「ハリウッド式萌え」オール・ユー・ニード・イズ・キル ダイソン=ナガフチさんの映画レビュー(感想・評価)
ハリウッド式萌え
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ハリウッドがライトノベルを原作に作った映画です。
SFとしては日本のライトノベルではよく使われているタイムリーフものであり、主人公も結構ステレオタイプな感じで退屈な日常を打破するかのような出来事とついでに女の子が登場してくれる高橋留美子が決定付けたそんな世界観です。
それを、天下のトム・クルーズが演じるってんでどうなることやらと思いましたが、今回は初めは軽妙で軽率なトムお得意のキャラクター設定から、徐々にラノベ主人公の風格を現す、そんな描写と勝手に捕らえ、終始「シュールやな」と観ておりました。
そしてライトノベル以上にハッピーエンドを至上命令とも言えるハリウッド映画ですから、どないしてオチ付けるんかなと思ったら非常にハリウッド映画的に綺麗なオチを用意しており、さすがハッピーエンドにぬかりないお国柄だなと。
なかなかに良く出来た、SFアクション映画です。
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