ウォールフラワーのレビュー・感想・評価
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今を生きる
大人になれば全てが過去。しかし、その時、その瞬間では全て。ささいな事で一喜一憂し、ささいな事でも大事件。それはもう世界の終わりかと思うほどの…思春期。大きな成長と自身を形成する価値観を手探りで体当たりで見つけたいと願う少年少女のお話。ラストシーンが良い‼︎ ”今を生きてる” それを胸に刻みたい。
はみ出し者のための素敵な青春映画
見るべきところの多い、とても好い映画だった。
繰り返されるフラッシュバックと台詞の端々に散りばめられた含意。次第に明らかになる、どうにもならない非情な過去の体験…。それでも、この映画はそれらをネガティブに押し込めてしまうことをしない。
メインストリームから弾き出された高校生たちの秘密結社のようなグループは、決して後ろ向きでも惨めでもなく、隠しようのない深い傷をもともに乗り越えて、かけがえのない今を、素晴らしい未来を生きようとする生命力に満ちている。
主人公が居場所を見付けた場所で、再び未来に向けて力強く羽ばたいたいくようなラストシーンに柄にもなく胸が熱くなった。
いいね
久々に心に響く映画でした。
正直、私は予告編のイマジンドラゴンズの歌と主演のローガンラーマンだけで観ようと思ったので、内容には期待してませんでした。
冴えないチャーリーの成長には心を動かされました。自分もそうあってみたい、と思わされました。
またこの映画は、ハーマイオニーでお馴染みエマワトソンの華麗なる脱皮作だったとも言えます。
純粋な心の響きで勝負せず、アクションを介する映画が多く、いまだこういう映画があると知り嬉しくなりました。
文句なしで星5つ!
そんなに期待もしず、あらすじも読まずみましたがすっごくよかった!!!!!
どこが良かった、とか何か難しいことは言えないけど、見終わった時に素直に"良かった"と思える映画でした!
最初はただ1人ぼっちだった少年に友達ができ、初めて恋をし、、みたいなお話かと思いきや 最後の方に色々詰まっていましたね。
高校生にとって"よくある悩み"とかじゃなく、結構重いトラウマを抱えているんだけど、お話全体を通して 重い とは思わなかった。まとめ方?が上手というか。
キャストもよかったですね!
ハリーポッターシリーズでお馴染みのエマワトソン。シリーズが終わってからイメチェンしたかいもあって、ハーマイオニーのイメージもなく好演していました
90年代青春映画の傑作
50年代の少年たち4人の日々を綴った「スタンド・バイミー」や、60年代を舞台にした「アメリカン・グラフィティ」など、数々の青春映画が存在しているが、90年代の青春映画の傑作として「ウォールフラワー」が仲間入りを果たしたと言えるだろう。
根暗な僕がリア充になるとは
高校生の時に観たかったです。
ザ・青春映画!でした。
自分に合わない相手を選んじゃってすぐ後悔するだとか、そういった思春期特有の失敗だとか痛みを観ていても(個人的には)自分の歳だともうそういった事柄にあまり共感できないので
いい映画だとは、おもうけど、…感情移入できなくて面白くないな…って感じてしまう部分はすこしだけあります。
ほんのすこしだけ。
でも高校生の時の自分が観ていたとしたら多分すっごく好きになったと思うこの映画。
あらすじざっくり言うと
さえない主人公のチャーリーがパトリックとサムという義兄妹に出会って友達になり、リア充になります。
パトリックとサムと仲良くなるまでがもう少しゆっくりでも良かったんじゃないかなー、
人の感情の描き方がもう少し丁寧だったら星5つでした。
今を生きる
アメリカの高校を舞台の青春映画。主人公は目立たないよう努める普通の高校生。しかし、破天荒な友達と付き合うようになり、心が開かれていく。
映画の主題は、いつかは色あせていく一瞬一瞬の今を、精一杯楽しもう、ということだろう。みな生活を楽しんでいて、映画全体からキラキラした印象を受けた。
恋愛の切なさ、繊細さ、そして素晴らしさ、それは人を好きになることの良さであり、示唆に富んでいたように感じる。
良く言えば、映画全体の雰囲気があったのだが、悪く言えば映画全体が単調で、途中、話がどこへ向かっているのか分からないように感じた。テーマが、主人公の高校生活自体にあるから、難しかったのかもしれない。
満足
前々から気になっていた作品がDVDになったのでレンタルしてみた。
一言で言えば、「憧れの青春の形」。
日本では体験できないような、アメリカでの高校生活に憧れた。
主人公目線で、主人公にしか分からない情景をうまく表現できていた。
煌めく花たちへ。
この監督が脚本を書いた「RENT」は大好きな作品だった。
儚くて瑞々しい感性に満ちた描き方は本作でも変わってない。
監督自身が書いた原作は読んでいないが、
発売当時は社会現象を起こすベストセラーになったらしい。
タイトルの如し、壁際の花。
こう呼ばれて嬉しい人なんて、きっとどこにもいないはずだ。
高校デビューに失敗した(初めから諦めていた?)チャーリーは
ある日、思い切ってパトリックという上級生に話しかけてみる。
意外にも彼をアッサリと受け容れてくれたパトリックには
義妹のサムがいて同じく意気投合、楽しい高校生活がはじまる。
あ~良かったねぇと思うと、実は三人共ある秘密を抱えていた。
この、抱えている秘密というのが其々にヘビーな問題で(本当に)
特に言葉では最後まで明かさないチャーリーの心の傷が
実は彼が人間関係を円滑に運べない原因になっていたのである。
けれど現在を生きている彼らには、夢も希望も未来もあるわけで、
その辺りの救い方が非常に巧い。どんな悪夢も一瞬にして訪れる
「煌めき」が消してくれると信じている彼らが、本当に愛おしくなる。
自分が若い頃あんな風に感じたりしたことはなかったかと、自身に
問いかけてしまうような危うさと懐かしさが入り混じり、その後の
人生をどう生きてきたかを考えさせられる。とはいえ、この作品は
上から説教を垂れてはこない。周囲の大人に為す術などないのだ。
総てを自分で感じ取り、考え、選択し、突き進むのが彼らの人生、
さまよえる青春に意味を持たせることが、今作のテーマといえる。
主演の三人がとにかく素晴らしい。
L・ラーマン、E・ワトソン、E・ミラーの若手とは思えない、
でも各々の年齢に匹敵する確かな演技力。
他作を引き摺らない脱皮度に彼らの成長を感じ、ただ驚くばかり。
「なぜ、あんな相手を選ぶのか」との問いかけに、
「自分に見合うと思っているからよ」という応えがストレートで痛い。
(エズラは本当に松潤に似ている^^;次回はショコラティエ役かしら)
楽しく、切なく、瑞々しい作品でした。
非常に良かったです。
好きな作品でした。
過去の出来事で心に傷を持つ10代3人の青春物語を
若手有望株の3人、ローガン・ラーマン、エマ・ワトソン、エズラ・ミラーが演じる。
邦画で言うと「桐島、部活やめるってよ」という感じ。
物語の性質と若手俳優/女優ということもあり瑞々しさが溢れていました。
特にエズラ・ミラーが良かった。
彼の物語、彼の繊細さがこの話を引っ張っています。
それを違和感無く演じていたエズラ・ミラーが凄かったです。
話自体は上記の「桐島…」と比べると少々重たい感じがしますが、
直接的な表現ではなく間接的な表現で出てくるので
画面からの不快感は無く観ることが出来ました。
公開館数が大分と減ってきていますが
探して観に行く価値はあると思います。
(東京では品川、吉祥寺)
オススメです。
青春ってばよう!涙
嗚呼…そこにワシが居た!涙
開けたくないあの日の思い出、パンドラの箱の鍵の一本でした。
なんと言いますか、語るだけ野暮…
R35は今直ぐ観るべし!メソメソ泣くべし!
メイン3人が素晴らしい輝きでさ…
中でもエズラ・ミラーは改めて凄いね、存在感。
ハーマイオニーの成長ぶりに、感慨深かったり。
ともあれ、地味で目立たなくても良作。
飛翔
キャスティング、物語、音楽、どれも完璧!
涙こらえてもこらえても流れてくる、隙のない映画。
・三銃士の時の勇気はいずこへローガン
・魔法使いだったことをすっかり忘れさせてしまうエマ
・もう残酷な弓を射ないエズラ
実力派若手スター3人の演技力にすっかり引き込まれる。
感情移入しやすいのは、各キャラクターのストーリーが無駄なくしっかりと描かれているのが大きい。
誰もが共感できる青春映画でありながら、自分そしてキャストの"あの頃"からの飛翔を感じとれて、そんな幸せを抱きしめたくなる作品!
「この瞬間だけは悲しみも消えて、僕は生きている。」
- チャーリー(主人公)
「はみ出しものの島へ、ようこそ。」
- パトリック
成り上がりじゃなく、乗り越える物語。
おいおいなんなんだよ~参ったなあ~。思わず泣いてしまいましたよ~。
すっごい良いお話じゃないですかあ!ねえ!
あ~何だよもう~!最初からそう言ってくれりゃあ良かったのにぃ~ッ!!!!てなもんで、すっかり広告や触れ込みに騙されてしまったなあ、という。先入観てダメですねぇやっぱ。
いやね、自分てっきりスクールカースト最底辺から学校の人気者に成り上がる!てノリの所謂サクセスストーリー系だと思ってたもんですから、その様相と全く違ったんで「えぇえぇ?そんな生易しくないじゃん!」となってしまって。
真面目系クズが如何に努力をして学校で輝き放つか!的路線を想定しながら鑑賞してても全然そんな風向きにならないわけですよ。つかこの主人公チャーリー君ちっともクズじゃないし、やたら繊細だから「ああそれでウォールフラワーなのね」となるのだけども、そして、また自身の力で前に前に進もうとしていくのだけども、でも、学校での人気者になって誰それを見返してやる!というソレとは全然違っててですね、なんていうか、そんな小さなレベルじゃねえぞ!という。れっきとした成長物語なんですよね。うん。
チンケじゃないんですよ、兎に角。
各々のキャラクター、主人公チャーリー、初恋の人サム、親友パトリック達の抱えているトラウマや悩みがね、もうヘビーなんですよ(チャーリーに関してはドン引くぐらいにヘビー)。それを一人ひとりが自身の力で乗り越えていく!という熱い映画だった訳です。
だから泣いてしまったんですよね。
何だよ、全然スクールカーストがテーマじゃないじゃん、みたいな。でも逆に嬉しい裏切られ方というか。
いやぁ本当素敵な映画だったっス。
ああ、自分もこんな仲間達と青春できたら良かったなあ。はー…
魅力的なキャストと作劇
ストーリーの意外性とキャストの存在感がとても良かったです。特にエマ・ワトソンは画面にいるだけで存在感を放っているのでチャーリーが恋に落ちるのが納得です。
全体を通してチャーリーの回想という形のナレーションが入る為、ラストに向けて緊張感が持続します。
オススメです。
よかった!
なんか、こう、なんていうか、良かった(笑)
自分は大1だから少し身近なお話で環境は違えど、くるものはあった。ラストはバンドエンドかと思いきや、ハッピーエンドに終わったからよかったーとホッとしたw
自分も社会参加に近づきつつあるけど、あの頃の青春は忘れずに大事にしようと更に思わせてくれた。そして、今いる周りの人も大事にしていこうと思う。
余談だが、ホモ役のエズラ・ミラーがタイプだったwwww
抱きしめたくなる映画だ!
原作もよかったが、映画もとてもよかった!
Dexys Midnight Runners の Come On Eileen
で、サムとパトリックが踊るシーンは最高(泣)
音楽の話、本の話、(原作では映画の話も)出て、
若い人には参考にしてもらいたいなと思いました。
キャストは海外ドラマファンには豪華な顔ぶれだ。
チャーリーの父には「プラクティス」のディラン・マクダーモット、母は「プライベート・プラクティス」のケイト・ウォルシュ、姉は「ヴァンパイア・ダイアリー」のニーナ・ドブレフ。
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