「ラスト30分が勝負」地獄でなぜ悪い ♪riko♪さんの映画レビュー(感想・評価)
ラスト30分が勝負
対立するヤクザの抗争を丸ごと映画にしちゃおうとする映画バカな青年平田。
平田役の長谷川博己のウンチク野郎なところツボです。
妄想か現実かわからないラストも映画の中の映画とみるかどうかにより感じ方が変わる。
園子温監督らしい映画ではあるが前半つまらない。
点と点が線になる後半はスピードがあり喜劇として楽しめた。
ミツコ役の二階堂ふみと池上組の堤真一、偽監督兼1日恋人の星野源、何と言っても長谷川博己は良かった。
友近が血まみれで包丁を持って男を追い回したり、部屋一面血の海の床を少女が真っ白なワンピースで滑り込むシーンから始まるなど赤が際立つ作品。
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