レッド・ライトのレビュー・感想・評価
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観終わってもタイトルの意味がわからない。
トムの正体が物語の鍵だろうということは冒頭から暗示されていたが、こういうオチになるとは思わなかった。ペテン師の設定には相当な無理があると思う。有名人が視力が無いふりをして30年間生きることはいくらなんでも考えにくい。話の持っていき方に相当な無理は感じるがまずまず楽しめた。このタイトルの意味するところは不明。主人公の恋人役はオールド・ボーイの娘役としても出ていた女性だが可愛らしいと思った。
手品映画
昔はカルトの信奉者と心霊現象を目の敵にする大槻義彦教授とかの討論番組が高視聴率をとった時代もありましたが、今では超常現象とか超能力者なんて眉唾とは誰しも思うところ。
そこで謎の超能力者に大御所のロバート・デニーロを使って箔をつけています、トリックを暴く側の科学者もシガニー・ウィバー、何しろ女王エイリアンを倒した彼女なら楽勝と思ったら、謎の急死、パートナーの学者が若手で頼りないと思わせてこの顛末、ごめんなさいと独白でTHE END。
大体のサスペンスは事件の解明が約束されているしトリックの巧妙さが醍醐味でもあり作者の知恵の見せ所なのだが謎解きのいい加減なサスペンスが成立するものなのか・・・。
手品を見せてタネを明かさない、何故ならそれが手品の醍醐味だから、ところがこれを映画に置き換えて真相は如何に・・、あとは個々人で推察なさいと幕引きされたら面食らうだけ。
この手品のような映画にタネがあるとしたら俳優で誤魔かすところぐらいでしょう。
脚本・監督・製作のロドリゴ・コルテスさんの術中に嵌められてしまいました。
それなりに面白かったけど、粗さが目立って 惜しい作品だった
超能力者を騙るペテン師と、それを暴こうとする者
たちの話
超能力と思われているものはすべてペテンか
本人の思い込みと語るシガニー・ウィーバー演じる
マーガレット博士が主役と思っていたら
早々とお亡くなりに・・・
彼女と行動を共にしていた助手のトムが
何故私と?と聞かれて明確な答えを出さず
新しく雇った助手の女の子に何故か自分は
超能力者と言ったあたりから(冗談なのだろうと
思ったが)ずっと引っ掛かりはあったけれど
観客の側の思い込みを誘ってミスリードしての
ラストはびっくりの展開
でもスッキリしないのはツッコミどころが多い
脚本のせいかな
話の作りが雑だと思った
デ・ニーロ演じるペテン超能力者シルバーは
存在感と、どことなく胡散臭そうな感じがして
良かった
他の俳優も、演技はまずまず良かったと思う
細かなエピソードの掘り下げを省いていたのは
観客をペテンにかけるため(ミスリードする為)
あえて話を端折ったのかな、と思えなくもない
スプーン曲げとか、ユリ・ゲラーを思い出した
超能力者じゃないけどMr.マリックも何故か
それなりに面白かったけど、粗さが目立って
惜しい作品だった
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自宅にて鑑賞。スペイン・米の合作で原題"Red Lights"。唐突な展開もあるが、まずまずの出来。“トム・バックリー”のC.マーフィー、“マーガレット・マシスン”のS.ウィヴァー、そして燻し銀“サイモン・シルバー”のR.デ・ニーロとキャスト陣は申し分無しで、各々が流石の演技で魅せる──三人が三人三様の立場で、誰に何を隠し、誰を騙していたのかと振り返ると、違った見方が出来る。エンドロールの終わりはタイトルを想起させる象徴的な画がインサートされている。全体にやや物足りない気もするが、愉しめた。75/100点。
・(共同)製作・脚本・編集・監督のR.コルテスによれば、本作の取材・構想中に同じ素材でもう一本出来たソウで、ソレがR.コルテス自身(共同)製作・脚本したPOV作、C.トレンス監督の『[アパートメント:143('11)]』。
・鑑賞日:2014年5月7日(水)
全てを否定しないことだ
うーん。
感じたことはどきどきした
内容とかではなく、
暗さや血の出し方だったり、マーガレットが死んだあとあたりからトムが恐怖を感じているところはこちらにもそのどきどきが伝わってくる映像になっていた。
ガラスなどで切ることによって血を出すってシーンは個人的にうわ!いたっ!って見てて思ってしまう笑
あと、ラストのシーンも、
正体を暴くところはシルバーの感情と照明などが崩れ落ちてしまうところ、そしてトムが傷だらけであるところで非常に雰囲気が良いなと思った。
それに反して、内容では最後のオチはこれかと観る人をがっかりはさせるものかもしれない。ですよね〜〜くらいで。
最終的にこの映画全てを通して言いたかったことを最後述べてるのかな。まぁ観て良かったです
What do you want to see? 雰囲気は良いけどけっこう序盤からオチが見えてしまう所が残念。
キリアン・マーフィーを主軸としてロバート・デ・ニーロ、シガニー・ウィーバー、エリザベス・オルセンと出演陣は豪華でした。でも、なんだかなーという印象になってしまうのはなんとなくオチが読めてしまうせい?どうしても見終わった後は「あ、やっぱり・・・」という感想になってしまいます。
酷評するほどではないのですが、かといって人に勧めるまでもないようなそんな感じです。デ・ニーロやシガニー・ウィーバーが久々に出オチじゃない事を期待していたのですが・・・うーん、もうこのレベルの人達はあまり働きたくないんかな?っと思ってしまいました。
アイディアと結末の耐えられない乖離
序盤、マシスン博士(S・ウィーヴァー)とバックリー博士(C・マーフィー)の物理学者コンビが次から次へインチキ霊能者やインチキ超能力者のペテンを見破って行く展開は痛快でワクワクしたのだが、30年間の沈黙の春を破って再び表舞台に登場した伝説の超能力者R・デ・ニーロ演じるサイモン・シルバーが登場する辺りから雲行きが怪しくなってくる。
というのも、最初からシルバーがかなり胡散臭い。本当は目が見えるということもすぐに分かってしまう。
解せないのは、シルバーは何故30年ぶりに復活し自分の力を認めさせようとしたのか?
オチを彼処に持って行きたかったのは理解出来ても、其処に持って行くまでの手際が悪い。伏線が伏線になっていないような、必要なシーンが存在せず、不必要なシーンが存在するというような。
最初のアイディアもオチも悪くはなかったのに、S・ウィーヴァー、K・マーフィー、R・デ・ニーロという役者を揃えていながら、其処にもっていくまでのストーリー展開がなってなかったのが勿体無い。
結末についてどういう事なのか教えて下さい(鑑賞済み)
途中まで楽しかったのですが、殺し屋とのアクションあたりから話がおかしくなって行きましたね。そしてジョディフォスターが死ぬのも早いです。
個人的にはシルバーさんとの知的な対決とか暴露シーンでもあるのかと期待していましたが。
結局
シルバー= インチキ
マシスン?博士= サイキック
と言う事でしょうか。
もしくは、主人公もペテンでしたと言う事でしょうか。
「自分だったんだ」という台詞がどのような意味なのか判断出来ません。
だとすると、鳩が死んだり、ジョディが死んだり、火花がちったり、というのはわざわざ自分で仕掛けたと言う事なのでしょうか。
マシスンさんがそういった”仕掛け”を始めたのはシルバーが現れてからと言う事でしょうか。
いろいろと疑問の残る映画でした。
スティーブンキングの「シークレットウィンドウ」的な終わりなのかさえ、私には理解出来ません。
でも見直すほどでも無いので、分かる方お知らせください。
ペテン師は誰だ?俺だ俺だ俺だ〜!
後半まで自称霊能者、超能力者たちのインチキを次々と暴いていくが、最後に超能力者は実在するというオチを持ってくる。
この手法は、世にはびこり人々を騙して金もうけするペテン師どもを擁護する結果になるので、腹立ったのだが、監督の前作「リミット」と本作のインタビューを見ると、監督は別に超能力者を擁護するつもりは無い事がわかりました。
この人は、ただオチで観客を驚かせたいだけで、今回は超能力を題材に選んだだけなんです。
さんざんデ・ニーロ演じるシルバーが、本物かペテン師か?と引っ張っておいて、実はボクでした〜ていうオチは、確かに主人公のセリフで何度か伏線が張ってあるとは言え、ビックリよりもガッカリですね。
この落としかたは、監督がペテン師と言わざるを得ない作品です。
この人、オチに縛られてシャマランみたいなりそう(笑)
そう言うことか。
サイモン・シルバーが、超能力者なのか超能力者じゃないと見ていたけど、本当はトム・バックリー博士が超能力者でした。大どんでん返しでした。
ストーリーの展開がどんどん面白くなっていくる作品でした。
勿体無い
面白くなかったわけじゃなかったけど、心にはのこらなかった。こう言うテーマは、なんだかワクワクするし、日本ではトリックやガリレオ、向こうならXファイルとみてて、楽しめるんですが、これはそう言った、超能力はあるのかないのかと言う事を扱ってるのに、今ひとつ響かないのは、中途半端に人生観や人間とは、みたいな事を盛り込んだ為、全体がぼやけてしまっているのではないかと…。シガニーとデニーロの直接対決もないまま終わったのも、まったく消化不良です。
何故こんなに面白味に欠けてしまうの?
超能力は本当に存在するのか? そしてその超能力とはどんな力を指すのか?
それを長年に渡り調査研究を続けて来た2人の科学者と超有名超能力者の対決と言う面白そうな題材なのだが、何故これ程つまらない映画が出来てしまったのだろうか?
主人公のトム・バックリー博士を演じているキリアン・マーフィーのキャラが余りにも地味過ぎるからなのだろうか?
キリアン・マーフィーって今迄で彼が出演していたと言う作品を調べても、特に印象に残る映画が私の記憶には無いのだった。唯一記憶に残った作品は、私の大好きなケン・ローチ監督の「麦の穂をゆらす風」
記憶に残っていない俳優の作品の場合は、新鮮味が有り、返って白紙の状態で映画を楽しめるので、映画が面白く感じられるのが普通である。しかし何故この映画は駄目なのか?
特にラストシーンは、薄々もしかしたら?と予想を付けていた通りの展開に!
しかし、確信に至っていなかったので、もう一つ捻りを加えると面白く出来たのではないだろうか?
ハッキリした伏線で、単純なストーリー展開が駄目だったのか?
ラストシーンで、デニーロが、バックリー博士に詰め寄るセリフが嫌に頭の中で繰り返され、その事ばかりが気になる作品だった。
シガニー・ウィーバーも昨年だったかな「ミッシングID」ってお粗末な映画に出るし、その次がこれでは、残念ですね。折角のベテラン俳優を使っているのに、役者の見せ場も無いなんて信じられない!
このマーガレットがデニーロ扮するサイモン・シルバーと30年前に対決していたプロセスをもっと丁寧に再現していったなら、きっとデニーロとシガニーの迫真の芝居の対決が有ってもっと盛り上がったのではないかな?
このレッドライトって映画のつまらなさに、レッドライトが点滅していると言う意味なのかな?
普通は、ホラー映画って人気が有るし、サスペンス映画は更に人気のジャンルだからそれらの要素を組み合わせて、出来が悪いのはハッキリ原因が解らない!
俳優陣達は、芝居がみんな巧い人ばかりだし謎だ?
超能力を持ってしても、この作品を面白く創り上げる事は叶わなかったと言う事か?
あなたは超能力の存在をしんじられますか?私は「つなぐ」など現実的には起こり得ない事は分かっていても信じるタイプの人間なのに、あぁ~残念!
最後の超能力をテーマにした映画を記しておきますね。「スキャナー」クローネンバーグ監督の注目作。そしてデパルマ監督の「キャリー」・これから公開されるかな?「クロニクル」が有る。「スーパーマン」「スターウォーズ」も超能力だけど、これは別物だよね
なんちゃってデ・ニーロ。
視点を変えてみましょう。っていうキャッチコピーでしたね。
じゃあ私から、結末を変えてみましょう。なんて言ってみるか。
まぁ~そこまでの色々がひっくり返る(でも鮮やかじゃないのよ)
という「真っ赤な嘘」がテーマとしても、ちょっと小気味わるい。
ネタバレしなくても、結局ラストに腹が立つんじゃないの?(爆)
役者は皆、いいですよ~。
デ・ニーロ、マーフィー、ウィーヴァー、そして(あの?)オルセン。
それぞれの立場をきっちり、気味悪く演じており^^;迫力満点。
眠くなってくるとドカーン!なんてデカい音出したりね、この監督、
けっこうツボが分かっている感じで。
だけどまぁ…トリックの正体っていうのが、結局アレなもんだから、
そこで、すごい!って思えるか、溜飲が下がるか、どちらかです^^;
もう一回観れば、細かいところまで説明がつくんだろうけど、
いや~一回でいいよ、と思わせちゃうところも果たしてどうなのか。
何なら日本でも公開前に、「全国超能力者向け試写会」なんてのを
いろんなゲストでも招いて(ホラあの有名人とか今話題の人とか^^;)
やれば良かったのにね。専門家の意見も聞いてみたいところですし。
皆で騙されてたら、それも一興!?なんてね(スイマセーン)
冒頭からの胡散臭いトリックの謎解き講義とか、面白かったですね。
物理学者が語ると、ホントにそうなんだ…って何か納得できちゃうし。
でもこういう超能力って、ある意味心理状態にも因るものでしょう。
催眠術もかかる人とかからない人がいるように、信じるも信じないも
その人次第、という気がしますが。
ただ…オカルト的な超常現象が起きると怖いですね。窓が割れたり!
若かりしデ・ニーロ役をどっかのソックリさん?が演じてるんだけど、
胡散臭い、な~んちゃって度が素晴らしい!サイコー!
悪いけど、今作でいちばん面白かったのは、ここ。(爆)
結局、どこもかしこも騙しに彩られていた、ということになるのかしら。
ネタも役者も悪くないのに、どうも勿体ない盛り下げ方…というのが
スッキリしないラストに集約されてる気がしますね。
(ほとんどの観客がエンド中に出て行っちゃったけど、まだ続きあったよ)
20世紀少年?
私的憶測ですが、20世紀少年のパクリか、インスパイヤーされた作品だと思います。ロバート演じるシルバーが「ともだち」。スプーン曲げが使われたりも20世紀少年みたい。話も浅いし、ちょっとガッカリ。
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