「狂気の映画」地獄でなぜ悪い プライアさんの映画レビュー(感想・評価)
狂気の映画
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ヤクザの嫁が敵を返り討ちにして過剰防衛で服役する。
その娘は子役でCMに出ていたが、放送中止となった。
10年後、それを気に病んでいた嫁は出所を迎える。
それに間に合うように娘主演の映画を作ることになる。
しかしグレていた娘は、そんな父のもとから逃亡。
結局捕まり、組全体で映画を作ることになる。
そこで巻き込まれる形で参加したのが映画バカ4人。
相手をヤクザと知りながら、最高の映画と撮れると喜ぶ。
良い映画を取るためなら死んでも良いと思っていた長谷川は、
抗争相手の組へ行って撮影の許可を得た上で、殴りこみ開始。
もちろん長谷川の仲間の俳優やスタッフも入って殺し合いを撮影する。
銃禁止で日本刀でという約束は最初は守られていたが、一人が銃を撃った。
それを機会に全員が銃を撃ち合う形に。
それを予期していたか、長谷川の仲間のスタッフも機関銃乱射。
敵味方なく皆殺しを始める。もう無茶苦茶w
そこに刑事が踏み込んで、容赦なく皆殺しを始める。無茶苦茶w
長谷川は何故か生き残ってフィルムや音声を回収して脱出。
そして最高の映画を完成させたのだった。
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いやー、ホンマに無茶苦茶やけど何か楽しい。
最高の映画を作るためなら何でもやるという長谷川が最高。
ある種の狂気で、腹も座った人物を怪演していた。
全員死んだはずやのに最後みんな生きていてよく分からんかったけど、
結局一連の話がすべて映画の撮影だったってことなんやろな。
二階堂ふみって可愛いなあ。最後まで宮崎あおいと思ってたわw
堤真一や国村準も、相変わらず天才的な演技だった。