闘魂先生 Mr.ネバーギブアップのレビュー・感想・評価
全2件を表示
食わず嫌いせずに見てみて
主役の俳優さんはスター性が無く、ぱっとしないし、脇もこれといって実力派もいない。
ストーリーも、もとアマレスラーの平凡な先生が、リストラから同僚をかばうために金策に走り回り、やがて総合格闘技で一攫千金を狙う、という、とても堅実でありきたりなもの。
ところが、格闘技の表現、音楽の授業、生物の授業風景など、どれも本気で、密度の濃い、見ごたえのある映像である。
不覚にも、2回ほど泣いてしまった。
華はないですが、いい映画です。
コメントする (0件)
共感した! (0件)
何かを背負った男の底力
かつて最優秀教師に選ばれたものの、今はやる気ナシの落ちこぼれ教師スコット。経営難の学校とリストラ寸前の同僚を救う為、ひょんな事から総合格闘技に出場する…!
主演俳優はメタボでまるで魅力ナシ、ストーリーも音楽から格闘技に変えただけの「スクール・オブ・ロック」の亜流コメディかと思ったら、意外や面白い。
一番の見所は、主演ケヴィン・ジェームズの体を張ったファイトや、現役のUFC選手の出演。
クライマックスの試合は予定調和で出来すぎだけど、なかなか迫力もあって興奮も。
ストーリーもベタだけどちゃんとツボを抑えた作り。
主人公スコットは昔格闘技をかじった事もあり、まぐれ勝利など少~しずつ上達していく。
利益優先の学校の体制。
体を張る事でまた教師としても熱意を取り戻す。
何かを背負った男の底力。
アメリカン・コメディにありがちな下ネタ要素も無く、安心して見れる。
日本劇場未公開なので認知度は限りなくゼロに近く、一応アメリカン・コメディ故好みも分かれる。
でも、掘り出し物。
全2件を表示