバランスの悪さです。
動きの速すぎるものを、3Dで追っかけるときに、近くのものと遠くのものの動きのスピードとピントを、人為的にでも調整しないと、3D映像の迫力とリアル感を体感できないと思います。
さらには、冒頭で、この作品の世界観というか、人類が危機に瀕している状況をニュース映像を交えて解説して行きますが、この映像がハンパに3D化されていものだから余計に「嘘くさい」モノに見えてしまいます。だって、劇中でも、パソコンのモニターやTVで流されているニュース映像ですよ。どうしてそれが立体視できるのか考えたら興ざめです。
映画の文法的には、「世界はいま、こうなっている」という状況説明にニュース映像をはさみますが、必ず粗い映像で、場末のバーとかで、太った酔っ払いが愚痴りながらニュースを見ているような構図です。
その映像が3Dに見えることに、とても違和感を感じて、しょっぱな冷水をぶっかけられたくらいに冷めました。「こいつは、駄作の予感…」
ところが、そんな気持ちも吹っ飛ぶくらいにテンポのいいストーリーと、迫力の映像、スタントとVFX、CGのバランスが絶妙で、3Dの荒さ以外はさすがの映像のクオリティでした。トム・クルーズとダグ・ライマンが組んだら無敵ですね。
吹き替えの声も違和感なかったのですが、個人的には2D字幕版で見たほうが楽しめるのではないかと思います。
内容に関する感想は、他のレビューでもさんざん語られているので、まぁ、異論はありません。
ちなみに、私は原作もコミックも全く知りません。
そして、今回の映画は大満足でした。
2014.7.6
心が折れないのがエライ
エイリアンに侵略された地球、防衛軍は苦戦していた。
主人公は心ならずも前線に送り込まれた男(トム・クルーズ)、どういうわけか死んでもそのまま過去に戻るだけ。
そのうち同じような女(エミリー・ブラント)と出会う。
人間は学習して生き残る。
実はコアなSFファンの鑑賞を待っているSF映画だ
原作のライトノベルは未読
まるでゲームそのままの設定
ライフ無制限モード
死ぬとセーブポイントからゲーム再開
劇中でもこのステージは初めてだとかの台詞がある
何度も同じステージを繰り返しプレイすれば、やがてゲームの内容を覚えてクリアできるようになる
それを表現するシーンもある
ゲームの中の世界だ
ゲーム機の性能が上がってまるで実写と見紛うような精緻な映像のゲームは今や当たり前になつりつつある
とすると本作は1982年の映画トロンの系譜に連なる作品なのかも知れない
それどころか、「シミュレーション仮説」を踏まえた映画であるのかもしれない
実はこの現実世界自体がシミュレーション世界だという、そんなアホなというような学説が大真面目に学問として研究されているのだ
本作の原作は、日本のSF小説の巨匠筒井康隆が激賞し、日本SF小説の直木賞や芥川賞に当たる星雲賞の候補作にまでなった作品なのだ
この様に、本作は実はとても深いもので、コアなSFファンの鑑賞にも耐えうるものなのかもしれない
ライトノベルなんてと侮蔑のまなざしを送るようなうるさがたのオールドSFファンがだ
本作の映像がどこまで原作から由来しているのは分からない
しかしパワードスーツの歩兵達が巨大なドローンのような空挺輸送機の降下用ラックに装填され、次々と爆弾のように投下されていくシーンには、古いSFファンならのけぞって痺れざるを得ない
これはロバート・A・ハインラインの名作SF「宇宙の戦士」に登場する輸送宇宙船ロジャー・ヤングから外骨格の機動歩兵が軌道上から敵惑星へ降下するくだりを、絶対に意識して映像化したものだ!と驚く筈だ
この映像は「宇宙の戦士」を読んだ者でなければ作れないものだ
絶対にコアなSF小説のファンが関わって作られたものだと確信する
「宇宙の戦士」の原題はスターシップ・トゥルーパーズ
そのタイトルの映画はポール・バーホーベン監督によって1997年に公開されているが、機動歩兵も登場しないし、降下シーンもない
SFファンとしては物足りないものだった
まるで江戸の仇を長崎で討つような話だが、このシーンだけで、長年の鬱憤が晴れるだろう
実はコアなSFファンの鑑賞を待っているSF映画だ
リタの大剣
もっとリタが大剣でバッタバタとギタイを薙ぎ払う姿が見たかった!
でもテンポがめちゃくちゃ良くて、ストーリーテリングも巧み。ギタイも気持ち悪いしパワードスーツもちょいダサで良い!
出来ればもっと若い俳優のほうが良かったかも、トムの歳が隠せてないのが残念。
日本の小説がハリウッドへ!
日本が原作のこの映画、とても面白かったです!死んだら、またもう一度同じ一日を繰り返すという、タイムリープ物語。自分はこの作品を見る前に「ハッピー・デス・デイ」を見ていたので、こっちを連想しました。
この作品は、死んだらレベルアップするという設定で主人公がどんどん強くなっていきます。それに何が起こるか分かるので(繰り返し生きてるため)最強の兵士となり、仲間を救ったりしながら、元凶を絶つべくミッションを成功させるというもの。敵は地球外生命体で、訳の分からん物がたくさん襲ってきます。主人公は何度も死に、経験しを繰り返し、どんどん成長していく中で、何度も同じ会話を耳にするので先に話したりとするやり取りは面白かったです。激しいアクションで迫力もあり、それに加えてタイムリープという面白い設定があり、とても楽しめました。
久しぶりに再鑑賞。やはりこのテンポの良さは超一級品。 ありとあらゆ...
久しぶりに再鑑賞。やはりこのテンポの良さは超一級品。
ありとあらゆるルートを模索し繋ぎ合わせていく所はついつい応援してしまう。
ループに陥った理由やラストの顛末などとても良くまとめられている。
日本発の身内贔屓を差し引いても万人にお勧め出来る一本です。
ライトノベルがハリウッドで
この作品は何といっても日本の原作である事でしょう。
しかもライトノベルがハリウッドで製作され、主演に至ってはトムクルーズという快挙。
これだけでもの凄い事でしょう。
しかしながらそこはハリウッド実写作品、ラノベのキモである「萌え」要素はゼロです。
まぁここは日本人的にも求めていないので問題ないでしょう。
作風はハリウッドアクションど真ん中で、細かい事は考えずに楽しめます。
しかし原作の設定などはきちんと踏襲されているので、中々に引き込まれます。
カラーは違うけどループする緊張感は同じ、改めてハリウッドでないと映像化は難しい事がわかりますね。日本人なら見て損はないと思いますよ。
そう言った楽しみ方もあって、何だかんだ面白いといえるでしょう。
これは一人の男が成長していく物語
タイムループを繰り返し、人として戦士としてトム・クルーズが成長していく。
タイムループを題材にした映画にありがちなストーリーの難解さはあまりなく、見ていて疲れることはない。
カッコつけなのに中身の無い男を演じるトム・クルーズが男として、戦士として成長していく過程を描いているという若干ありがちなストーリーではあるが、エミリーグラント扮するフルメタルビッチによって二人の関係に深みを出している。
【総評】
全体を通してテンポがよく、アクション、特撮、ストーリーも良くできている。
トム・クルーズはいつも通りの役柄だけど、エミリーグラントとの共演でトム・クルーズ全面押しという感じでなかったのが個人的に良かった。
【外れない。間違いない。ザ・ハリウッド・エンタメ作品】
・「HAPPY DEATH DAY」を観て、こちらの映画をふと思い出して、思わず再び鑑賞してしまいました。
・それくらい、「同じ日を繰り返して、その度に成長していく」という流れと演出が似ています。
・結論から言うと、かなり面白い、と思いました。
・面白かったポイントは、「同じ日を繰り返す妙」「地球外生命体vs人類」という設定、「最初は戦闘できない主人公(トム・クルーズ)の成長」の様、「お金をかけた分だけ壮大」な映像、「同じ日を繰り返すことで一見最強に見えて、王道なピンチの局面を迎える物語」の流れ、などです。
・地球外生命体のCGにしても、人類の人間装甲・戦闘機にしてもリアリティがすごいです。今一度、映画館で観たい作品です。
・ポップコーンとコーラを片手に、時間を損したと思わせないエンターテイメント作品だと思います。お暇な休日に部屋を暗くして、音量上げて観ることをお勧めします。ありがとうございました。
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