スプリング・ブレイカーズのレビュー・感想・評価
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凝ってるとは思うが…
個人的には、映画にストーリーをあまり求めないし、細部にわたってどうのこうのと言う必要はないと思っているが、それにしても…という感じ。
映像と音楽は確かに雰囲気出ていたし、それをバックに華やかな女子達の姿や振舞いも確かに映えていた。でも何を表現したかったのかは最後までよくわからなかったし、オチもピンとこない。何となく急な展開過ぎる。
ぶっ飛びとバイオレンスがうまく調和してなかったように感じた。
新感覚の作品なのだろうか。
酒とドラッグとセックスと銃と。
天国のような春休みを過ごしにフロリダに来た大学生女子4人が羽目を外しすぎてどんどん深みにハマっていく話。
どう考えてもいじめられてそうなセレーナ・ゴメス演じるフェイスを案外ビッチ3人がちゃんと守ってるし、途中で旅を離脱する子を責めたりしない。パーティー中もそれぞれ別のところで楽しむんじゃなく、ほぼ4人で固まって楽しんでるのが良かった。途中男性の介入によって事態は変わってしまうものの、主導権はずっと彼女達の手にあるのが良い。
最初に銃を手にしてしまった2人が最後まで残るのは納得。銃を"くわえる"側だった彼女たちが銃を突き出す(主導権を握れる)快感を味わってしまったらそりゃもう戻れない。
なんとなく『ビーチバム』っぽいなと思ってたら同じ監督でした。ここまでパリピな脳がとろける映像、もうなんか仕事中ずっと流しときたい。
もっとビッチでいて欲しかった
退屈な大学生活を抜け出すべく、フェイス・キャンディ・ブリット・コティの4人の女子大生は、強盗をして金を貯め、スプリング・ブレイク(大学の春休み)にフロリダではしゃぎまくろうと計画する。
計画は上手くいき現実逃避のつもりだったが、それぞれが本来の自分でいられる場所を見出していく。
そんな人生最高潮の彼女たちに降りかかった試練、そしてそこから彼女たちを救った「エイリアン」と名乗る男の登場によって、彼女たちの本来の目的が揺らぎ始める。
平凡な日常をブレイクするつもりが、人生までブレイクしちゃったパリピJDの物語。
先日鑑賞した『チワワちゃん』と雰囲気はすごく似ていて、影響受けてるんだろうなって感じ。(ex.お金の貯め方、バスで移動…etc)
分かれば面白いんだろうけど、イマイチ分かりにくくてあんまり乗れなかった。
でも、同世代の自分には共感するところもあって、若者のフラストレーションの捌け口としてあんな場所を見つけ出せる彼女たちは羨ましい限り(法に触れちゃまずいけど)。
また、アメリカの社会の光と闇も垣間見ることができた。
表面上はアメリカン・ドリーム。
でも実は酒にタバコに麻薬にF○CK。
搾取する側とされる側。
まあそれはアメリカじゃなくても一緒か…
薬物やっても、罰金払うか2日間勾留でいいのには驚いたけど。
ネオンとビキニの色彩美や音楽に関しては文句なし。
題字のデザインもお洒落でとても良い。
クルーザーの上での蛍光色の目出し帽とビキニの彼女たちは印象的。
こんなにビキニビキニしてる映画もなかなか珍しいですね。
まるで僕らはエイリアンズ
禁断の実 ほおばっては
月の裏を夢みて
キミを愛してる エイリアン
この星の僻地の僕らに
魔法をかけてみせるさ
大好さエイリアン
わかるかい
そういうことだったのか⁉︎
敗因は一つ。
この映画の敗因は一つです。
ただし、その敗因が致命傷でした。
有名女優を4人も詰め込んだため、誰か「一人」を主役に据えることができなかったことです。
従って誰に思い入れることもできず、まぁ、アメリカ人の青春の一コマってのはこんなことなのかな、と覗くぐらいの意味しかない映画でした。
ストーリー的にはメチャクチャにドラマを詰め込んでやってるんですけど、ぜんぜんドラマチックにもならず淡々と他人事チックにしか感じられないのは、結局、誰が主人公なのかを最初に宣言せずに映画を作ってしまった弊害だとしか言えないと思います。
ビューティフル・ドリーマー
個人評価:2.5
「永遠にビッチども」このフレーズだけはよかった。フロリダの終わらない春休みを求める少女。そして、それを実現させているギャング。
フロリダの降り注ぐ太陽の中、いいテーマだが、奥行の無い人間関係と、浅い脚本の為、映画としての完成度は低く残念。
映像は綺麗だが内容が無い!!
映像は綺麗(特にエロくはない)で、往年のワイスピを思い出させる部分があります。しかし、特に内容が無いので、映像がそのまま映画の熱気には繋がりませんでした。ZEEBRAか窪塚みたいなオッサンの、寝惚けたポエムみたいな映画だと思います。
パーティー三昧からのギャングスタ
物語自体は単純だが、テンポ良く刺激的な映像に観ていて飽きはしない。
ビッチな四人組だけど全裸を披露するのは一人だけで、あれだけの水着姿を集めながらもTバックがいないのはチョット違和感も!?
J・フランコ弱過ぎだし、そもそも手下を連れていないのが不自然でお前が「スカーフェイス」を語るな!って感じのお粗末さ加減。
"トニー・モンタナ"は一人で戦い朽ち果てたが、大学生の女子二人が一つのギャングを潰してしまうなんて、H・コリンには呆れてしまう。
水着美女が可愛い❤️ それだけの映画。 田舎の学生が春休みにフロリ...
水着美女が可愛い❤️
それだけの映画。
田舎の学生が春休みにフロリダではっちゃける!
酒とドラックとセックス。
それだけなら良いのに
暴力、強盗、殺人。
まったく理解不能
ファンドに触れる方法(プール内)
どのようなパージ! 「アナーザー・デイ・イン・パラダイス」(Larry Clark)、「地獄の逃避行」(Terence Mallick)、「ハネムーン・キラーズ」(Leonard Kastle)を発見または再発見する必要があります。これらの映画は、悲惨な暴力で致命的に失敗し、人工的な愛によって盲目にされた理想やモデルに直面して、若者の漂着をテーマにしていました。これらの映画を見直して、「スプリングブレーカー」が彼の登場人物と同じように中空で愚かなことを実感しています。それが空であれば、もし対話が貧弱であれば、完全に無益であれば、それは「それが欲しい」ためだと言わないでください。 1つが治療される対象(特定のアメリカの若者の絶対愚かさ)に近すぎると、症状を捉える可能性が高くなります。監督が彼のキャラクターが好きではなく、ユーモアがなければ、彼は糞を出すことに驚いてはいけません。
スプリング・ブレイクは永遠
スプリング・ブレイクは
抑鬱される町からの開放であり、
自分探しのきっかけであり、
そして、永遠である。
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退屈な大学生活から抜け出すために、春休みを利用してフロリダ旅行を計画する4人の少女が、犯罪に手を染め次第に銃と薬とセックスの世界に足を踏み入れていく話。
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ヴィヴィッドな海や砂浜、原色水着と褐色肌など、春休みのフロリダの陽気な空気がプンプン匂ってくる色彩コントラストの強い映像。
突然の場面転換の後にフラッシュバック的に経緯を挟み込み、朦朧とした記憶を手繰り寄せていく構成など、まるで自分が酩酊した当事者であるかのような錯覚を覚えさえる構成。
そして、決意や不安などの内面感情を幾度もリフレインさせる詩的言語の数々。
スプリング・ブレイクは目と耳と記憶に焼き付けられるのである。
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