「アーモンドグリコ」トールマン たぁ〜ちぃんさんの映画レビュー(感想・評価)
アーモンドグリコ
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監督の前作「マーターズ」は、前半と後半で全く違う展開となる、一粒で二度おいしい映画でした。
本作も同様に、前半に被害者と思われた主人公が、後半に実は加害者だったという展開に少し驚いたのだが...
問題は、監督の言う前半が表層部で後半が深層部と言う、二層構造にしたかったんだろうけど、トールマンの正体と目的に共感が得られないこと!
本当に、毎年子供が1000人行方不明になっていることを問題提議する気なら、前半にもっと子供たちの劣悪な家庭環境を描写すべきだし、そうしないから、主人公やトールマンのセリフも全く心に響かない!
監督には、こんな社会派ミステリーもどきの作品撮らないで、「マーターズ」のような突き抜けた変態映画を撮ってほしいですね(笑)
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