「スッキリとした味わい」オール・ユー・ニード・イズ・キル 1984さんの映画レビュー(感想・評価)
スッキリとした味わい
リセットという考え方はゲームから生まれたと思う。本作も同じリセットを扱いながらゲーム的に物語が展開する。謎の侵略者、ギタイのビジュアルも面白い。ゲーム的に展開すると言っても、繰り返し少しずつ成長するところを見せるだけでなく、何度も何度もステージを繰り返し何とか次のステージへ、という感覚を生み出させることも見事である。また、トム・クルーズも新しい各柄に挑戦した。トム・クルーズといえばミッションインポッシブルや宇宙戦争が有名であるが、彼は今まで臆病者を演じたことはないといえる。彼は見事に演じ切り、しかも少しずつ成長していくさままで描き出している
ハリウッドがまだ健在であることを示した作品である
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