エンド・オブ・ウォッチのレビュー・感想・評価
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主役2人の演技が上手い
冒頭の車載カメラの映像からずっとこんな調子かと悪い予感がしたがまあそんなことはなく、終始スリリングな展開で楽しめた。
実際毎日ではないにせよあんな感じなら生きた心地はしないだろう。
ただ流石に仲間がボコボコにやられたのに、仲が悪い(興味がない)からと淡々としてるのには引いた。ストレンジャー・シングスの署長さんかわいそうだったなあ。
警官という職業についている”人間”の日常を描いた傑作。
『シティ・オブ・ゴッド』のような救いのない地域。
予告編についている『特別映像』を見ても、お手上げ感しか出てこない。
そんな環境の中でも、仕事をちゃんとこなす、時には自分の命の危険を冒してまで頑張って下さっている警官。そういう方がいるから、私なんかは自分なりの生活営めるのね、と改めて感謝したくなる映画です。
と同時に警官だって人間なんだよなあと改めて実感する映画です。
こんなのが日常なら、警官も含めて犯罪に手を出したくなる気持ちもわかる。でも一線を超えないでいられるのも、人と人との繋がりがあるからなのね。人間というものを信じたくなり、人間が愛おしく、切なくなる映画です。
この映画がロスの警官に受けるのわかります。
「これがロス市警のリアル」という看板には偽りなしです。
って、本当のロス市警を私は知らないけど、映画の中に入り込んで一緒にバカ聞いて笑って、走り回っている気分になります。
「密着」ものともちょっと違うかな。だって勤務中のあんな与太話、密着ものでは出てこない。この与太話が、基本どうしようもない話だったりするんだけど、結婚観とか意外に人生語ってたりする。そして家族や同僚のエピソードを交えることで、”警官”という”人間”を描き出しているように思う。
確かに、各人物の性格等の掘り下げ方は足りない。警察に同行した時に出会った警官の平均像を描いた感じ。だから物足りない半面、どこにでもいそうな警官という感じで、感情移入もしやすくなっています。
その辺の物足りなさもある半面、主人公を演じたギレンホール氏やぺ―ニャ氏のキャラクターで補っています。ギレンホール氏の目がギョロッとした強面に最初違和感あったけど、役的には恋人にメロメロ、意外にへたレな部分も垣間見られて、人間臭くて、私の中で愛すべきキャラになっていく。ぺ―ニャ氏のあのかわいらしい笑顔。役的には奥さん一筋。だのに二人ともやるときゃやる。そんなところが胸キュンで、どんどん主人公に入れ込んでしまいます。
POVの手法も取り入れた作品。POVに統一しているわけではない。
たぶん、POVの作品を作りたかったんではなくて、生身の”警官”やっている”人間”をモキュメンタリーチックに描き出したかったんだろうと思います。画面の揺れや、夜・事件現場の画面の揺れとか視界の悪さで、映像が見づらいところも多々あるけど、だんだんと気にならなくなっていく。
何より、上にも書いたように愛すべき主人公に感情移入しちゃっているので、一緒に「良く見えないけど、何が起こっているんだ?何が飛び出てくるんだ?」てな感じでハラハラドキドキ。経験の共有。勿論、5ヶ月間も実際の警察に同行して練り上げた、お二人の演技もリアル感に寄与していること間違いなしです。
「パトロール中に思いがけずメキシコ麻薬カルテルの秘密に触れてしまった2人は、組織から命を狙われるようになり……。」という解説から、狙われながらも組織を壊滅させるべく奮闘する姿を描く映画と思って鑑賞。え?!それって本当に最後の最後の部分だけ。しかもああいう展開?
でもそのラストにいたるまでの主人公二人の関係が、それまでの時間で丁寧に描かれていて、たっぷり感情移入しているので、ラストの衝撃に繋がる。ああ切ない(>_<)。最後の映像も賛否両論あるみたいですが、私的には余韻に浸る時間として不可欠でした。
本当に一寸先は闇。何が起こるか、出てくるかわからない。最後の事件だって、二人は踏み込んじゃいけないものだと知りながら手を出したンじゃない。片づけなきゃいけない案件の中で、一般人から喜ばれそうな(安全で楽な)仕事と思って着手したら…ああ\(◎o◎)/!
人生なんてそんなもんだけど、でも代償があまりにも大きすぎて(T.T)。
映画はドラマティックな展開の物語というより、雑多な仕事をこなす中で、自分の生き方考えたり、家族と過ごす場面があったり。本当に”警官”という仕事をしている人間の日常を描いています。日々の日誌、日記を可視化したような感じ。でもこの映画では退屈しない。起こることが半端ないから?
(警官に主眼を置いているからか、犯罪者も作り込まれてなくて典型例みたいに簡単に描かれている。あえてそうしているように思える。)
ロスという街について知りたかった。けれど、ロス市警のリアルを描いていると知って、グロ場面満載かなと躊躇。意を決して恐る恐る鑑賞。
グロい場面あった。けれど、予期せず(試写会で)グロ場面を見せつけられた『渇き。』や『ケープタウン』よりはまだましかな?グロ場面を観た主人公警官二人の反応が自分と似ていてそこがちょっと安堵。さっと画面が変わるしね(目をそらす感じ)。グロを目的に観ると物足りないと思います。
そんなところも、警官の日常に起こっていることを描いた作品かなと思います。
観る価値あると思います。
これがLAPDの日常なのか
クライマックス直前迄は、5を付けたくなりました。
ロサンゼルス市警に勤める制服警官二人の日常業務を描く物語。
主役の警官が自撮りをしている設定で、制服警官の日常を少し(?)盛り上げて描きます。ドキュメンタリータッチでリアリティを感じられ、でも少し盛り上げているから映画としての面白さもあり、絶妙なバランスを感じられる秀作でした。
警官のやり過ぎが良く報道されますが、過酷な環境で仕事をしている人たちであることも理解したいと感じました。勿論、やり過ぎはしっかりと批判するべきだと思いますが。
私好みでとても良く出来ている作品ですが、クライマックスは盛り上げ過ぎで戸惑いを覚えます。中盤までの流れと少し異なるように感じられたのが残念。
それでも私的評価4を付けたくなる作品でした。
普通
珍しいタイプの映画だった
映画脚本とはこういうもので・・という枠を破った感じのストーリーだった。普通そういうストーリーは退屈で見てられないのだが、これはちゃんと映画として成り立っていて悪くなかったと感じた。冗談みたいな感じで人を殺しまくる映画が嫌いだし。この映画が成功した ポイントに白人の方のキャラクターの設定を挙げたい。このキャラクターとこのカメラワーク、このストーリーがとても良く合っていた。クソ野郎なのがいいやつなのかよく分からない所がうまくフックになって惹きつけられた。・・・手持ちカメラとものすごい寄りの連続で見ていて疲れたので途中で休憩をしたけどね。音楽のチョイスも良かったのでサントラが欲しいなあと思った 。
・・それにしても黒人とヒスパニックが仲が悪いとか・・・アメリカって色々なんぎな国だな 。
リアルなポリスムービー
地獄の仮想体験
あの日常があるからこそ活きるラストだと思います。
まさか泣くとは思いませんでした
リアルだけど、イマイチ。
「エンド・オブ・ウォッチ」字幕版 PSvitaで鑑賞。
*概要*
ロサンゼルス警察24時。
*主演*
ジェイク・ギレンホール
マイケル・ペーニャ
*感想*
この作品は、複数の登場人物が持つカメラ映像を中心に描かれてて、時々映像がグラグラして、酔う人もいるかもしれません。ちなみに僕は酔いませんでした。
本編ですが、分かりやすくいうと、ロサンゼルス警察の日常を映画化したようなもので、細かい部分がリアルに描かれてたし、緊張感があった。最後は予想外だったけど、全体のストーリーが個人的にイマイチでした。(^^;
キャストについてですが、何気に豪華!
なんといっても丸刈りのジェイク・ギレンホールと相棒のマイケル・ペーニャのコンビは良いですね。下ネタ話やどーでもいい話を挟みながらも、事件が起こるとすぐに急行して、犯人を追跡したり、突入してカッコ良かった!カメラがグラグラしてますが、結構リアル。(^^)
この映画は最初、ジェイク・ギレンホールだと全く気付きませんでしたw あと、「アントマン」の親友として登場した、マイケル・ペーニャも参加しているとは思わなかったなw あと、「ザ・コンサルタント」のアナ・ケンドリックも出てて、可愛かった!(^^)
総じて、まぁまぁです。終盤辺りはかなり緊張感はあったけど、全体的にイマイチでした。。
ロス市警の巡査の日常を描いた作品。カメラワークがドキュメンタリー番...
ハンディの映像いる?
ロス市警版あぶ刑事か、と思った。ラストを抜いては。
ストリートノリは、やればやるほど安っぽくなるので、あまり好みではない。ドラッグ、銃、、移民問題、猟奇殺人、犯罪詰め込んでエッジを効かせたかったんでしょうが(衝撃作的な)、こうも並べられると頑張ってリサーチした印象ばかり目立って仕方ない。
ハンディの映像いる?後半ほとんど使ってないでしょ。
キャスティングは良いのでそのへんは楽しめます。
ポリスの日常と勤務風景
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