「酒とドラッグとセックスと銃と。」スプリング・ブレイカーズ せつこんさんの映画レビュー(感想・評価)
酒とドラッグとセックスと銃と。
天国のような春休みを過ごしにフロリダに来た大学生女子4人が羽目を外しすぎてどんどん深みにハマっていく話。
どう考えてもいじめられてそうなセレーナ・ゴメス演じるフェイスを案外ビッチ3人がちゃんと守ってるし、途中で旅を離脱する子を責めたりしない。パーティー中もそれぞれ別のところで楽しむんじゃなく、ほぼ4人で固まって楽しんでるのが良かった。途中男性の介入によって事態は変わってしまうものの、主導権はずっと彼女達の手にあるのが良い。
最初に銃を手にしてしまった2人が最後まで残るのは納得。銃を"くわえる"側だった彼女たちが銃を突き出す(主導権を握れる)快感を味わってしまったらそりゃもう戻れない。
なんとなく『ビーチバム』っぽいなと思ってたら同じ監督でした。ここまでパリピな脳がとろける映像、もうなんか仕事中ずっと流しときたい。
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