ウォールフラワーのレビュー・感想・評価
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ところどころアメリカならではの慣習や言葉が出てきたことで理解が追い...
ところどころアメリカならではの慣習や言葉が出てきたことで理解が追いつかず、、
同性愛者やDV、イジメなど色々な社会問題が盛り込まれており、見る人によって評価も大きく変わる映画であると思います。
他の方のレビューを見ていると楽しめなかった自分に悔しさを感じます。
打ち明けられず辛かったな
ヒトを避け友達もいなかった主人公が打ち解けていく過程が良い。終盤で明らかになった事実は悲しい。主人公のトラウマをちょっとしたシーン挿入で表現している。
若手俳優が良かったね。とりわけハーマイオニーがすっかり大人の魅力的な女性になって感激。
でも主人公は同学年でなく、先輩たちと仲良くなったんだな。ちょっと不思議な感じもした。
壁からの大きな一歩
作家志望の16歳の少年チャーリーは高校進学を機にウォールフラワー(壁の花)のように目立たず静かな学生生活を送ろうとしていた。
孤独な彼の前に現れた賑やかな最上級生パトリックと彼の義妹のサムとの出会いにより、大きく変化していくチャーリーを描いた青春映画。
アメリカのスクールカースト事情を容赦なく描きつつも、カーストの上位下位関係無しに誰しも悩みやトラウマを抱えてることを登場人物の感情表現とともに繊細に描いた今作。
カースト上位の集団とすれ違う時は壁側を向いてやり過ごしたり、授業での問いに対する答えを知りつつも挙手や発言はせず、手書きのノートで回答するなどチャーリーの消極的な一面は物凄くむず痒くて序盤は観ていられないと思っていたが、
タイトル通りにダンスパーティーで立ち尽くすだけで溶け込めなかったチャーリーがパトリックやサムのダンスに感化され、不器用に近づいていくシーンを見て、我が子の成長を拝んだように感動した笑。
全体的によくある青春映画として平均的な印象の作品だったが、ボウイのHerosを爆音で流しながらトンネルを疾走する車に立つエマワトソンのシーンでその印象が激変した。
こういうワンシーン、ワンカットの美しさで全てを超越する瞬間があるのが映画の面白いところだと再確認できた。
青春の葛藤
甘いラブストーリーを期待して見た気持ちを良い意味で裏切られた。
アメリカの事情も見え隠れしながら若者たちががむしゃらに前に進む様はヒューマンドラマと読んだ方が良いだろう。
「クラッシュ」を見終わった時の感覚に近い。
名作であると断言できる。
そして、エマワトソンは可愛い。
ブリティッシュインヴェイジョン
イギリス勢がアメリカのチャートを席巻すると、ブリティッシュインヴェイジョンと呼ばれる。
何度かあるが、これは80年代の話。
映画でかかる、スミス、XTC、ニューオーダー、デキミラetcは、自分にもど真ん中の音源だった。
カモンアイリーンで躍っていたらどんなに楽しい青春だったろう──と思った。懐かしかった。
青春映画のスタイルを借りながら、じつは40代~50代向けに作られたノスタルジーの映画だと思う。
エマワトソンは90年生まれ。出演者たちが、生まれていなかった時代の音楽に夢中になっている。
世代を超越して。
──世代の超越を実現しているのはHeroesが使われているからだ。と思う。
Heroesは普遍的な曲。
耳なじみのいいリフレイン。
階段を登るように語り調からシャウト調へドラマチックに盛り上がる。
映画はそれをを効果的に使っていた。
この映画を見ると、両手を拡げて、向かい風に帆をはるのは、タイタニックのポーズでなくウォールフラワーのポーズ──という認識にシフトする。のではないだろうか。
心に傷をおった青年がまわりの人たちの思いやりに支えられて再生する、というどこにもある青春譚を、とても瑞々しくVividに描いている──と思います。
また個人的にはデイヴィッドボウイが聴きたくなって、この映画を見ることがあります。
大声出すとふっきれるよね
こういうことやってしまいがち、巻き込まれがちな17歳のエピソードにあふれてると思いました。心の中に抱えてることも含めていっぱいいっぱいだったんだなと重ね合わせて見てしまいます。大人っぽく見える周りのみんなも同じだったのかな、やっぱり違ったのかな?パトリック、サムの兄妹の表情が魅力にあふれてます。
苦しく、寂しく、せつない・・・
イジメっこやムカつく登場人物がいると本気で腹が立ってしまうので、青春学園ものはあまり観ないようにしてるのですが、エマ・ワトソンの美しさに惹かれて観ました(笑)、素敵な髪型(^-^) 僕は高校生くらいから人付き合いが苦手になってきて(なぜか性格が変わってしまって)、チャーリーのような思い出はできませんでした、仲のいい女子の友達もいませんし、お気に入りの映画がまた1つ増えましたが、改めて自分が虚しくなっちゃいました。
無限の島ではみ出して
これは自分がやり残したすべての話。
失敗を繰り返し、あとは認められるだけ。
それにしても神は超絶技巧でいらして。
エマ・ワトソンを創造してくださったことがあまりにもアーメン。
ハリポタシリーズがダニエル・ラドクリフにとっての最高傑作であっても、エマワトソンにとってのそれではない。この映画での彼女の輝きは魔法にかけられたよう。そしてその後も最高を更新し続けている。(ちなみに個人的にはスイスアーミーメンのときのダニエルがかなり良かった)
さあ、“はみだし者の島へようこそ”
無限を感じたとき、
愛を知ったとき。
夜と一つになったとき。
心に穴が空いたとき。
それが埋まったとき。
レストランの掲示物で時の流れをショートカットするテクニックは思わず「上手い!」と声に出してしまった。
魂を揺さぶった映画たち
ブレックファスト・クラブ
桐島、部活やめるってよ
シング・ストリート
キングス・オブ・サマー
ここは退屈迎えにきて
ようこそ、“ウォールフラワー”
青春の要素がギュッと
地味な男子高校生が、ある先輩男女と仲良くなり、
高校生活が一変する話。
初恋
友情
ヒエラルキー
憧れの先輩
夜ドライブ
ロック音楽
お家パーティー
ダンスパーティー
喧嘩
才能開花
メンタル的苦悩
などなど、あらゆる青春映画の要素を
ギュッとつめこんだような作品。
アメリカならではの憧れる経験や
若者だからこそやっちゃう失敗など
しみじみ思いながら観れました。
先輩役のエズラくん、エマちゃんがイケイケで
ローガンくんいいなあ〜って思いながら観てた。
【”過去は変えられないが、未来は変えられる”哀しすぎて記憶が飛ぶほどの過去を”友人、恋人、両親、恩師、医師”の助力を得ながらも、自ら乗越え未来を見つめる少年の姿。】
冒頭、チャーリー(ローガン・ラーマン)は精気と覇気のない表情で高校入学を迎える。且つての友人、知人達は彼に近づかない・・。
ーチャーリーは劇中、頻繁に
”Dear Friend・・、”とモノローグやタイプライターで近況を語る。ー
■チャーリーの性格
・本当に好きな女の子サム(エマ・ワトソン)に告白出来ずに、趣味が合わない女の子に無理に合わせて、”ガールフレンド”になっていく過程
・パーティーでも浮き気味の姿
・読書好きで、国語のアンダーソン先生を慕っている姿
(アンダーソン先生もチャーリーの文学の素養を認めている。)
・一番好きな音楽は、ザ・スミスのAsleepである・・
なのであるが、
・先輩の優しきパトリック(エズラ・ミラー)の心遣い(何故、彼が細やかな心遣いが出来るかは、観れば分かる・・)
・本当に好きな女の子サムも心に傷を負っている事が分かるシーン
などで、
チャーリーが徐々に心を開き、高校生生活に馴染み始める・・
徐々に増えて来る友人達。
だが、そのパトリックが性癖を暴かれ、窮地に陥った際にチャーリーが取った行動。(彼の記憶は飛んでいる・・)
そして、露わになるチャーリーの心を長年患わせて来た、過去の哀しき出来事。
だが、両親の抱擁、友人たちの心遣い、カウンセラーの診療で新たな道が開け・・・
ー 前半の、車でトンネル内を”デヴィッド・ボウイのヒーロー”を大音量で流しながら、サムが両手を水平に上げ、疾走していくシーン と
ラスト、チャーリーが同じ状況で同じポーズで仲間達と車で疾走するシーンのシンクロニシティは素晴らしい。-
<若手俳優さん達の姿が眩しく輝き、脚本も良く、流れる音楽も心に沁みる秀逸な青春映画であった。>
あれ…どこで盛り上るのか?
エマ・ワトソンの可愛さを満喫する映画であって、それ以上の感想はないいかな…
主人公は心の病を持っていたりする事に意味はなかったし、高校生活での、スクールカーストの酷さや、どこつかずの恋愛事情なども、アメリカ人の方には刺さるのかなぁ…
キャラ立ちの良さ
3人のキャラクターは素晴らしく立っていて魅力的に感じました。けれど、映画内で彼らの一団のはみ出しもの感が感じられず少し残念です。
チャーリーの幻覚についての触れられ方も中途半端に感じました。私的には、長尺にしてでもストーリーのハッピーなシーンと重く沈み込むシーンを上手く取り入れて欲しかったと感じました。原作が気になるところです。
しかし全体的に万人受けしそうな内容でしたし、印象的なシーン、特にキャラクターがとても良く好きな方も多いのではないかと思います。
吹替版鑑賞。狂ったアメリカの青春を余す所なく伝える快作。 麻薬・ド...
吹替版鑑賞。狂ったアメリカの青春を余す所なく伝える快作。
麻薬・ドラッグまみれのパーティー、ゲイ、暴力、スクールカースト、入り乱れた男女関係、おまけに性的虐待ときたもんだ。
日本人でよかったと思える。でも次生まれるならアメリカかな、ってちょっと思う(笑)
「過去は変えられないけど、未来は自分で選べる」
原作は「ライ麦畑」級の超ヒット作らしい。
いい家族なのが救い。
エマ・ワトソンが光る。あのポーズ、ほんとに自身で演じたらしい。素晴らしい女優魂。でも真似しちゃダメです(笑)
最後ほんのちょっと録画が切れてたので、またいつか今度は字幕ノーカットでちゃんと見たい。
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