「壁の花」ウォールフラワー ずんさんの映画レビュー(感想・評価)
壁の花
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そうか、所在無げに壁際に佇んでいる人をウォールフラワーっていうのか。
はじめて知った。
そんな彼が未来を切り開いていく話。
劇中では今の瞬間が無限だと言っているが、そこから未来が開かれるのだろう。
今の瞬間だけでは刹那的になってしまう。
高校デビューで幸運にもよき仲間を得て、自らを変えていく。
でもそのきっかけは、自分から動いたこと。
アメフトの観客席で自分から動いた。
そこがいい。
劇中しばしば語られる幻覚。
親友が自殺したことがそのきっかけかと思わせていたが、実は違う原因が。
その辺ちょっと騙された。
おばさんへの憧憬、親友の自殺、幻覚を見ること。
そのへんのこともしっかり回収して、可能性が広がる、そんな映画。
アントマンのポール・ラッドが出てた!
いい先生。
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