「やっとこさ出会えたパワードスーツ映画の傑作」オール・ユー・ニード・イズ・キル 野球十兵衛さんの映画レビュー(感想・評価)
やっとこさ出会えたパワードスーツ映画の傑作
『スターシップ・トゥルーパーズ』で観たかった物の全てがここに。
17年の歳月を経て(公開当時)やっと時代が追い付いた感じ。
なのに、もう8年前の作品になるのですね。
そして誇るべきは、この作品の原作は日本発祥なのですね。未読ですけれど。
アマプラで駆け込み鑑賞でした。
強くなっていくごとに、殺され方の描写が雑になっていく様にちょっと笑っちゃいました。
テンポよくサクサクっと逝くのね(笑)
そして、ヘタレクルーズがリープするごとに頼もしくなっていく過程が、大変心地よかったです。
でもね、ちょっと???となったのはケイジが、出会う人全ての情報や過去を知り尽くしていること。
そこまで情報収集してなさそげな感じだったけれど。それ言っちゃ野暮ってもんか。
原題を、あてにならないことで定評のあるエキサイト翻訳先生に翻訳をお願いしてみました。
すると…
All You Need Is Kill=必要なのは殺すだけです
って、案の定危なっかしい日本語に(笑)
ついでなので別題もお願いしてみました。
Live Die Repeat=ライブダイリピート
まんまやんけ!wアホの子なりに意訳してみました。
「生死を繰り返す」で合ってるかな?
さらに難題っぽい原題もエキサイトオヤジに。
Edge of Tomorrow=エッジ・オブ・トゥモロー
だから!w もうオマエには頼まん!
で、問題のEdgeの単語を直訳でいくつか意味を拾ってみました。
Edge=角、端、縁、辺境、〔変化が起きる〕瀬戸際、〔出来事の〕出発点、有利な状況[立場]、先行することを可能にする力、強み、競争力、優位性、優勢etc…
ちょいとかっちょよさげな意味を組み合わせてみました。
Tomorrowは“明日”ですよね?それくらいアホの私でも知ってる!
なので“明日の出発点”みたいな?“明日を優勢にする”みたいな?なので、“明日のためのその①”みたいな感じかな?
(かなり適当です、合っていますか?洋画ファンのみなさんなら、きっと英語が堪能だと思うので、笑っていらっしゃいますよね…)
そうそう、こんなことで躓いてちゃダメですよね。
「細かいことが気になってしまうのが、私の悪い癖でしてねぇ」なんですよ。
戦闘シーンでの、あのスーツのかっちょ良さは、今までに観てきたSF映画史上トップクラスですよ。
サイズこそ大きく違えど『パシフィックリム』のイェーガーに匹敵するかっちょ良さです。
そう言えば敵設定も似ていますし。
いえ、等身大だからこそ、むしろこちらの方が魅力的に見えちゃったかもです。
兵装が実体弾というのが、またいいんですよ。ガララララ!シュパパパパ!と小気味よい発射音を残して、弾が飛ぶ飛ぶ!
正直言うとね『スターシップ・トゥルーパーズ』は、かなりガッカリした作品だったのですね。
元設定を活かしきれていないと思ったです。勿論パワードスーツ的に。
四半世紀も昔の映画に、ブーたれちゃいけないんですが。
そういう意味で、やっとこさ「これなんだよ!」的なパワードスーツ映画を観ることができて感激でした。
最高のちょうううハッピーエンドも含めて。
あれぇ?今回はやけにあっさり目のレビューだぞぉ。
たまにはこんな醤油味もいいか。
いつも豚骨ならぬポンコツだもんね。
こころさん、コメントありがとうございます。
だから!
そんな信頼のおけないエキサイト翻訳先生にでもお伺いをたてにいかなきゃな、私の壊滅的英語力なんですってば!(笑)
きっと…洋画マニアの方々は苦笑・失笑していらっしゃるんだろうなぁ…(^_^;